傷跡
原題:BLIZNA
1997年12月5日フィンランド初公開
1976年/ポーランド/カラー/104分/ 配給:ビターズエンド
2003年3月8日(土)より、Bunkamuraル・シネマにてロードショー
公開初日 2003/03/08
配給会社名 0071
解説
ヨーロッパが生んだ世界的名匠、
クシシュトフ・キェシロフスキ監督。
彼が遺した至極の愛しき9作品が今、鮮やかに蘇る——
世界中のファンにその死を惜しまれながら、54歳という若さで生涯を閉じたキェシロフスキ監督。愛と運命に導かれる人々の心の内奥を見つめ続け、類まれな傑作、名作を次々と発表。その深遠な映像世界は、スタンリー・キューブリック、ナンニ・モレッティ、エドワード・ヤンといった名だたる映画監督の尊敬と称賛を集め、最近でもトム・ティクヴァ監督(『ラン・ローラ・ラン』)がキェシロフスキの遺稿「ヘヴン」を映画化するなど、今なお世界中に影響を与え続けています。
キェシロフスキの没後7年となる今年(命日3月13日)、彼の作品をあらためて21世紀の観客に届けるべく、代表作『トリコロール』三部作をはじめ、劇場初公開作(『終わりなし』『傷跡』)を含むポーランド時代の秀作6本を合わせた選りすぐりの9本を一挙連続上映。またキェシロフスキの熱烈なファンである若きクリエーター行定勲監督(『GO』、浜崎あゆみPV『月に沈む』)が劇場予告篇を特別ディレクションし、キェシロフスキに捧げます。全作品35ミリ・ニュープリント、新訳字幕での上映で、さらなる輝きを増したキェシロフスキの世界を心ゆくまで、ご堪能下さい。
ストーリー
長編劇映画デビュー作。工場の監督官に任命された誠実な男が、建設反対の住民との間で苦悩する姿を描く。“運命に翻弄される人間”を見つめたキェシロフスキのテーマが既に確立されている。
スタッフ
監督:クシシュトフ・キエシロフスキー
原作:ロミュアルド・カラス
脚本:ロミュアルド・カラス、クシシュトフ・キエシロフスキー
撮影:スラヴォミール・イジャック
音楽:スタニスワフ・ラドワン
キャスト
フランシツェク・ピエツカ
マリウス・ドゥモチョウスキ
イエルジー・スチュエル
アニエスカ・ホランド
LINK
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