原題:Being Teenage Hooker Became Killing Machine in DaeHakRoh

韓国騒然!奇想天外SFエロチックホラーカルトムービー

2001年シンガポール国際映画祭アジア・パノラマ部門 2001年バンクーバー国際映画祭正式出品 2002年ロッテルダム国際映画祭正式出品 2002年フィラデルフィア映画祭ニュー・コリアン・シネマ部門正式出品

2000年/韓国/35mm/カラー/60分/ビスタサイズ 配給:グアパ・グアポ/武藤起一事務所

2009年4月11日(土)〜28日(火)、新宿K's cinemaにてレイトロードショー公開 2003年11月28日よりDVD発売開始 2003年11月14日よりビデオレンタル開始 2003年5月31日より新宿武蔵野冠2・3・4にてロードショー公開

公開初日 2009/04/11

公開終了日 2009/04/28

配給会社名 0231/0347

解説




韓国騒然!奇想天外SFエロチックホラーカルトムービー

今、絶好調の韓国映画界から、これまで見たことなかった、とんでもない映画がやってきた!その名も『テハンノで売春していてバラバラ殺人にあった女子高生、まだテハンノにいる』。おそらく韓国映画史上最長のタイトルである。そして韓国初のインディーズ・カルトムービーなのだ。
物語はタイトルの通りで、かなり荒唐無稽でバカげたストーリー。それを監督独自の美学から生み出された“悪夢のような”映像美で描ききっている。
特筆すべきは、凝りに凝った造形と特撮。そのイメージは、かつて日本のカルトとして一世を風靡した『鉄男』や『甲殻機動隊』などを髣髴とさせる。まさに日本のカルトムービーが韓国に移植され、今新たな“悪夢”となって甦ったのだ。とりわけ、ラストカットの衝撃的な映像は、多くの観客がゴクリと息を呑むに違いない。

DVから35ミリへ!韓国史上初の快挙

これまでの韓国映画のイメージを完全に打ち破る“ポップでキッチュでマニアックでちょっとおバカな映画”『テハンノで売春していてバラバラ殺人にあった女子高生、まだテハンノにいる』は、最初に映画祭で上映されたときから韓国の若者達の熱狂的に迎えられた。もともとインディーズ作品としてデジタルビデオで撮影されたものであったが、その後配給会社がつき、さらには韓国映画振興委員会の支援を得て、35ミリフィルムに機猫され、遂には劇場公開されるという、韓国映画史上かってなかったサクセスストーリーが生まれたのである。
監督のキム・ギウンはもともとオペラを志し、その舞台を演出していたという変り種。『テハンノで売春していてバラバラ殺人にあった女子高生、まだテハンノにいる』が初の長編映画で、この作品の成功により韓国映画界での独自のスタンスを確立した。

「韓国のリンチだ、塚本だ!」世界中の映画祭から喝采

『テハンノで売春していてバラバラ殺人にあった女子高生、まだテハンノにいる』は韓国でのユニークな成功を受けて海外にも進出。2001年から2002年にかけて欧米、アジア諸国で10以上の国際映画祭に招待され、各国の観客を驚かせた。「若きD・リンチがデジタルを駆使しているようだ」「『鉄男』が日本においてそうだったように、これは韓国インディペンデント映画を代表する存在だ」など専門家からも高い評価を受け、世界に進出する韓国映画を代表する作品のひとつとなった。

ストーリー



#1 売春/男の性欲をもてあそぶ女子高生

それをかけると、男の性欲が見えてしまうサングラスを持つ女子高生。今夜もテハンノでお客をつかまえ、3万ウォンの「強姦コース」で売春中。そこに担任の先生が現れた。何とここは先生の家の前。「現行犯」逮捕された女子高生は、5万ウォンの「最高級コース」を賄賂に見逃してもらう。

#2 バラバラ殺人/ズタズタに切断された四肢と希望

自転車に乗ってやってきた、ブランコのある「秘密の部屋」で甘い快楽に溺れる二人。情事の余韻に浸りながら、女子高生は先生の子をお腹に宿したと直感。その子が、オペラ歌手になる夢にまどろんでいると、先生から雇われたホクロ3兄弟が現れ、女子高生をボコボコに殴り、ノコギリでバラバラに切り刻む。

#3 復活/緑色の血が流れるサイボーグ

その一部始終を見ていた謎の男。バラバラにされた女子高生の死体を袋に入れてどこかに運んできた。そこにいた謎の老婆が、なにやらミシンで縫い始める。やがて元の姿に復元された女子高生が新しい生命を得て復活。新しいセーラー服を着て、謎の地下組織の「殺人マシーン」として、SM6区を担当することに。

#4 復讐/悪い大人を倒す!脅威の最終兵器

最初の司令の進行中、手違いで銃撃戦となり胸に銃弾を受けた女子高生。でも死なない。逆に過去の記憶が甦り、自分を陥れた者たちへの復讐が始まる。まずホクロ3兄弟の車を待ち伏せ。車上に飛び乗り3人に銃弾を浴びせる。そして担任の先生を追い詰めた。しかし、なぜか撃てない。復讐は果たせるのか!?

スタッフ

監督・脚本・撮影・編集・音楽:ナム・ギウン
プロデューサー:ウン・ギジン
助監督:パク・ジュノ
編集・FX/CG:イ・チャンマン
照明:パク・ミン
音響:パク・インシク
制作プロダクション:火鉢の周りの子供達

キャスト

女子高生:イ・ソユン
担任の先生:キム・デトン
担任の先生の祖母:ファン・ピルス
ホクロ兄弟1:ペ・スベク
ホクロ兄弟2:キム・ホギョム
ホクロ兄弟3:ヤン・ヒョクチョン
謎の男:パク・トンヒョン
ミシンの老婆:ユ・ジュンジャ

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