原題:NO END

1985年6月17日ポーランド初公開

1985年/ポーランド/カラー/109分/ 配給:ビターズエンド

2003年3月8日(土)より、Bunkamuraル・シネマにてロードショー

公開初日 2003/03/08

配給会社名 0071

解説


ヨーロッパが生んだ世界的名匠、
クシシュトフ・キェシロフスキ監督。
彼が遺した至極の愛しき9作品が今、鮮やかに蘇る——

 世界中のファンにその死を惜しまれながら、54歳という若さで生涯を閉じたキェシロフスキ監督。愛と運命に導かれる人々の心の内奥を見つめ続け、類まれな傑作、名作を次々と発表。その深遠な映像世界は、スタンリー・キューブリック、ナンニ・モレッティ、エドワード・ヤンといった名だたる映画監督の尊敬と称賛を集め、最近でもトム・ティクヴァ監督(『ラン・ローラ・ラン』)がキェシロフスキの遺稿「ヘヴン」を映画化するなど、今なお世界中に影響を与え続けています。
 キェシロフスキの没後7年となる今年(命日3月13日)、彼の作品をあらためて21世紀の観客に届けるべく、代表作『トリコロール』三部作をはじめ、劇場初公開作(『終わりなし』『傷跡』)を含むポーランド時代の秀作6本を合わせた選りすぐりの9本を一挙連続上映。またキェシロフスキの熱烈なファンである若きクリエーター行定勲監督(『GO』、浜崎あゆみPV『月に沈む』)が劇場予告篇を特別ディレクションし、キェシロフスキに捧げます。全作品35ミリ・ニュープリント、新訳字幕での上映で、さらなる輝きを増したキェシロフスキの世界を心ゆくまで、ご堪能下さい。

ストーリー

夫を亡くした妻と、死後もなお妻を見守る夫…。哀しい現実を受け入れる辛苦を見事に描いたキェシロフスキ初期の代表作は、フランソワ・オゾン監督の『まぼろし』を彷彿させる大傑作。

スタッフ

監督:クシシュトフ・キエシロフスキー
脚本:クシシュトフ・キエシロフスキー、クシシュトフ・ピエシェヴィッチ
撮影:ヤツェク・ペトリツキ
音楽:ズビグニエフ・プレイスネル

キャスト

グラジナ・シャポーフスカ
イエジー・ラジヴィオヴィッチ
マリア・パクルニス

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