2002年/日本/カラー/ 配給:東映

2002年12月14日〜27日まで東京・新宿トーア、大阪・千日前国際シネマにてロードショー

公開初日 2002/12/14

公開終了日 2002/12/27

配給会社名 0004

解説

組長という立場でありながら、自ら『ヒットマン=鉄砲玉』の道を選んだ破天荒なヤクザと、そんな男の全てを愛し、夫に選んだ女。
裏切り、謀略、そして内部抗争の勃発・・・熾烈なヤクザ社会の中で任侠道を貫いた極道夫婦の生き様を、激しいガンアクションと共に描く実録ヤクザ映画。

主演は、数々のヤクザ映画に出演し、まさに極道路線の頂点に君臨する哀川翔。あらゆるヤクザ像を演じてきた彼が、義侠心に満ちたヒットマン・若宮敬三を熱演する。
その若宮を影ながら支え続ける妻・啓子には宝生舞が扮し、腹を据えた極道の妻役に初挑戦する。
また、「仁義なき戦い」シリーズで壮絶なヤクザ抗争を演じてきた梅宮辰夫、山城新伍、松方弘樹の重鎮3人が、本作で久々の競演。
組長・幹部役でがっちりと脇を固め、作品に重厚感を加えている。その他、片桐竜次、誠直也、宮内洋、伊藤敏八、夏樹陽子、梶山妙子、加勢大周ら豪華共演陣が顔を揃えている。

「悲しきヒットマン」「チャカ」等で知られる山之内幸夫が、元山口組顧問弁護士の経験を活かし、実在の人物をモデルに書き下ろしたオリジナル小説を原作に、本作で監督デビューを飾る岡田主がメガホンをとる。

ストーリー

関西で一大勢力を誇る大山組組長(梅宮辰夫)が、ヒットマンに狙われた。
大山組舎弟頭・黒田(山城新伍)、丸野(松方弘樹)、松波(宮内洋)ら組員が応戦するが、ヒットマンを仕留めたのは若衆・若宮敬三(哀川翔)だった。

8年後、今では大山組系若宮組組長となった若宮を、ヒットマンが襲う。
若宮は男を射殺するが、そこへ男の姉・啓子(宝生舞)が現れて現場を目撃。弟が殺され動揺した彼女は、落ちていた銃で若宮の肩を打ち抜いた——。
弟の死、自分が銃で人を撃ったこと、あまりにも衝撃的な出来事に放心状態になる啓子。そんな彼女に、優しく声を掛けたのは若宮だった。
そして、この事件をキッカケに若宮の事務所で暮らすことになった啓子は、自然に人を惹き付ける不思議な魅力を持つ彼に、いつしか惹かれていった。
その頃、若宮にヒットマンを送り込んだ松波が、再び若宮を潰そうと画策。自分を評価しない組長に腹を立て、大山組を離脱した松波は松波組組長となって、大山組への
報復を狙っていたのだ。
その第一の標的が、若宮だった。そんな中、松波組組員が再び若宮を襲撃。怒り心頭に発した若宮は、大山組組長に迷惑をかけまいと若宮組を解散。
自らヒットマンとなって、かつての兄弟分、松波の命を狙う!

スタッフ

原作:山之内幸夫(洋泉社刊)
製作:草薙修平
監督:岡田主
主題歌:星奈々「Never Forget〜最愛〜」
製作:東映
製作協力:ウィング
配給:東映㈱

 

キャスト

若宮敬三:哀川 翔
啓子:宝生 舞
大山組組長・大山:梅宮 辰夫
大山組舎弟頭・黒田:山城 新伍
大山組若頭/丸野組組長・丸野:松方 弘樹
若宮組若頭・萩原:加勢 大周
丸野組若頭・垣内:誠 直也
啓子の母・好江:夏樹 陽子
ヨシオの恋人・恵利:岡元 あつこ
元・暴走族・赤髪(ミキ):梶山 妙子
若宮組組員・ヨシオ:和泉 宗兵
松波組組長・松波:宮内 洋
松波組若頭・鷲山:伊藤 敏八
釣り人:片桐 竜次

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