原題:VENUS BEAUTE/INSTITUT

真実の愛、永遠の美、そして安らぎ… そんな希望を叶えるエステサロン

☆フランス映画祭'99出展作品

1999年2月3日フランス初公開

1999年作品/フランス/カラー/105分/ 配給:アルシネテラン

2002年12月13日よりDVD発売開始 2000年6月30日よりビデオレンタル開始 1999年11月6日よりBunkamuraル・シネマにてロードショー公開

公開初日 1999/11/06

配給会社名 0013

解説

99年2月フランスで公開されるや否や、人々の絶大な人気を獲得し、フランス国内観客動員数100万人を突破した「エステサロン ヴィーナス・ビューティー」。舞台は、心身ともに安らぎを与えてくれるパリのエステサロン。ここで働くのは、オーナーのナディーヌと3人のエステティシャン、アンジェル、サマンタ、マリー。40歳でベテランのアンジェルは、過去の傷を抱え、真実の愛を信じることができなくなっていた。そんなある日、彼女に一目惚れしたアントワーヌは、年の差を顧みずに急激なアプローチを開始する。しかし惹かれながらも、アンジェルは彼の気持ちを素直に受け入れることができない。会っては拒絶し、別れては求め合う2人。そしてアンジェルの同僚サマンタもマリーも、それぞれの愛に揺れ…。”誰かを愛し愛されたい””いつまでも美しくありたい”という誰もが持つ永遠の憧れ。そんな願いを叶えてくれる、ピンクとブルーに彩られた空間、それが「ヴィーナス・ビューティー」である。

「エステサロン ヴィーナス・ビューティー」を彩る豪華な俳優陣
監督は女優としても幅広く活躍しているトニー・マーシャル。長編第4作目となる本作では、エステサロンに集う各世代の女性たちを中心に、愛することの喜びや苦しみを、軽妙なエッセンスをちりばめながら見事に演出した。ヒロインのアンジェル役には、フランスで絶大な人気を誇る、トリュフォーやゴタール作品でもおなじみのナタリー・バイ。アントワーヌ役には、期待の若手俳優の1人で、本作でジャン・ギャバン賞も受賞しているサミュエル・ル・ビアン。その他「ドライ・クリーニング」での好演が記憶に新しいマティルド・セニエやオドレイ・トトゥといった若手注目女優に加え、ビュル・オジエやロベール・オッセンらベテランが脇を固める。またミシュリーヌ・プレールやエマニュエル・リヴァら、豪華なカメオ出演の俳優陣も見逃せない。

ストーリー

エステティック・サロンで働くアンジェルの恋愛を中心に、その同僚たちやサロンの経営者など世代も個性も異なる女性たちに焦点をあてた軽妙なドラマ。アンジェルは仕事が終わると毎夜出会いを求めて街に出るが、男性との真実の愛を信じてはいない。そんな彼女がある朝、偶然出会ったアントワーヌに恋をする。
トリュフォーの『緑色の部屋』での名演が印象的なナタリー・バイが主演で、トニー・マーシャル作品は「ならず者の子供たち」に続いて2度目。『髪結いの亭主』を紡佛させる最新ヒット作。

スタッフ

監督・脚本:トニー・マーシャル
製作:ジル・サンドズ
撮影:ジェラール・ドゥ・バティスタ

キャスト

アンジェル:ナタリー・バイ
ナディヌ:ビュル・オシエ
アントワーヌ:サミュエル・ル・ピアン
ジャック:ジャック・ポナフェ
サマンサ:マティルド・セニエ
オドレイ・トトゥ

LINK

□IMDb
□この作品のインタビューを見る
□この作品に関する情報をもっと探す