2003年/日本/カラー/40分/ 配給:スローラーナー

2004年08月04日よりビデオレンタル開始 2004年08月04日よりDVD発売開始 2003年11月15日から21日までテアトル新宿にてレイトロードショー

公開初日 2003/11/15

公開終了日 2003/11/21

配給会社名 0048

解説


何もかも上手くいかない高校生アミ。帰れないタクシーの運転手に、友達を亡くした女。日常の倦怠の中で磨耗している駅員と、会社が蒸発してしまって取り残されたサラリーマン。ひょうんなことから出会った5人は、ひょんなことから出会い、みんなで髪を染めて、夏の三日間を過ごすことになる。様々な期待に胸をふくらめる夏。結局、何にも起こらなくて苦さだけが残ってしまったとしても、いや何も起こらないからこそ、人生には夏が必要だ。そんな三日間を描き出した監督は、野波真帆主演『Summer Nude』も好評だった飯塚健。ジョン・ウイリアムズ監督『いちばん美しい夏』の真帆を主演にむかえ、『Summer Nude』に続く出演となる“あさりど”の川本成をはじめ、きたろう、山田辰夫などベテラン勢が脇を固めている。

ストーリー



かわり映えのしない毎日。地下鉄の駅員は、ある日ふと乗客と一緒に電車に乗ってしまった。サラリーマンが帰社すると会社は、もぬけの殻だった。喪服を着た女は、タクシーに東京から静岡まで行ってくれと言う。夏休み、両親が旅行中に家に一人きりになってしまった田舎の高校生アミは、嬉しくて仕方がない。さっそく、庭にビニールプールを引っぱり出して、髪を金髪に染めはじめたのだ。ところが、カラーリングは失敗。まだらな色に染まってしまった。アミは、何もかもうまく行かない。大学には行けないし、恋人は転勤、染髪は失敗。そんなアミと、電車に乗ったまま遠くまで来てしまった駅員とサラリーマン、死んだ友達をおくった喪服の女、女を乗せてきたのはいいけれど道に迷って帰るに帰れないタクシーのドライバーは、ひょんなことから出会ってしまう。砂浜で、みんなで髪を染めて、5人はアミの家で暮らすことになる。蝉の声。朝に飲むビール…。人生には夏が必要だ! 期待に胸を膨らませる夏。たった三日間だけれど、そんな夏を過ごした彼らは、また日常に戻っていく。どこか名残惜しいような余韻を残して。髪を黒く染め直して、最後に立ち上がったぁw)?フは駅員の安部三太だった。庭に水をまくアミ、まだ暑い日は続いているのだ。

スタッフ

監督:飯塚健

キャスト

真帆
川本成
花塚いづみ
上泉和三
きたろう
山田辰夫
田中恵理

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