〜俊藤浩滋追悼作品〜

第19回古湯映画祭2002正式招待作品

2002年/日本/118分(公開バージョン)88分(ビデオ版:烈火の章)80分(ビデオ版:落日の章)/ 配給・発売:東映ビデオ

2003年04月11日よりビデオレンタル開始(落日の章) 2003年01月10日よりビデオレンタル開始(烈火の章)

解説

山口組が全国に組織拡大を図った時期に活躍し、その美意識と人間的魅力は関西の若いヤクザや親しい映画俳優にまで影響を与えたといわれ、ヤクザ界のスーパースターと呼ばれながらも悲劇的な生涯を終えた菅谷政雄(役名:菅田政雄)の半生を描いた同名小説を映画化。
 

ストーリー

戦前から愚連隊のボスとして名を馳せていた菅田政雄、通称ボンノ(松方弘樹)は、子分のミスを庇い、長い獄中生活を過ごす。昭和34年、刑を終え出所した彼を待っていた現実は、舎弟キヨシの死と台頭し始めたかつての部下が仕切る組の影に怯える若衆たち。一度は引退を決意したボンノだが、彼等の魂に後押しされ極道社会で生きる決意を固める。旧友の紹介で西日本最大の極道組織山賀組の子分となったボンノは、舎弟の浅井二郎、川北広等を従え急速に頭角を現してゆく。やがて東日本でその名を轟かす酒海組との五分の盃を交わすまでにいたるボンノ。しかし、親分の田城正雄が病床に就いたのをきっかけに、徐々にそのヤクザ社会での歯車は狂い始めていった…。

スタッフ

製作:夏山静香
企画:真鍋 恒
原作:正延哲士(「伝説のやくざ ボンノ」幻冬舎文庫刊)
企画協力:瀬戸恒雄、夏山昌一郎、松島富士雄
プロデューサー:中村光辰、石井誠一郎、夏山牧子
脚本:石川雅也
監督:辻 裕之
撮影:小松原茂
音楽:遠藤浩二
制作:GENEX.biz
製作:シネマパラダイス

キャスト

松方弘樹
千葉真一
赤井英和
多岐川裕美
吉本多香美
藤崎奈々子
津川雅彦

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