原題：GUN CRAZY

今度は戦争だ！

2003年／日本／35mm／カラー／ビスタサイズ／dtsステレオ／70分／ 配給：パイオニアＬＤＣ／配給協力：ゼアリズ・エンタープライズ

2008年03月21日よりＤＶＤリリース 2003年09月26日よりビデオ発売＆レンタル開始 2003年09月26日よりＤＶＤリリース 2003年5月10日より新宿ジョイシネマ３、銀座シネパトス、大阪・動物園前シネフェスタ４にてロードショー公開

©2003 パイオニアLDC・ジャパンホームビデオ/GUN CRAZY PARTNERS.

サブ題名　Episode4:用心棒の鎮魂歌＜レクイエム＞

公開初日　2003/05/10

配給会社名 0062

解説


2002年5月に劇場公開され、従来の日本映画にはない画期的かつ斬新なヒロインアクション・エンタテインメントの傑作として大好評を博した『GUN CRAZY Episode1：復讐の荒野』(主演：米倉涼子)＆『GUN CRAZY Episode2：裏切りの挽歌』(主演：菊川怜)。そして2003年、待望のシリーズ最新作『Episode3＆4』が、1エビソード70分の2本立という、前回に続いての画期的上映スタイルで堂々のお目見えとなった。
「美しく、かつセクシーな美女が、迫力のガン・アクションに挑戦する」という基本ポリシーの下、今回はダブル・ヒロイン×2作という、今後の活躍がもっとも期待される若手女優4人をキャスティングし、画面からはちきれんばかりの初々しさと美しさ、そしてグラビアなどで普段見せる彼女らのイメージからは想像もできないほどのハードな表情や、ダイナミズムに満ちあふれた激しくも美しいアクションの数々をお届けする！

『Episode4：用心棒の鎮魂歌<レクイエム>』は、ゲリラに誘拐された親友を救出すべく敵地に乗り込む女子大生・美紀と、彼女に雇われた元自衛隊員・香織ら用心棒たちが操り広げるバトルアクション。こちらは灼熱のフィリピン・ロケを敢行し、超弩級のバトルアクションを堪能することができる。美紀には、中学時代よりＴＶドラマやＣＭ出演を開始し、2001年『エコエコアザラク』でいきなり映画主演デビューを飾って以来、今回で何と主演映画7本目という、現在17歳にして既に驚異的実績と実力を誇る加藤夏希。一方、香織にはドラマや音楽情報番組、バラエティなどに加え、最近では財津和夫監修のミュージカル『魔法の黄色い靴』にも出演と、エネルギッシュに仕事のエリアを広げている原史奈が、さらなる新境地に挑んでいる。

監督はシリーズ前2作に引き続いての登板となる、日本映画界が世界に誇るアクション映画の俊英・室賀厚。ハリウッド・エンタテインメントを熟知した上で、それに勝るとも劣らないエネルギッシュかつダイナミックな映画的感性を駆使した映画作りを常に信条としてきた、この若き才人は今回もハード・アクションのつるべうちの中から、うら若き女神(ミューズ)たちの新たな魅力を醸し出すことに見事成功しているのだ。その他スタッフも、撮影に『Episode2』も担当した田口晴久や、音楽は今や室賀作品になくてはならない存在となった安川午朗など、妥協を知らない室賀映画にとことんつきあってきたツワモノたちが勢揃いしている。

もっと華麗に!もっと激しく!もっと大胆に!「KISSよりもGUN」を選ぶ4人の美しき女神たちによる、新たなる闘いの伝説は始まったばかりである。興奮と快感を兼ね備えたヒロインたちの銃口は、今、観客のあなたに向けられた。立ち向かうか、撃たれるか、いずれに
せよ待ち受けているのは、オンナたちの壮大かつ魅惑的な感動そのものである！

ストーリー


東南アジアのスラベル共和国で、日本の大企業中村商事のパーティが開かれていた。その会場に突然現れた武装ゲリラ。彼らは支社長・榎本(寺泉憲)の娘・恵理(上杉梨華)を誘拐し、その後莫大な身代金を会社に要求してきた。しかし、社内の権力闘争がネックとなってコトは難航し、榎本は心労でかねてからの持病が悪化して倒れてしまう。
恵理の誘拐を知った幼なじみの宮本美紀(加藤夏希)は、会社が恵理を助ける気のないことを聞かされ、戸惑いながらも彼女を教出すべく単身乗り出す。いつもは優柔不断の美紀ではあるが、そんな彼女に決断のときが訪れたのだ。まず美紀は、友人・杏奈がバイトしている風俗店の店長アキラ(江原修)の紹介で、拳銃や麻薬などのルートを熟知する高木貴行(又野誠治)に相談を持ちかけるが、彼から誘拐の解決は“身代金”か“攻撃”しかないと告げられる。
美紀は病床の榎本から全財産を賞金として預かり、高木に“攻撃”依頼した。高木はヘリコプターのパイロット中山(勝矢秀人)、元傭兵のジョーとケンを仲間に加えるが、ジョーとケンは賞金を盗んで逃走を図る。その危機を救ったのは、アキラの店のナンバー1であり、実は元自衛隊員の河田香織(原史奈)であった。彼女が仲同に加わることで、アキラも同行せざるをえなくなった。彼もまたかってカンボジアの地雷原をくぐり抜けて来た男であった。そして美紀は、高木に自分も連れていってほしいと懇願する。
かくして、スラベルヘと渡った5人の用心棒。しかし、そこで美紀は、自分たちを殺そうとした銃の売人一味を逆に全滅させた高木の非道さに直面する。殺るか殺られるか、それしか道は残されていないことを痛感しつつも、高木に嫌悪感を抱く美紀。やがて、いよいよ敵地へ乗りこもうとする5人に、中村商事の妨害が及ぶ。果たして彼らは、無事にゲリラから恵理を救出できるのか……

スタッフ

製作：熊澤芳紀、箱崎泰、萩原克治、石井渉　
プロデューサー：小穴勝之、瀬谷愼
シリーズ企画：奥山和由
脚本：緒方彩子、安部陽子、室賀厚
撮影：田口晴久
照明：斉藤志伸
録音：湯脇房雄
美術：西村徹
音楽：安川午朗
音響効果：柴崎憲治
スチール：野上哲夫
製作：パイオニアLDC、ジャパンホームビデオ、東洋化成、マックス・エー
配給：パイオニアLDC
配給協力：ゼアリズエンタープライズ
宣伝：ゼアリズエンタープライズ

キャスト

加藤夏希
原史奈
又野誠治
寺泉憲
片桐竜次
江原修
勝矢秀人
上杉梨華
蒼井そら
岡部まり

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