喧嘩にゴングはない! 言葉はいらない、闘いがすべてだ。

2003年/日本/カラー/ビスタサイズ/DTSステレオ/98分 配給:アートポート

2003年08月29日よりビデオ発売&レンタル開始 2003年08月28日よりDVDリリース 2003年3月22日より新宿東映パラス2にてロードショー公開!!

©2003 アートポート/エニライツ

公開初日 2003/03/22

配給会社名 0014

解説


かつて描かれたことのない、本物の喧嘩がここにある。
男たちは身ひとつで、己の拳を武器に闘い続ける。
この映画は、虚飾を廃したリアルな“喧嘩”アクション映画だ。

舞台は日本一の繁華街、新宿歌舞伎町。雑踏の賑わいから、そびえ立つビルの暗がりから、暴力の気配が濃厚に立ち込める。
ここには、闘い続けるより他に生きる術を知らない獣たちが集まる。
魂を揺さぶるほどリアルな闘いを求めて・・・・

喧嘩はレフェリーの存在する“試合”ではない。
互いの全存在を賭けた“死合”なのだ。
徒党を組まず、たった一人で戦い続ける姿は、生存本能・闘争本能のみに支配された獣の“雄”そのものだ。
口先だけの言葉も、小賢しい駆け引きもいらない。
拳を交える者達だけに許された領域がある。
そこから新たな“武勇伝”が生まれる。

ストーリー


新宿−−歌舞伎町。
今、二匹の獣が互いの引力に引かれあい、
本能を解放して命を燃やす…。

 かつて、その手で人を殺してしまった元ボクサーの龍平(魔娑斗)が新宿に戻ってきた。龍平は行き場のない焦爆感を応え、街をさまよい敵をみつけては闘いを仕掛けて鬱屈した心を爆発させていた。あるボクシング・ジムの前で龍平を呼び止める者がいた。ジムのトレーナー伊崎(渡嘉敷勝男)だ。このジムで、龍平もサンドバッグを叩いていたのだ。ジムでは若い連中がトレーニングに励んでいた。中には、龍平に挑発元的な目を投げかける者もいる。伊崎が気配を察したときには遅かった。龍平は血気盛んな男達に取り囲まれ、殴り合いを始めていた。数分後、汚れを気にするように服を払い、悠然とジムを出てゆく龍平の姿があった…。

 こぢんまりとしたバーを経営する吾郎(澤田謙也)もまた新宿に巣くう獣の一匹だった。売られた喧嘩は買わずにいられない性格の吾郎は、望むと望まれるに関わらず、厄介事に巻き込まれやすい性格だ。だが、闘いの日々に倦んだ吾郎は小さいながらも自分の城を築いたことで落ち着こうとしていた。吾郎の店に足繁く通うアヤ(内藤陽子)に、刺激に飢えた夜の街を住処としていた。キャッチのバイトという多少危険な仕事をやるのも、アヤにとってに刺激を得るための手段でしかなかった。
 ある日、クラブで乱闘騒ぎを起こした龍平にアヤが偶然出会ったことで、何の接点もなかった龍平と吾郎が大きな事件に巻き込まれていく。そして、逃げられない地場に吸い寄せられるように、闘い続けるより他に生きる術を知らない男たちが一人、また一人集結する。
今、新宿を鳴動させる闘いが始まろうとしていた。

スタッフ

製作;松下順一
企画:加藤東司、澤田謙也
プロデューサー:米山紳、木暮剛彦、木谷祐介
アソシエイトプロデューサー:福島重幸
監督:清水厚
脚本:新田隆男
音楽プロデューサー:吉川清之
アクション監督:辻井啓伺

撮影:岡雄一
照明:清野俊博
美術:佐々木敏
特殊メイク:原口智生
録音:三澤武徳
編集:矢船陽介
効果:柴崎憲冶
キャスティングディレクター:松本治朗
助監督:金祐彦
製作担当:仲野俊隆
製作:アートポート、エニライツ
配給:アートポート

キャスト

澤田謙也
魔裟斗
内藤陽子
近藤芳正
六平直政
渡嘉敷勝男
菅田俊
虎牙光輝
HARU
大宮司進
山本喧一
和田良覚
伊藤かな
小泉恵美子

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