原題:EGG

東京国際ファンタスティック映画祭2002正式出品作品::http://www.nifty.ne.jp/fanta/tokyo/

2002年/日本/日本語・韓国語・グルジア/ 配給:スローラーナー

2005年08月26日よりビデオリリース 2005年3月26日より渋谷シネ・アミューズにてレイトショー

公開初日 2005/03/26

配給会社名 0048

解説


これだけは、見せたくなかった。
堤幸彦監督とVFXディレクター原田大三郎がタッグを組んだ、
幻の怪獣映画(モンスター・ムービー)ついに解禁!! 

2002年、東京国際ファンタスティック映画祭で上映され,カルトなファンの間で語り継がれた幻の作品が遂にベールを脱ぐ!  監督は、TV「池袋ウエストゲートパーク」、映画『トリック』『恋愛寫眞 Collage of our Life』と斬新な映像感覚で映画にTVドラマとあらゆるジャンルで活躍するあの堤幸彦監督。その堤監督と『Jam Films S』では監督をつとめた原田大三郎がVFXディレクターとしてタッグを組んで作り上げたのは、なんと怪獣映画なのだ!! ヒロイン月子を演じるのは、ミス・コリアの栄冠に輝いたチョ・ヘヨン。また氏家恵(『Jam Films/HIJIKI』、『ピカ☆ンチ』)、佐藤二朗(『溺れる魚』『恋愛寫眞 Collage of our Life』)、犬山イヌコ(TV「トリック2」『溺れる魚』)など堤組とでも言うべきクセモノぞろいのキャスティングが脇を固めている。

ストーリー


奇妙な“卵のようなもの”を描き続ける少女。少女の母親は冷たい銃口を娘に向け、一瞬のためらいの後、引き金を引いた……流れ出る血……
サングラスを外した母親のかつて目のあった部分には深い闇が……
そして母親は自らの命を絶った……

韓国人の若い女性・月子は不思議な映像に悩まされていた。子供の頃から目を閉じると見える、真っ赤な水のようなものに横たわる青い、“卵”のようなもの。医者に相談しても、それは自分の脳が作り出したイメージに過ぎないと一笑にふされてしまう。
最近、その“卵”に皹が入り、奇妙な触手のようなものが顔を覗かせ塞いているのだ。
次第に、月子の日常にはっきりと絡み付いてくるその映像。ある日“卵”の中の何者かが遂に正体を現した。それはグロテスクな多足類のような生物、鋭い牙が口の中に生え揃うおぞましいモンスターだった。やがてそのモンスターは月子の身体の中から彼女に向かって体当たりをしだした。激しいモンスターの攻撃により傷つく月子。
ネット検索により自分の血筋に関する秘密を知り、又、モンスターの体当たりは攻撃ではなく愛情を求めての行動なのではというイメージを与えられた月子だったが、執拗なモンスターの行動に対し、彼女が選んだ最終選択とは……!?

スタッフ

原案・脚本・監督:堤幸彦
VFXディレクター:原田大三郎
プロデューサー:森重晃、梅川治男、市山竜次
音楽:見岳章
エンディングテーマ:SEAGULL SCREAMING KISS HER KISS HER「SENTIMENTAL JOURNEY」
撮影:唐沢悟
美術:稲垣尚夫
照明:石田健司
録音:井上宗一
編集:伊藤伸行
スクリプター:奥平紋子
サウンドコーディネーター:志田博英
助監督:丸毛典子
制作協力:ステューディオスリー、オフィスクレッシェンド
製作:アミューズ
配給:スローラーナー

キャスト

チョ・ヘヨン
氏家恵
佐藤二朗
犬山イヌコ

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