原題:My wife is a Gangster

韓国映画史上初! 最強のヒロイン・アクション・エンターテインメント、遂に日本上陸!

2001年/韓国/カラー/110分/ドルビーデジタル/字幕:根本理恵 提供:ナック 配給:松竹

2004年09月25日よりビデオレンタル開始 2004年09月25日よりDVD発売開始 2004年5月8日より新宿ジョイシネマ3、銀座シネパトス他全国ロードショー

(C)ヒョンジン

公開初日 2004/05/08

配給会社名 0003

解説



誰よりもクールで、誰よりも強くてセクシー。決して男に媚びることも、涙を見せることもなく、ただひたすら、自分だけを信じて疾走する女。男たちが束になって襲いかかっても、しなやかな肢体を自由自在に駆使して、あっという間に彼らを蹴散らす!まさに彼女は、男社会をぶっ潰す、輝ける伝説!しかし、そんな彼女が突然、結婚することになった!
ウンジンは、ヤクザの女親分。今まで男などに目もくれず、裏社会でのし上がった彼女の人生が、180度転換する事件が起きた!何と、ガンで余命幾ばくもない最愛の姉が、「私が生きている間に、いい人をみつけて結婚してほしい」と懇願したのだ。たったひとりの肉親である姉の願いを断ることはできない。ウンジンは、即座に手下に命令する。「誰でもいいから、相手を探せ!」!
韓国で公開されるや、奇想天外な発想で話題を呼び、5週連続No.1という爆発的大ヒットを記録した、笑いあり涙ありの痛快ヒロイン・アクシヨン・エンターテインメント!記録を次々に更新し、『猟奇的な彼女』を抑えて、歴代5位の観客動員数を達成。『実尾島』『チング/友よ』『JSA/共同警備区域』『シュリ』という上位の男性映画に次いで、女性を主人公にした作品としては、史上No.1の成績を打ち出した。しかも、『キル・ビル』『トゥームレイダー』を始めとするヒロイン・アクションが大ブームとなっている現在にあって、本作は、クールでカッコいいヒロインが暴れ回るだけでなく、結婚という、女性にとって最大のテーマをストーリーの核にもってきた点が、ユニークなポイント。その身近な感覚とヒロインのカリスマ性が1つになって、他に類を見ないニユーヒロインの誕生となった。仕事や恋愛でストレスの堪ることの多い女性たちも、本作での痛快なアクシヨンを見れば、胸がスカッとすること請け合いだ。ハリウッドでは、『シカゴ』『キル・ビル』などを製作したミラマックスが本作に惚れ込み、110万ドルという韓国映画史上最高額でリメイク権を獲得。メジャー大作としてニュー・プロジェクトが進行中だ。
ヒロインのウンジンを演じるのは、韓国版『リング』でヒロインを演じて人気ブレイクしたシン・ウンギョン。日本映画『うずまき』にも出演するなど、幅広い活躍をしている彼女にとって、本作は初のアクシヨン映画。何ヵ月もの肉体トレーニングを経て、過激なワイヤーアクシヨンに挑戦し、見事に美しいフォームをキメている。並みいる男たちに付け入るスキを与えない強烈なカリスマ性とドスのきいた迫力も圧巻だ。本作のヒットで、続編にも主演。今や韓国映画最強のヒロイン女優として、快進撃を続けている。
彼女を支えて、韓国映画のベテランから新人まで、幅広い演技陣が大挙出演。ウンジンの夫となる善良な男スイルを演じるのは、『反則王』『リベラ・メ』などで昧のある演技を見せたパク・サンミョン。人のよさそうな風貌とは不釣合いの巨躯と相俟って、体全体からユーモラスな雰囲気を醸し出し、ストーリーを盛り上げる。また、組織の大親分を演じるのは、『クラブ・バタフライ』、日韓合作『GO』に出演するほか、製作者としても活躍する大ベテラン、ミョン・ゲナム。さらに、ウンジンの手下となるチンピラたちには、『ペパーミント・キャンディー』のキム・イングォン、今後の活躍が期待されるアン・ジェモとコメディアン出身のシム・ウォンチョルなどが出演。それぞれに個性の光る名演技を披露している。なお、ラストシーンには、『ユリヨン』『リベラ・メ』などのスーパースター、チェ・ミンスがカメオ出演している。
監督のチョ・ジンギュは、韓国の大学を卒業後、日本の早稲田大学に留学して映画理論を勉強したという逸材。プロデューサーとして10年ほど仕事をした後、本作で念願の監督デビユー。スタイリッシュなアクシヨン描写と、コミカルなテイストをバランスよく融合させて、前例のない女性アクション映画を完成。その並々ならぬ才能で、一気にコリアン・ムービー界の寵児となった。
『マトリックス』も『キル・ビル』も真っ青のエキサイティングな迫力とクールなキャラクターたち。『花嫁はギャングスター』は、あなたの映画常識を覆す、最高にユニークでカリスマティックな痛快エンターテインメントだ。

ストーリー



輝ける伝説の女ウンジン・彼女は、たったひとりで50人の敵を叩きのめした!
ヤクザの組員パダは、新入りの弟分ヨンマンに、今なお語り継がれる伝説を熱い口調で話して聞かせた。それは、我らの親分が50人の敵を相手に、究極のウェポン=シザーナイフを武器に、たった1人で闘い、ひとり残らず打ち負かした、組始まって以来の輝かしい快挙のことだった.その親分に、パダはヨンマンを紹介することになっていた。が、ヨンマンは、部屋に入るなり、新聞を読んでいる女性を「電話番のアマ」とバカにして、組員らを凍らせた。
実は、彼女こそが、伝説の親分ウンジンだったからだ!
ウンジンは、ヤクザの女親分。男顔負けの強さで、今の地位を築き、手下からはもちろん、組織の大親分からも一目置かれる存在だ。
生き別れとなっていた最愛の姉の願い、それはウンジンの結婚だった!
ある目、彼女は、幼い頃、孤児院で生き別れとなった最愛の姉との再会を果たすが、その姉は末期ガンで余命幾ばくもない運命だった。ウンジンがヤクザであることなど知るよしもない姉は、たった1つだけ、「私が生きている間に、あなたの花嫁姿が見たい」と、ウンジンに最後の願いを言った。たったひとりの肉親である姉の願いを断ることはできない。ウンジンは早速、手下たちに命じて、結婚相手の物色にかかった。余りに突然で突拍子もない命令に、何事にも絶対服従の腹心・マジンガーさえも驚きを隠せない有り様。しかし、命令は絶対だ。親分を女らしく変身させるために、プロの女セリも雇われ、何とか女性に変身したウンジン。が、何回、見合いをしても、彼女のドスのきいた口調や立ち居振るまいが男たちを怯えさせて、失敗の連続。そんなある晩、チンピラと派手な喧嘩を繰り広げる彼女の前に、ひとりの男が現れた。「か弱いお嬢さんに何をする!」と勝手に誤解して、喧嘩の仲裁に入ってきたのが、やたら図体のでかい、卜ロい男スイル。手下に彼の素性を調べさせると、見合い回数58回すべて失敗という戦歴ながら、誠実で真面目な公務員であることが判明。結婚相手など誰でもよかったウンジンは、すぐに彼との結婚を決めてしまう。
真面目で誠実な男スイルとの想像を絶する結婚生活とは!?
彼女の正体など何も知らないスイルは、ようやく結婚できる悦びで幸せいっぱい。しかし、結婚式の当日から、夫となったスイルには想像を絶する辛い生活が待っていた!妻を抱こうとすれば、即座に暴力を振るわれ、美味しい手料理が食べたいと言えば、カップラーメンの山ばかり。しかも、妻は仕事だと言って、いつも家にいない。いつの間にか、洗濯も掃除もスイルの役目になってしまっていた。そんなある夜、スイルはウンジンの背中に彫られていた入れ墨を見てしまう。「私はヤクザの親分」というウンジンの言葉に、足を洗ってくれと懇願するスイル。しかし、そんなことできるわけがない。ウンジンの組織は、手下同士が小競り合いを繰り返したことで、白ザメ組との抗争に巻き込まれていた。話し合いの末、ウンジンは白ザメ組のNo.1殺し屋との果たし合いに挑むことになっていた…。

スタッフ

監督:チョ・ジンギュ
脚本:カン・ヒョジン、キム・ムンソン
撮影:チヨン・ジョミョン
製作:ヒユンジンシネマ

キャスト

ウンジン:シン・ウンギョン
スイル:パク・サンミョン
パダ:アン・ジェモ
ヨンマン:キム・イングォン
マジンガー:シム・ウオンチョル
セリ:チェ・ウンジュ
ウンジンの姉:イ・ウンギョン
白ザメ組の親分:チャン・セジン
組織の大親分:ミョン・ゲナム
〈特別出演〉チェ・ミンス


(日本語吹替版)
ウンジン:菊川怜
スイル:屋良有作
パダ:森川智之
ヨンマン:高木渉
マジンガー:飛田展男
白ザメ組の親分:松方弘樹

LINK

□公式サイト
□IMDb
□この作品のインタビューを見る
□この作品に関する情報をもっと探す