原題:GHOST SHIP

2002年10月25日全米初公開

2002年/アメリカ・オーストラリア/カラー/91分/DTS / Dolby Digital / SDDS 配給:ワーナーブラザース

2011年07月20日よりDVDリリース 2003年07月04日よりビデオ発売&レンタル開始 2003年07月04日よりDVD発売開始 2003年1月11日、正月第2弾 渋谷東急ほか全国松竹・東急系にて公開

©2002 Warner Bros. All Rights Reserved ©2002 Village Roadshow Films (BVI) Limited

公開初日 2003/01/11

配給会社名 0085

公開日メモ 1962年5月21日にラブラドル半島沖合いで遭難した豪華客船、アントアニア・グラーザ号をベーリング海で発券した海難救助船の乗組員たち。しかし、それが恐怖の始まりだった…。

解説



1954年に建造された壮麗な客船アントニア・グラーザ号は、イタリア船舶業界の誇りともいえる船だった。モダンでスマート、洗練された姿のアントニア・グラーザは、まさに芸術作品そのものだった。乗客たちは船の快適な施設のおかげで、船旅を通して比類のないぜいたくを味わうことができた。広々とした客室でくつろぐ以外にも、スタイリッシュなラウンジで社交にいそしむのもよし、広大なデッキの上でスポーツやレクリエーションを楽しむのもよし。風格あるプールで泳いでリフレッシュすることもできた。アントニア・グラーザ号の目玉は何といってもそのぜいたくな大舞踏場(ボールルーム)。そこはカップルたちが生オーケストラの調べにのって夜どおし踊り続ける場所だった。昼夜を問わず、調理室のシェフが作るすばらしいイタリア料理が、エレガントなダイニングルームで供され、心遣いあふれる乗務員たちが常に気を配って乗客たちのあらゆる望みをかなえてくれた。それはまさに、一生にまたとない船旅だった。
しかし1962年春、アメリカに向かって旅立ったアントニア・グラーザ号の乗客たちは、まもなく自分たちの身の上に言語を絶する災いがふりかかることなど、露ほども知らなかった。その災いが彼らの命運を決定づけ、その船旅を最後の旅にしてしまうことになるのだが…。

ストーリー



サルベージ海難救助用タグボート”アークティック・ウォリアー(北極の戦士)”号の乗組員たちは、この業界一の腕利きだ。ショーン・マーフィ船長(ガブリエル・バーン)のリーダーシップと、サルベージ・チームリーダー、モーリーン・エップス(ジュリアナ・マルグリース)の経験の下に集うのは、一等航海士グリアー(アイザイア・ワシントン)、サルベージ技術者ドッジ(ロン・エルダード)、マンダー(カール・アーバン)、サントス(アレックス・ディミトリアデス)。彼らは乗り捨てられたあらゆる船を捜し当て、航行可能な状態に修繕して、岸まで引っ張ってくる…報酬を手にするために。
カナダ空軍のパイロット、ジャック・フェリマン(デズモンド・ハリントン)は、自分がベーリング海の果てのアラスカの沖合いで上空から目撃した、謎めいた漂流船の調査をアークティック・ウォリアー号のチームに依頼する。彼らはそこで40年前に海に消えたとされている有名なアントニア・グラーザ号の残存を発見する。それはとてつもない発見だった。サルベージの権利だけでも一財産になるうえ、海洋法の取り決めによれば、国際水域で船舶が発見された場合、運良くその船舶を発見し港まで引っぱってくる能力がある者は、誰でもその船舶の所有権を主張することができるのだ。
しかし、不気味な洞窟のような船に足を踏み入れたアークティック・ウォリアー号乗組員たちは、朽ち果てた船がまったくのがらんどうであることを発見する。船には、クルーたちがこれまで海で遭遇した何物よりも、ずっと危険なおそろしい何かがとりついているのだ。
いまや乗組員たちは、船の過去についての真実を暴き、彼ら自身の生存をもおびやかす謎を解き明かさなければならない。

スタッフ

製作:ジョエル・シルバー、ロバート・ゼメキス
監督:スティーブ・ベック

キャスト

ロン・エルダード
デズモンド・ハリントン
アイザイア・ワシントン

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