キル・ビル
原題:Kill Bill: Volume 1
映画史上最強のクールヒロインが日本刀で悪を斬りまくるスタイリッシュ・バイオレンス・アクション!!
2003年10月10日全米初公開
2003年/アメリカ/ミラマックス/シネマスコープ/ドルビーデジタル/113分/ 提供:ギャガ・コミュニケーションズ×ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン 配給:ギャガ・コミュニケーションズ
2011年06月22日よりDVDリリース 2009年07月08日よりDVDリリース 2008年06月12日よりDVDリリース 2004年04月16日よりDVDリリース 2004年04月16日よりビデオリリース 2003年10月25日より丸の内ピカデリー1ほか全国松竹・東急系にて拡大ロードショー!
公開初日 2003/10/25
配給会社名 0025
公開日メモ 6年間の沈黙を破り、鬼才、クエンティン・タランティーノが放つ21世紀のスーパー・バイオレンス・アクションが遂に登場!!2004年、映画は新しい時代を迎える。
解説
5年間の沈黙を破り、あの、タランティーノが更なる進化を遂げて復活。
撮影日数270日、舞台はLA、沖縄、東京、北京、メキシコ。
最強のクールヒロインの壮絶な復讐の旅を描く『キル・ビル』は、これまでのあらゆる映画表現をタランティーノ流にメガ・ミックスし、『キル・ビル』という名の全く新たなスーパー・サブ・カルチャーを生み出した!
カンヌ国際映画祭の最高賞、パルム・ドールに輝いた『パルプ・フィクション』から9年。
その斬新かつスタイリッシュな映像と、全く予想のつかない展開で世界中の映画ファンから称賛を浴びたクエンティン・タランティーノが、更なる進化を遂げて復活する。彼が最新作『キル・ビル』で挑むのは、映画史上最強のクール・ヒロインが日本刀で敵に立ち向かう、壮絶な復讐の物語。これまで誰も見たことのない21世紀のスーパー・バイオレンス・アクション超大作だ。ヒロインのザ・ブライド(ユマ・サーマン)はかつて史上最強と呼ばれた闇の女エージェント。しかし、自分自身の結婚式の最中に、元ボスだったビル(デヴィッド・キャラダイン)の襲撃を受け、夫や、身ごもっていた子供までも惨殺され、自らも昏睡状態に陥ってしまう。4年間の眠りから目覚めたザ・ブライドは、自分の幸せを奪ったビルとその一味への復讐を決意する。憎き敵どもをひとり残らず血祭りにあげるべく、世界を股にかけた凄まじい復讐の旅に出る。
なんといっても、世界一熱狂的な映画ファンでもあるタランティーノ。その映画愛のすべてを傾けた本作は、彼が愛してやまない日本のヤクザ映画、チャンバラ時代劇、香港カンフー映画、マカロニ・ウェスタン、007シリーズを始めとするスパイ映画、ギャングの世界を描くフィルム・ノワールなど、さまざまな映画のスタイルをすべてサンプリングし、全く新たな<ジャンル>を生み出した究極のエンターテインメント。自ら「自分の集大成だ」と語る本作に、タランティーノは持てる力のすべてをつぎ込んだ。日本、中国、アメリカ、メキシコと4ヶ国にわたる撮影を敢行。華麗な特撮を駆使し、たった8分のシーンに8週間をかけるほどのこだわりぶり。こうしたディテールの積み重ねが驚きの映像へと結実し、革命的な映画体験を観客に約束する。
ヒロイン、ザ・ブライドを演じるのは、『パルプ・フィクション』に次いでタランティーノと最強タッグを組んだユマ・サーマン。宿敵ビルには、70年代のTVシリーズ『燃えよ!カンフー』などで素晴らしい活躍をみせたデヴィッド・キャラダイン。ヒロインと激烈な対決を見せるヤクザの女親分役には、『チャーリーズ・エンジェル』のルーシー・リューがあたる。さらに、伝説的な剣豪・服部半蔵役で、日本が誇るアクション・スターの千葉真一が登場、剣術指導も手がけている。また、高校生の殺し屋を『バトル・ロワイヤル』の栗山千明が演じているのも話題だ。スタッフにももちろん、タランティーノが敬愛する世界の才能が集められた。製作はタランティーノの全作品を手がけるローレンス・ベンダー。撮影は、『JFK』などオリヴァー・ストーン作品で印象的な映像を見せたロバート・リチャードソン。そしてアクション監督には『マトリックス』でアクション映画の常識を覆した香港映画界の鬼才、ユエン・ウーピン。日本パートのプロダクション・デザインには、『スワロウテイル』で独創的な世界観を創り上げた種田陽平が起用されている。
そして2003年7月16日、全世界に衝撃が走った。ニューヨーク・タイムス紙が『キル・ビル』が2部構成になることを大きく報じたからだ。映画の最終的な編集権を持ち、監督が仕上げた作品を短くカットしてしまうという逸話から、”シザーハンズ”と揶揄されるミラマックスフィルムの会長ハーヴェイ・ワインスタイン。彼はインタビューの中でこう語っている。「200ページに渡る脚本の全てが見事に映像化されたマスターピース(傑作)をカットすることなどありえない。2部作として公開することが我々の使命だ」。前代未聞の2部構成での公開が大々的に世界に向けて発信されたのだ。
存在そのものが革命となった『キル・ビル』。世界が待ちにまった興奮が、ついに日本上陸!!
ストーリー
復讐は神が私に与えた運命・・・
ひとりの女が、長い長い眠りから奇跡的に目を覚ます。彼女の名は、「ザ・ブライド」。かつて世界を震撼させた暗殺者集団で最強と言われたエージェントだった女。彼女は全てを思い出す。あの、5年前の惨劇のすべてを。彼女は自分の結婚式の最中に、かつてのボス、ビルに殺されたのだ。ビルは手下と共に参列者を皆殺しにし、ザ・ブライドの頭を撃ち抜いた。こうして彼女は全てを失った。友達も夫も、お腹の中に宿っていた子供までも…。そして一命をとりとめたものの、4年もの間、昏睡状態に陥っていたのだ。
目覚めたザ・ブライドには、“復讐”の二文字しかなかった。自分を不幸のどん底に突き落とした、全ての人間を血祭りにあげなくては。
復讐は、神が彼女に与えた運命なのだ・・・。
ザ・ブライドはたったひとりで闘いの旅に出る。世界を股にかけた、長く、そして壮絶なる復讐の旅に・・・・・・。
スタッフ
製作・監督・脚本:クエンティン・タランティーノ
製作:ローレンス・ベンダー
製作総指揮:E・ベネット・ウォルシュ
撮影:ロバート・リチャードソン
美術:種田陽平
アクション・コーディネーター:ユエン・ウーピン
編集:サリー・メンケ
アニメーション:Production I.G
音楽:Rza、ラーズ・ウルリッヒ
キャスト
ザ・ブライド:ユマ・サーマン
ビル:デヴィッド・キャラダイン
エル・ドライバー:ダリル・ハンナ
オーレン・イシイ:ルーシー・リュー
服部半蔵:千葉真一
GOGO夕張:栗山千明
ヴァニータ・グリーン:ヴィヴィカ・A・フォックス
ソフィ・ファタール:ジュリー・ドレフュス
バド:マイケル・マドセン
保安官:マイケル・パークス
ジョニー・モー(クレイジー88 リーダー):ゴードン・リュウ
小澤親分:麿赤兒
田中親分:國村隼
小路親分:北村一輝
クレイジー88:田中要次
チャーリー・ブラウン:佐藤佐吉
青葉屋の女将:風祭ゆき
半蔵の弟子:大葉健二
シャナ・スタイン
ボー・スヴェンソン
マイケル・ジェイ・ホワイト
(声の出演)
オーレン・イシイ(アニメパート):前田愛
LINK
□公式サイト□IMDb
□この作品のインタビューを見る
□この作品に関する情報をもっと探す