シベリア超特急5
原題:SIBERIAN EXPRESS 5
今度のシベ超は凄いゾ!!
2004年/日本/カラー/95分/ 配給:M&T PICTURES
2005年08月26日よりDVDリリース 2005年2月11日より新宿ピカデリー4ほか全国順次ロードショー
公開初日 2005/02/11
配給会社名 0326
解説
シリーズ5作目の今回は、はじめてモスクワから満州里まで7日間のシベリア超特急内での事件が描写される。それだけに昼の外景も伴走する列車も登場し、満月や新月、大雷雨といった今までにはなかった窓外の場面も登場する。更に大草原やツンドラ地帯、森林地帯を行くシベリア超特急の遠景まで写されるわけだから、かつてない迫力である。主演は歌舞伎界でぐんぐん人気をあげている若手の二人が中心片岡愛之助は秀太郎の息子。片岡進之介は義當の息子。共に名門松嶋屋の未来を背負う人たちだ。更にヒロインは宝塚の娘役で人気の高かった西條三恵が退団簿後映画初出演。彼女の祖父はコメディアンとして有名な西條笑児。父と伯父は、遊児・笑児のコンピでマスコミに名をはせた。しかし、父の笑児は彼女のデビュー時同じくに亡くなった。宝塚時代から彼女に注目していたMIKE MIZNO監督は、笑児の親友であり、今回の大抜擢となった。脇を固めるのは演技達者の名優達。存分にその個性を生かして謎の物語を彩る。中でも中野良子の名演はスタッフ全員が息を飲んだ程。物語テーマに心からほれ込んだ彼女は撮影OK後も涙が止まらない熱演だった。楽しいのは、友情出演の人々。忙しい中をぬっての特別参加をして下さった。巻頭モスクワ駅の大セットは、大御所木村威夫美術監督によるもの。キャメラに写らない裏々まで当時のポスターやデザイン彫刻で飾られ、同時に列車までいや、その内部まで作られて、正に日活撮影所はじまって以来の超特大セットとなった。
ストーリー
1941年ヒットラー、ムッソリー二、スターリンとの会談を終えモスクワ駅からシベリア超特1急に乗り込んだ山下奉文大将と佐伯大尉。その下に緊急電報が入った。満州里につくまでの7日間に{地図}を確保しろというの…だ。地図を求める様々な男女が乗り合わせる。その地図とは、若き冒険家裕木小次郎がモンゴルで発見した義経の秘宝のありかを描いた古地図である。列車にのった誰かが地図を持っている。盗まれた地図を探す裕木と多賀。狙う満州浪人たち。山下大将の命を狙う女や男。誰が犯人か?連続殺人と地図の謎の真相は?
スタッフ
製作・原作・脚本・監督・訳詞:MIKE MIZNO
美術監督:木村威夫
キャスト
片岡愛之助
片岡進之助
西條三恵
中野良子
岡田眞澄
ガッツ石松
佐藤允
ニコラス・ペタス
光本幸子
片岡未来
淡島千景(友情出演)
大槻ケンヂ(友情出演)
片岡我當(特別出演)
片岡秀太郎(特別出演)
中村福助(特別出演)
山口浩司
三角大
徳秀樹
西田和昭(三役)
水野晴郎
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