原題:Ali G Indahouse

全世界お下劣党公認 史上最強・最悪のシ・モ・ネ・タ・ヒーロー アリ・G 性治改革はオレに任せろ!

2002年/イギリス/カラー/88分/ 配給:UIP映画

2009年04月09日よりDVDリリース 2005年05月27日より〈期間限定出荷〉DVDリリース 2003年11月07日よりDVD発売&レンタル開始 2003年11月07日よりビデオレンタル開始 2003年7月12日より銀座シネパトスにてロードショー

(c)2002 UNIVERSAL STUDIO ALL RIGHTS RESERVED.

公開初日 2003/07/12

配給会社名 0081

解説



史上最高・最低のおバカキャラの誕生

映画史上もっとも過激でこわれたキャラが、遂に日本へ上陸する。これまでに誰もが経験することがなかった笑いの未体験ゾーンを史上最強・最低のシモネタ・ヒーロー“アリ・G”が目一杯呼ぴさます!『オースティン・パワーズ』のマイク・マイヤーズや『Mr.ビーン』のローワン・アトキンソン、はたまた『ズーランダー』のベン・スティラーの影が薄くなるほどの超強烈なキャラクターの登場だ。

アリ・G!お前は誰だ?!

イギリスの人気番組から飛び出したアリ・G(サシャ・バロン・コーエン)は奇抜な行動と奇妙な言葉遣いで瞬く間に大ブレーク!英国アカデミー賞の最優秀コメディショー賞、最優秀コメディアン賞の2部門で受賞を果たすなど、気が付けば一流コメディアンの仲間入り。彼は国民的現象を巻き起こし、“ボヤカシャ””“アリ”“ミンガ”といったキャッチフレーズが大流行。その1年後、新番縄「Da Ali G Show」がスタート。この番組の成功により、アリ・Gは01年にマドンナのオファーで“MUSIC”のPVに運転手役として出演し、MTVヨーロッパ・ミュージック・アウォードで司会も務めた。さらにはブームバスティック・シャギーとデュエットした“ALl G INDAHOUSE”でミュージシャンとしてデビューも果たし、それこそがこの男のデビュー映画のタイトルにもなったとはウソのようなホントの話。

アリ・GをとりまくCOOLな奴ら

コメディアン、サシャ・バロン・コーエンが、彼の生んだ量高の人気者アリ・Gを演じる他、恋人ジュリー役には名コメディエンヌのケリーブライト。最大のライバル、ハッサンB役には『チューブ・テイルズ』(99)などのレイ・パンサキといった新進スター達が魅力溢れる演技を披露。さらに『ブランケット&マクレーン』(99)など映画や舞台で活躍するベテラン俳優のマイケル・ガンボンが首相を、『ダーク・ブルー』(01)をはじめとする幅広い出演歴を持つチャールズ・ダンスが大蔵大臣を演じている。また、『インビジブル』(OO)のロナ・ミトウラが大臣のセクシーな私設秘書ケイトに扮しているのも注目。
本作が監督デビューとなるマーク・マイロッドは、TVのコメディ番組出身で、人気一コマギャグ番組「The Fast Show」(BBC2)により、英国アカデミー賞の最優秀ライト・エンターテインメント賞を受賞している。

ストーリー



ウエスト・ステインズ・マッシブのリーダー、アリ・G(サシャーバロンーコーエン)。彼はジョン・ナイキ・レジャーセンターの支配人から、センターが資金不足で閉鎖になると聞かされる。アリ・Gが真っ先に心配したのは、彼がそこで運営している型破りなボーイスカウトクラブのことだった。“今ここを追い出されたら、あいつらはどうやって生きていけばいいんだ?”
そうして、正義の闘志として立ち上がることを決意したアリ・G。しかし、その行動は思いもよらぬ事態を呼ぶ。首相(マイケル・ガンボン)を失脚させようとする大蔵大臣のカールトン(チャールズ・ダンス)の陰謀にアリ・Gは利用されるのだ。セクシーな私設秘書ケイト(ロナー・ミトゥラ)がアリ・Gを誘惑する。“あなたこそが政治家になるべきだ”と。
しかしアリ・Gは首相を引きずり下ろすどころか、若者の声を代弁する、“本音”の人として国民に受け入れられ、内閣の支持率も急上昇。首相の人気を以前よリ高めるのだった。
いよいよ議員としての風格も出てきたアリ・Gと、恋人のミー・ジュリー(ケリー・ブライト)は一張羅に身を包み、首相の別荘であるチェッカーズで開かれたサミットの歓迎会に出席する。だがジュリーはそこでケイトとアリ・Gがいちゃついている場面を目撃し、2階へ駆け込んでしまう。首相の部屋で涙にくれるミー・ジュリー。階下では歓迎会が続いていたが、アリ・Gは彼の知る唯一の方法でジュリーを慰める。しかし自分たちのラブシーンがカメラで撮られ、モニターに映し出されているとは夢にも思わなかった。
翌朝のサミットでは、世界のリーダー達の意見が衝突し、協講が紛糾する。アリ・Gは出席者達のお茶に特製ブレンドの茶葉を加え、彼らの気分を鎮めて急場を救う。しかしそれがアリ・Gの政治生命を奪ううきっかけとなった。翌朝のメディアはアリ・Gが世界のリーダー違にマリファナを与えたとのニュースを発表したのだ。アリ・Gの人気は急落し、辞職に追い込まれることに。センターの救済もかなわぬ夢となって途方に暮れるアリ・G。そしてミー・ジュリーまで最大のライバルであるイースト・ステインズ・マッシブのリーダー、ハッサンB(レイ・パンサキ)に奪われて…。
さらにアリ・Gは首相にとっても汚点となった。サミットの歓迎会でのミー・ジュリーとの一件を、首相が正体不明の娼婦と関係したという流言が飛び交い、彼もまた辞職に追い込まれるのだった。

スタッフ

監督:マーク・マイロッド
製作:ティム・ビバン、エリック・フェルナー、ダン・メイザー
脚本:サシャ・バロン・コーエン、ダン・メイザー
製作総指揮:ナターシャ・ワートン、サシャ・バロン・コーエン、ピーター・フィンチャム
撮影監督:アシュレイ・ロウ,B.S.C.
編集:ポール・ナイト
美術:グレンビル・ホーナー
衣装:アニー・ハーディンジ
共同製作:マイリ・ベット
音楽:アダム・F
キャスティング:ルシンダ・サイソン

キャスト

アリ・G:サシャ・バロン・コーエン
首相:マイケル・ガンボン
カールトン:タヤールス・ダンス
ミー・ジュリー:ケリー・ブライト
リッキー・C:マーティン・フリーマン
ケイト:ロナ・ミトゥラ
祖母:バーバラ・ニュー

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