思い出はみんな美しい。

2002年/日本/カラー/61分/ビスタサイズ/ドルビーデジタル 配給:アミューズ・ピクチャーズ

2003年03月21日よりビデオ発売&レンタル開始 2002年8月10日より新宿武蔵野館にてロードショー

(C)いがらしみきお/竹書房、アイ・エム・オー、デジタル・フロンティア

公開初日 2002/08/10

配給会社名 0008

公開日メモ “元祖癒し系”コミック「ぼのぼの」が、ふわふわ、フカフカの最新CG映画になって帰ってきた!

解説



“元祖癒し系”コミック「ぼのぼの」が、
ふわふわ、フカフカの最新CG映画になって帰ってきた!

186年の連載開始以来、単行本は21刊目を発刊。現在総計850万部を超える永遠のロングセラー、“元祖癒し系”コミック「ぼのぼの」が、最新のフルCG映像で帰ってきた。ファン待望の映像化は、劇場用アニメーション(193年)、TVシリーズアニメーション(’95〜’96年)以来のこと。本作では、おなじみのぼのぼの、シマリスくんたちはもちろん、真っ青な瞳が印象的な新キャラクター・ボボくんも登場。思わず触りたくなるほどふわふわ、フカフカのぬいぐるみのような毛並みのキヤラクターたちがスクリーンいっぱいに駆け回る!

みんないろんなことを思い出した。いい思い出も。わるい思い出も。

不思議な力を持つクモモの木の下で、みんながいるいろなことを思い出す。いい思い出、悪い思い出。忘れたいこと、忘れられないこと。思い出したいこと、思い出せないこと……。悲しいこと、つらいことを忘れることが出来れば、人は強く生きていけるのだるうか?“癒し”とは忘れることなのだろうか?誰もが心に抱くそんな思いへの答えが、家族の愛と思い出をテーマにした感動作「ぼのぼの」の中にぎっしりと詰まっているのだ。

「ぼのぼの」とゴンチチ・サウンドがコラボレートした究極のヒーリング・ファンタジー!

脚本・絵コンテ・監修を原作者いがらしみきお自身が担当。監督は前作『ぼのぼの』(’93公開)の演出補であり、『大感傷仮面』(’92)『要塞家族』(’97)の異才クマガイコウキ。声の出演には、森本レオ、立川談志も名を連ねている。CG制作には『ガメラ』『うずまき』などのCG映像に定評があるデジタルーフロンティアが担当。インストゥルメンタル・アコースディック・ギターデュオ、コンチチが奏でるウクレレのサウンドが映像と共鳴して、原作のテイストを超えた切なく心温まるファンタジーが完成しました。

ストーリー



ぼのぼのの森の、いちばん高い丘。そこに立つクモモの木には不思議な力があった。
その木の下に座ると、悲しいことや苦しいことを忘れることができるのだ…。

大切に飼っていたコゲトリ虫に逃げられたぼのぼのは、その悲しみを癒すために向かったクモモの木の下で、フェレット(?)の子供ホポと出会う。いつもクモモの丘の上にいるポポは、お父さんと二人暮しのちょっぴり奇妙な子。やがて仲良しになったぼのぼのに、ポポはこう言った。「誰かがボクを迎えに来るんだ。お父さんが、そう言ったんだ。きっと誰かがボクを迎えに来るんだって。だからボクは、毎日ここで待ってるんだ」

ある日、“クモモの木の枝を折って盗んでいくやつがいる”という噂が、森の中でたち始める。犯人は、ボボだった。大ケガをして伏せっている父親の傷の痛みを忘れさせようと、毎日クモモの枝を病床に置いて看病していたのだ。けれど、嵐の夜にボボのお父さんは死んでしまう。ぼのぼのが心配してボボの家に行くと、もうそこにボボはいなかった。「きっとボボくんは、クモモの木の丘にいるに違いない」ぼのぼのが向う頃、森の中の動物たちもクモモの枝を盗んだ犯人を探すためにクモモの丘に集まりだしていた。

クモモの木の丘でぼのぼのがボボを見つけたとき、大きな稲妻がクモモの木に落ちた。吹き飛ばされるぼのぼのとボボ。そしてクモモの木が燃え上がると、フシギな匂いが丘に広がった。煙にかすんだクモモの丘に向ってくる、ひとつの影。それはボボを迎え来た者なのか?そして、森の動物たちが見守る中、クモモの木の持つもうひとつのフシギな力が明らかになったのだった

スタッフ

原作・監修:いがらしみきお(“ぽのぼの”竹書房刊)
監督:クマガイコウキ
音楽:ゴンチチ(「made in Ukulele」Leafage/ポニーキャニオン)
制作:高橋一平・牧村康正
企画:辻井清・伊藤明博
CG制作:植木英則・松村傑
CGプロデューサー:豊嶋勇作
CGディレクター:毛利陽一
音楽プロデューサー:佐脇章太・上阪伸夫
音響監督:鶴岡陽太
脚本・絵コンテ:いがらしみきお・クマガイコウキ
ブロデューサー:伊藤明博
音楽製作:ヒップランド・ミュージック・コーポレーション Leafage/ポニーキャニオン
音響製作:楽音舎
デジタル画像処理:東映化学デジタルテック
CG製作:デジタルフロンティア
製作協力:アイ・エム・オー
製作:竹書房

キャスト

ぼのぽの:上村祐翔
シマリスくん:吉田小南美
アライグマくん:山□勝平
ボボくん:小桜エツ子
ポボくんのお父さん:菅原正志
ボポくんのお母さん:島本須美
クズリくん:道平陽子
クズリくんのお父さん:長島雄一
スナドリネコさん:森本レオ
アライグマくんのお父さん:立川談志

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