2003年/日本/カラー/13分/ 配給:スローラーナー

2003年11月1日から7日までテアトル新宿にてレイトロードショー

公開初日 2003/11/01

公開終了日 2003/11/07

配給会社名 0048

解説


「異形の肖像」という映画

映画学校時代、卒業制作の為に書いた企画書があった。
いわゆるドラマではなく、オムニバス形式の映像詩を撮る、というものだった。
選考はシナリオで行われてたので、仕方なくト書きのみのシナリオを提出したが、一蹴された。
講師を疑うわけではないが、読んで貰えたどうかすら怪しい。
結局、卒業制作の方は、オムニバスの一つをドラマ形式に再構成して撮影し、提出した。
その後、学校を卒業し、残りのシナリオはハードディスクの片隅に放置される事になる。
それが今年の2月ごろ新作を撮ろうという話が出てきて、急遽、そのシナリオが採用された。
時間も経っていたので鮮度は落ちていたが、使えるネタだけピックアップして、ドラマ仕立てにアレンジした。
それが今回の映画(映像詩)−「異形の肖像」である。

ストーリー



夏休み、学校の裏にある廃屋で、一人の生徒が自殺した。
捜査の末、クラスメートによるイジメがあった事が認められたが、自殺の直接の原因になったという根拠はな
く、遺書等も見つからなかった為、少年達は不起訴処分となった。
2年後・現在、不起訴処分となった少年達は、それぞれの道を歩み始めていた。
そんなある日、少年の一人が、白昼の路上で刺殺されるという事件が起きる。
一報を受けた残りの少年達は、事件を不審に思い、再び集まる事になった。

スタッフ

制作:中村香織、小山太一、宮倉豪史
監督:山崎紫音
助監督:高橋雄弥、片山昌志、貢晋佑、松本保洋
撮影:野村祐紀
録音:岡室耕司、柿崎勝、長浜仁人
美術:橋口真一、田中四朗
衣装:山野隼
メイク:山口七々子、坂本満喜子
作曲:OKAJI

キャスト

佐伯俊
藤平涼二
鈴木祥二郎
結城篤
和田聡宏
遠藤祐美
戸田正範
田所秀碁
小高健一
斉藤亜希子
中村愛美

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