原題:BIRTHDAY GIRL

騙されてはいけない!彼女の”誕生日”の微笑みに。

2002年2月1日アメリカ初公開

2002年/アメリカ映画/カラー/94分/Dolby Digital/ミラマックス作品 提供:日本ヘラルド映画、アスミック・エース エンタテインメント 配給:日本ヘラルド映画

2003年04月11日よりビデオ発売&レンタル開始 2003年03月21日よりDVD発売&レンタル開始 2002年11月16日より有楽町スバル座ほか全国東宝洋画系にてロードショー

公開初日 2002/11/16

配給会社名 0058

公開日メモ メールオーダーで取り寄せた花嫁は美貌のロシア人。セックスを駆使して男を翻弄する彼女の妖しい魅力が、やがて思いもよらぬ結末を招くことに・・・。

解説



誰でも、いつでも、どこからでも…インターネットで花嫁を買う!?コミュニケーションの欠如がとてつもない犯罪を呼び起こす。愛する人と出逢うのは確かに容易なことではない。最近のイギリスでは、仕事を持っている人にとって出逢いの可能性の高い場所の一つが仕事帰りのスーパーマーケットだと言われているがそこですら愛する人を見つけることができなかったとしたら!?
メール・オーダーするしかないのだろうか、本作の主人公ジョンのように。インターネット、携帯電話、PHS・・・今、ツールの発達は目覚ましいがコミュニケーションそのものの欠如は多くの人間か抱えている社会問題でもある。結婚したい、娼婦ではなく、ちゃんとした普通の女性と・・・。本作「バースデイ・ガール」では主人公のそんな純粋で切実な思いはあっさりと裏切られ、予想もしなかった犯罪とスリルの真っ只中へ引きずり込まれていく。ロシアから来た正体不明の女。誕生日に彼女が微笑むと何かが起こる…勤続10年まじめ一本やりの孤独で物腰柔らかな銀行員ジョンは、愛に土壇場の試みを挑んで人生の螺旋階段を転げ落ちようとしていたホームペーシ「ロシアから愛をこめて」のメール・オーダー花嫁の注文だアエロフロートに乗ってやって来た花嫁ナディアはカタログに保証されていたにも関わらす英語を全く話せない。何もかもが合点のいかないジョンだったが、一度ベッドに入ると一転、彼女の虜に。平穏で愛に溢れた生活が始まったかのように思えたがナディアの誕生日に、突然従兄弟と称する二人の男が現われる。ナディアは一体何者なのか、そして男たちの真の狙いは?ニコール・キッドマンの新たなる挑戦それは、ヴァンサン・カッセル、マチュー・カソヴィッツと共にロシア人を演じる事!
セックスで翻弄しながら男を人生のどん底に突き落とす謎のロシアの花嫁を演じるのは「ムーラン・ルージュ」「アサーズ」など、今のりにのっているニコール・キットマン。”新しい才能との仕事はいつも興奮するわ。だって、私のいつもと違う、新しい面を引き出してくれるもの”と語るニコールは自らこの無名の新人監督作への出演を熱望。自慢のブロンドをブルネットに替える凝りようで、ロシア語を駆使するコケティッシュかつ残酷な美しさは観る者を圧倒する事だろう。共演にはハリウッドで人気を博した英国人俳優ベン・チャップリン(「シン・レッド・ライン」)、そして「クリムゾン・リバー」のヴァンサン・カッセル、「アメリ」のマチュー・カソヴィッツがロシアから来た謎の従兄弟達を演じ、クロス・カルチャーでセクシャルな緊張感を見事に作り出している。
「アメリカン・ビューティー」のサム・メンデス、「リトル・ダンサー」のステイーヴン・ダルドリーに続<イギリスの新しい才能がここに誕生!イギリス映画界の豪華スタッフが結集!!監督を務めるのは、これが日本テヒューとなるイギリスの俊英シェス・バターワース。ブリット1ギャングスター映画"Mojo"でイギリス映画!!演劇界にセンセーションを巻起こした注目の才能で、ニコール・キッドマンを始めハリウッドでもファンが多い.共同脚本のトム・バターワース、製作のスティーブン・バターワース兄弟と共に古典的な"異性に惹かれる"ストーリーに彼ら独特のスタイルである"犯罪、サスペンス、癖のある型破りなキャラクター、刺のあるひねりの聞いたセリフ、そして驚くへきどんでんがえしを加え、ハイ・テンション、かつオリシナルな作品を作り上げた。更に、ラッセ・ハルストレム監督、スティーヴン・フリアース監督とのコ ンビが有名なオリヴァー・ステイブルトンが撮影を、「ロック,ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」「スナッ チ」のヒューゴ・ルチック=ワイコフスキーがプロダクション・デザインを、「恋におちたシェイクスピア」「リトル・ダンサー」のイギリス映画界きっての"音の魔術師"スティーヴン・ウォーヘックが音楽を手掛け、全篇を盛り上げている。 昨秋、「アザーズ」と共にヴェネチア映画祭に出品され、ニコール・キッドマンの新たなる魅力で話題を呼んだサスペンス「バースデイ・ガール」がいよいよ日本に上陸する!

ストーリー


愛に恵まれない男ジョン・バッキンガム(ベン・チャップリン)、26歳。課長昇進を僅差で逃すが、金庫の鍵の保管者に任命された。いわば勤続10年の報奨だ。往々にして無口な傾向はあるが一度困難な状況で見事な接客を見せた事もあり、適時に問題を認識する能力はある。地元育ちで認知度は高いが、積極性に欠け、新規開拓は不得手。ロンドンから60キロ程離れた郊外のセント・オルバンスに独り住まい。ガールフレンドはなし。ある日、ジョンは人生を変える決意をする、惨めかもしれないが勇気ある行動でもある「ホームぺ一ジロシアから愛をこめて」のメール・オーダー花嫁の注文だ。モスクワ発236便のアエロフロートに乗ってやってきた花嫁は、信じられないくらい美しくミステリアスなロシア女性、ナディア(ニコール・キッドマン)。カタログに保証されていたにも関らす英語を全く話せない。ただ、ただ頷くだけで、煙草を吸うばかり。何よりも会話がコミュニケーションの”鍵”と考えるジョンは彼女を翌日、返品しようと考えるが、一度ベッドに入ると一転、彼女の虜に・・・。
 平穏で愛に溢れた生活が始まったある日、ナディアの誕生日にロシアから従兄と称するアレクセイ(ウァンサン・カッセル)と、その友人ユーリ(マチュー・カソヴィッツ)がやって来る。粗野で暴力的な彼らはナディアを人質にジョンを脅し始める。ナディアの命を救うため、ジョンは10年勤め上げた勤務先の銀行を襲うハメに・・・。はたしてジョンの運命は、そしてナディアの正体は一体??!

スタッフ

監督・脚本:ジェズ・バターワース
脚本:トム・バターワース
製作:スティーブ・バターワース、ダイアナ・フィリップス
撮影:オリヴァー・ステイプルトン
編集:クリストファー・テレフセン
ヘアー・メイクアップ:ノリコ・ワタナベ
衣裳:フォイブ・ド・ガイエ
作曲:スティーヴン・ウォーベック

キャスト

ナディア:ニコール・キッドマン
ジョン・バッキンガム:ベン・チャップリン
ユーリ:マチュー・カソヴィッツ
アレクセイ:ヴァンサン・カッセル

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