チェコが生んだパペット・アニメーションの巨人、トルンカの作品集第3弾。 トルンカ、それは子供と詩の王国である。〜ジャン・コクトー〜

チェコ/93min 配給:チェスキー・ケー、レン・コーポレーション 発売:レンコーポレーション、チェスキー・ケー 販売:日本コロムビア

2002年6月21日DVD発売/2002年6月21日ビデオ発売&レンタル開始

サブ題名 『フルヴィーネクのサーカス』その他の短編

解説

人形劇大国として有名な中央ヨーロッパの小国チェコで、人形劇の技術と伝統を生かし、パペット・アニメを芸術の域まで高めたイジー・トルンカは、現在幅広い注目を集めるアート・アニメーションの文字通りパイオニアである。戦後すぐのカンヌ映画祭ではウォルト・ディズニーをおさえ大賞を受賞。審査員は「映画の詩人と呼べるのは、チャップリンとトルンカだけだ」と激賞し、あのジャン・コクトーも「トルンカ、それは子供と詩の王国である」とその愛情を表明している。

ストーリー

『バネ男とSS』(1946年/14min)
ナチス占領下にあらわれた覆面男のバネ男がゲシュタポや親衛隊をやっつける。

『コントラバス物語』(1949年/14min)
水浴びをしている娘と、それに目をとめるコントラバス弾きのほのぼのした交流。

『草原の歌』(1942年/21min)
ジョン・フォードの「駅馬車」のパロディ。

『楽しいサーカス』(1951年/12min)
切り紙を使った楽しいサーカス。曲芸や空中ブランコが行われる。

『フルヴィーネクのサーカス』(1955年/23min)
サーカスに行きたいフルヴィーネクが、夢の中で不思議なサーカスを経験する。

『情熱』(1961年/9min)
生まれたときからスピードに取り付かれた男の一生を描く。

スタッフ

監督:イジー・トルンカ

キャスト

LINK

□この作品のインタビューを見る
□この作品に関する情報をもっと探す
http://www.columbia.co.jp
ご覧になるには Media Player が必要となります