原題:I SPY

もう一つの視界を手に入れろ!

ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2003特別招待作品::http://www.nifty.ne.jp/fanta/yubari/sakuhin2003/

2002年11月1日全米初公開

2002年/アメリカ/カラー/96分/ 配給:ソニー・ピクチャーズエンターティンメント

2007年08月29日よりDVDリリース 2003年09月26日よりビデオレンタル開始 2003年09月26日よりDVDリリース 2003年4月26日より日比谷みゆき座ほか全国東宝洋画系にてロードショー

? 2002 Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved.

公開初日 2003/04/26

配給会社名 0042

解説


レーダーでも肉眼でも捉えられない完全インビジブル機能搭載の新型ステルス戦闘機<スイッチブレイド>が盗まれた!もしテロリストの手に渡れば自由社会は計り知れない危険にさらされる。奪還ミッションを受けたのは国家保安局BNA(Bureau of National Security)のスペシャル・エージェント。その相棒に指名されたのは、全勝記録更新中の現役ボクシング・チャンピオン!予測不可能なこのコンビが、中央アジア、米国、東欧、地中海へと、ワールドスケールでハイテク駆使の追跡戦を繰り広げる、スパイ・アクション超大作!!

世界をまたに活躍するスペシャル・エージェントと、無敵のボクシング・チャンピオンという意外性あるコンビを演じる2人は、『シャンハイ・ヌーン』『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』などで俳優・脚本家として注目度急上昇那賀の才人オーウェン・ウィルソンと、『ナッティ・プロフェッサー』『ドクター・ドリトル』などで衰えぬ人気を誇るエディ・マ−フィという、これまた意外な組み合わせ。かたや決して世間の表舞台には立てないスパイ、かたや常にメディアから追い回されていなければ気がすまない目立ちたがり屋の世界チャンピオン、かたや女性関係に弱点を抱え、かたや金と女には不自由のない自信家と、立場も性格もまるで正反対の2人が、いかにコンビとして成長していくかをかいてバディ・ムービーとしても大いに楽しめる作品になっている。マ−フィ・ファンには『48時間』シリーズや『ビバリ−ヒルズ・コップ』シリーズといった初期のバディ物を彷佛させるノリのいいマシンガントークの復活がうれしいところ。『トリプルX』でビン・ディーゼルを演じた”新種のシークレット・エージェント”に並ぶ、異業種から転身するスパイ・エージェントが本作でも誕生した。

敵か味方か最後までわからないセクシーな女スパイを演じるのは『007/ゴールデンアイ』『X−メン』のファムケ・ヤンセン。『時計じかけのオレンジ』の伝説的怪優マルコム・マクダウェルは敵役でオーラを放つ。他に『愉快なブレディ一家』シリーズのゲアリ−・コール、『ビッグムービー』『シティスリッカーズ』のフィル・ルイスが共演。

スパイ物ならではの数々のハイテク装備や、『スパイダーマン』『メン・イン・ブラック2』のソニー・ピクチャーズ イメージワークスによる視覚効果とド派手なスタントの合わせ技で魅せるアクションシーンも大きな見どころ。スリリングな空中シーンに欠かせない巨大バルーンやパラシュート、スパイ映画でお馴染みのペン型発信機や宙吊りケーブルはもちろん、互いの視覚を共有できる”スイッチ・アイ”といったクールなガジェットが次々に登場。極め付けは目視でさえ不可能というスイッチブレイドだが、その秘密はラストのお楽しみ。ハリウッド映画初登場となる東欧の古都ブタペストで本格ロケを敢行した度肝を抜く市街チェイスシーンや、エディ・マーフィのトリッキーなボクシング・シーンなど、目が離せないシーンの連続だ。

監督・製作は『Kー19』のキャスリン・ピグロー、『ディープ・インパクト』のミミ・レダーと並んで娯楽大作を撮れるハリウッドでは貴重な女監督として知られるベティ・トーマス。エディ・マーフィとは『ドクタードリトル』に続いて二作目のコンビとなる。

オリジナル版は人気を博したTVシリーズ「アイ・スパイ」。ビル・コスビーとロバート・カルブ主演、1965〜68年に全米NBC系で放送された(日本では1966年よりNET=現テレビ朝日で放送)。この2人はその後、72年に『殺人者にラブ・ソングを』で再共演、しがない2人組の探偵を演じ絶妙な名コンビネーションを見せた。ちなみにカルプは監督を、脚本家は『48時間』のウォルター・ヒル手がけた。その装いを一新して劇場映画に、というアイデアを実現したのは『ランボー』シリーズを手がけ、『ターミネーター3』でもコンビを組んでいるマリオ・カサールとアンディ・バイナのプロデューサー・コンビ。原案は『シックス・デイ』や大ヒット作の続編『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』で注目を集めているマリアンヌ&コーマック・ウィーバリー。脚本には『フェイス/オフ』のオリバー・ウッド。美術はこれが『28DAYS』に続いてのトーマス監督作となるマルシア・ハインズ=ジョンソン。衣装デザインは『マルコムX』『アミスタッド』で二度アカデミー賞候補になった大物ルーカス・カーターが担当。編集はトーマス監督の全作品の他『チャーリーズ・エンジェル』を手がけたピーター・テシュナー。音楽は『ドクタードリトル』『ビッグ・ママス・ハウス』のリチャード・ギブス。

ストーリー


国家保安局BNSのスペシャル・エージェント、アレックス・スコット(オーウェン・ウィルソン)は、天山山脈にあるウズベキスタンの軍事施設近くへ来ていた。米国が極秘に開発した最新型ステルス戦闘機”スイッチブレイド”を盗んだ米国人パイロットの身柄を確保するためだ。アレックスは収容所を脱出したパイロットから、スイッチブレイドが武器商人アーノルド・ガンダーズ(マルコム・マクダウェル)に売り渡されたことを聞き出す。だがその直後、パイロットは軍の攻撃を受けて殺されてしまう。

ラスベガスでは無敵のボクサー、ケリー・ロビンソン(エディ・マーフィ)が新たな挑戦者を1ラウンドKOで退け、全勝記録を57に伸ばしていた。試合後、彼の大統領から電話がかかってくる。極秘任務への協力を要請されたケリーは、二つ返事で引き受ける。

スイッチブレイドはエレクトロクロマティック技術により世界で初めて完全不可視を実現したスーパーハイテク機である。どんな高性能レーダーでも捉えられないばかりか、肉眼でさえいることができない完全インビジブル機能を搭載している。そのため、テロリストの手に渡れば誰にも知られずに小型核兵器を運べる格好の輸送手段になりかねない。アレックスに与えられた新たな任務はこのスイッチブレイドの奪回だった。ガンダーズはブタペストで行なわれる欧州ミドル級タイトル試合の前夜パーティを主催することになっていた、パーティを隠れ蓑に、スイッチブレイドの入札を行なおうとしていたのだ。そこでパーティ会場であるガンダーズ邸に潜入するために、タイトル戦を戦うケリーの協力を得ることになったのである。だが、ケリーは目立ちたがりの自惚れ屋で自分勝手。国家機密がらみの秘密任務にうかれている彼をどう手なづけるかが、アレックスの頭痛の種になる。アレックスのもつひとつの悩みは、今回の任務に女性エージェントのレイチェル(ファムケ・ヤンセン)が加わっていること。アレックスはかねてから彼女にひそかな想いを抱いていたが、いまだに告白する勇気を持てずにいた。そのレイチェルが最近、人気・実力ともナンバー1のエージェント、カルロス(ゲアリー・コール)と関係をもったトキイテ、アレックスの心中は穏やかでは無い。ケリーの付き人としてパーティに潜入したアレックスは、ケリーが人目をひきつけている間にガンダーズの書斎に忍び込む。だがケリーが決定的なミスを犯してしまい、たちまち2人は追われる身に。ブタペストの市街を縦断しながらの必死の攻防の末、2人は逃げ込んだ下水道で朝まで身を隠す羽目に。だが胸襟を開いて語り合ううち、いつか彼らの間には理解と友情が生まれていった。アレックスの悩みをしったケリーは、彼のためにひと肌脱ぐことにする。視覚を他人と共有できるビデオカメラ機能付コンタクトレンズ”スイッチ・アイ”と超小型マイクを使い、レイチェルにアプローチするアレックスに逐一、プロポーズの仕方をアドバイスするケリー。だがいよいよという瞬間、邪魔が入ってしまう。ガンダーズが動きだしたのだ。追跡装置が示した現場に急行するアレックス、ケリー、レイチェルの3人。しかしそれは敵の罠だった。待ち伏せにあったアレックスとケリーは辛うじて脱出するが、レイチェルは車ごと爆破されてしまう。その夜、単身ガンダーズを尾行したアレックスは、取り引き現場にたどりつく。ガンダーズは大胆にも、ブタペストの街を一望できる橋の上にスイッチブレイドを隠していたのだ。だがガンダーズを捕らえようとした時、死んだはずのレイチェルが現われ、逆にアレックスを捕まえてしまう。彼女は二重スパイだったのか!?それともこれは敵の裏をかく作戦の一部なのか!?

絶対絶命の危機に陥ったアレックスは、スイッチ・アイを作動させた。ちょうど試合の真っ最中だったケリーの目に、アレックスの窮地が映る。一刻も早く相手を倒し、アレックスの救助に駆け付けなければ!だがスイッチ・アイが視野を狭めているために、ケリーは思うように戦えない。彼は任務を遂行し、生還することができるのだろうか・・・・?

スタッフ

監督:ベティ・トーマス
製作:ジェンノ・トッピング、ベティ・トーマス、マリオ・カサール、アンディ・バイナ
脚本:マリアンヌ・ウィバーリー、コーマック・ウィバーリー、ジェイ・シェリック、デビッド・ロン
撮影:オリバー・ウッド
音楽:リチャード・ギブス

キャスト

エディ・マーフィ
オーウェン・ウィルソン
ファムケ・ヤンセン
マルコム・マクダウェル
ゲアリー・コール
フィル・ルイス

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