「ガリンペイロ」第7弾。

2002年/日本/95分 配給:パル企画

2003年09月03日よりビデオ発売&レンタル開始 2003年09月03日よりDVDリリース 2002年9月28日より9月28日(土)からテアトル池袋、シアターイメージフォーラムほか全国ロードショー!!

公開初日 2002/09/28

配給会社名 0072

解説


現代社会の中で、家族のありかた、登校拒否、学校内イジメ、援助交際などは自分たちの身の回りに起こりうる、切実な問題となっています。
原作本「十七歳」(ポプラ社刊)は、当時現役女子高生の井上路望が、自分の体験をエッセイにし、普通の女子高生が感じるこれらの問題を描いた素直な作品です。
今回本作品を監督する今関あきよしは青春映画の名手として『アイコ十六歳』『十六歳のマリンブルー』『すもももも』などの秀作を手がけてきました。
本作品を映画化するにあたり、原作者、井上路望とも会い、話をし、親交を深めながら、高校生の視点に立ち、撮影に挑みました。
そして、本作品の舞台となる三重県鳥羽市は、五感の宿 慶泉をはじめとする、鳥羽市の皆さんの協力のもと、全編鳥羽ロケが実現しました。
新しい鳥羽市発の映画が誕生します。
本作品は日本映画の新レーベル・ガリンペイロ第7作品目となります。

ストーリー



高校2年生になった路望。
家にはパート勤めをしている母・芳子とたった2人暮らし。
父は昔、母と離婚し、体に障害を持っている兄は夢を求めてアメリカに留学して1年。
次第に井沢家から笑顔が少なくなっていった。それは、路望の高校生活も同じだった…。
母との気持ちのすれ違い、理解のない教師たち、なじめないクラスメイトたち、大好きなバスケ部でのイジメ。憤りを感じる生活の中で、たった1人、中島要というクラスの男子とはなんとなく気があった。
要はバイクレーサーになるという夢をもっており、路望にはその姿がまぶしく見えた。
路望は要と仲良くなるにつれて、井沢家にも笑顔が戻っていくように思えたが…。
母の良くない噂、エスカレートするイジメ、クラスメイトの援助交際、そして、要の退学。次々と路望の周りでおこる出来事の中で、路望は1つの決断をした。

スタッフ

原作:井上路望「十七歳」(ポプラ社刊)
製作:竹中功、張江肇、鈴木ワタル
プロデューサー:吉田晴彦、木谷奈津子、春日たかし、大橋孝史
プロデューサー補:岩倉睦
ラインプロデューサー:小川祥
監督:今関あきよし
音楽:千住明
脚本:いしかわ彰
協力:ポプラ社、(財)国際児童交流財団ウェーブ二千、スターライトスタジオ、東京テアトル・ガリンペイロ
制作協力:〈株式会社なか平〉グループ 五感の宿 慶泉
撮影:山神俊二
照明:花岡正光
録音:深田晃
美術:磯見俊裕
音響効果:福島音響
助監督:斎藤博士
制作担当:安藤衣素子
スタイリスト・ヘアメイク:おかもと技粧

キャスト

井沢路望:滝裕可里
中島要:忍成修吾
衛藤雅美:中場干景
中西晴香:三根麻由
三原恵美:米山真央
森田和子:山口果林
丸山清一郎:永倉大輔
校長役:和田周
井沢耕一:小倉一郎
渡瀬源三:丹古母鬼馬二
渡瀬勝男:大坂俊介
井沢博保:伊崎右典(FLAME)
井沢芳子:秋吉久美子

LINK

□公式サイト
□この作品のインタビューを見る
□この作品に関する情報をもっと探す