真っ白な怒り。

2002年/日本/カラー/ 配給:東映

2010年11月01日よりDVDリリース 2003年04月11日よりビデオレンタル開始 2002年10月19日より全国東映邦画系にてロードショー公開

公開初日 2002/10/19

配給会社名 0004

公開日メモ 「GO」から1年 窪塚洋介は初めて、企画段階から映画製作に参加した。

解説



「GO」から1年
窪塚洋介は初めて、企画段階から映画製作に参加した。原作「凶気の桜」(ヒキタクニオ著・新潮社刊)と出会ったのは「GO」の撮影中のこと。主人公山口の怒りは正にその当時の窪塚洋介自身が持っていた舞問や不満であった。それが生まれてくる過程で出会った人々かいた。ストリートのリアリティーから生まれる言葉で己を叩きつけるHIPHOP。その伝説のクループ、キングギドラのリーダー、K DUB SHINE。彼らのPVを監督し旧知の仲である園田賢次。音楽と映像と物語が揃った時、窪塚洋介は“今の日本”の映画が作りたくなった。思いっきりヤバイ映画でありながらエンターテインメントな作品を作る。東映は賛同し準備は進んだ。そして、その現場には異能・多彩な若きアーティスト・パワーが結集した!窪塚洋介を始めとしてミラノコレクション→オーストラリア映画デビューの国際派新人RIKIYA。1人アメリカに武者修行に行った総合格闘技界の異端児、須藤元気。モデル、CMで活躍し、10〜20代の女の子の圧倒的支持を得る高橋マリ子。更に怖い大人が参加。「スワロウテイル」「アナザヘブン」「竜馬の妻とモの夫と愛人」等個性的な映画出演歴を持つ江口洋介。曲者役者本田博太郎。そして、数々の映画・テレビ・CMでその存在感と貫禄を存分に発揮し続けている原田芳雄。彼らが強烈にプロの臭いを発散させる大人を演じきる!音楽はもちろんK DUB SHINE。監督は薗田賢次。今、正に問題作が誕生しようとしている!!

ストーリー



渋谷のストリート、若きナショナリストの結社が誕生した。
山口(窪塚洋介)、市川(RlKYA)、小菅(須藤元気)の3人は特注の白い戦闘服を身にまとい半端な不良どもを狩っていく。それは自分たちの育った渋谷の街から汚いゴミを掃除することでもあった。不良たちは反応し、彼らの存在を受け入れ、殴り蹴られる日々は街に溶け込んでいた。右翼系の暴力団・青修同盟の会長の青田(原田芳雄)は3人を面白がり、飯を食わせたり中古四駆車を与えたりと可愛がる。山口も青田を慕い、市川、小菅
は青田に紹介された若頭の兵藤(本田博太郎)や客分の”消し屋”三郎(江口洋介)に本職(プロ)の匂いを嗅ぎ、次第に影響を受けるようになる。ある日乱闘の最中、山口は景子(高橋マリ子)という凛とした女子高生に出会う。山口、市川、小菅はそれぞれに変わっていく。ある日、3人がドラッグを捌いているというクラブを襲撃したのをきっかけに青海同盟と対立する小西組との抗争が始まってしまう。青修同盟内の蹟謀にまでも巻き込まれ、生きる場所を奪いあう生存競争に若い3人は飲み込まれていくーー。

スタッフ

監督:薗田賢次
原作:ヒキタクニオ(新潮社刊)
製作:黒様満
企画:遠藤茂行
プロデューサー:國松達也、服部紹男
脚本:丸山昇一
撮影:仙元誠三
照明:井上幸男
美術:佐々木尚
録音:芝山申広
編集:薗田憲次、大畑英亮
音楽:K DUB SHINE(キングギドラ)

キャスト

山口:窪塚洋介
市川:RIKIYA
小菅:須藤元気
景子:高橋マリ子
“消し屋”三郎:江口洋介
青田修三:原田芳雄
兵頭:本田博太郎

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