原題:THE RING

東京国際映画祭特別招待作品::http://www.tiff-jp.net/

2002年8月9日全米初公開

2002年/アメリカ/ 配給:アスミック・エース エンタテインメント

2003年05月02日よりビデオ発売&レンタル開始 2003年05月02日よりDVD発売&レンタル開始 2002年11月2日より日比谷映画、他、全国東宝洋画系にてロードショー!

公開初日 2002/11/02

配給会社名 0007

解説



1998年、日本史上空前の大ヒットを記録した『リング』が
スピルバーグ率いるドリームワークスにより<ハリウッド完全リメイク>!

 98年日本公開以来、アジア各国で動員新記録を樹立し、更にフランス、イタリア、スペインなどのヨーロッパ各都市でもヒットを飛ばした<最も怖い日本映画>と絶賛されたホラー『リング』。2001年のはじめ、アメリカでそのリメイク権の争奪戦が繰り広げられ、数々の映画会社が群がる中、スピルバーグ率いる「ドリームワークス」がそれらを押し退けて映画化権を獲得した。

 映画『リング』シリーズの日本における総動員数500万人、書籍「リング」「らせん」「ループ」「バースデー」総売上数800万部。<ビデオテープ><井戸><7日間><死を告げる電話><呪い>そして<貞子>…それらお馴染みの凶々しいキーワードは、アメリカでどのように甦り、新たに再生されるのか? アメリカのマスコミの注目は当然その内容に集中したが、徹底したスピルバーグの<秘密主義>のもと厳戒態勢で撮影が進められているため、漏れ聞こえてこない。日本人で唯一アメリカの脚本を読んでいる原作者の鈴木光司は、「<RING>は名詞では<丸>や<輪>だが、動詞では<呼び覚ます/呼び起こす>の意。愛する者を失うこと、それが人間の一番の恐怖であり、アメリカ版は私が書いたオリジナルストーリーのテーマに近くなると思う」とだけ公言。刻一刻と完成が近づく中、日本版『リング』が数十本作れる製作費が投じられている事が判明。まさにハリウッド・スケールの巨額なバジェットだ。全米公開は2002年10月18日と決定。ハロウィン・シリーズを狙い2500スクリーン以上という拡大規模の公開を予定している。……ところが、全米公開日が決定した今も、ラストシーンは決まっていない。撮影中にも脚本の変更があり<4パターンのエンディング>で揺れているらしい。ただし、その中の一つである日本版のエンディングは却下されたという情報だけが届けられた。
 最終的なラストはスニーク・プレビューで決定するとのことだ。果たして、どんなラストシーンが待ち受けているのか?

 「リングの恐怖にすっかり慣れてしまった日本の観客でさえ、度胆を抜くような悪夢を作る」と宣言するのは、監督に抜擢された鬼才ゴア・ヴァービンスキー。『ザ・メキシカン』でブラッド・ピット、ジュリア・ロバーツという二大スターの夢の共演を実現させた彼は、ドリームワークスの秘蔵っ子としてスピルバーグが惚れ込んだ才能である。脚本は、『スクリーム3』『パラサイト』の新鋭アーレン・クルーガーが担当し、それを『マイノリティ・リポート』のベテラン、スコット・フランクが脚色した。更にホラー映画の命でもある<スケアリー・ビジュアル・クリエイト=特殊メイク>には、アカデミー賞を6度受賞し、最近では『PLANET OF THE APES 猿の惑星』や『メン・イン・ブラック2』で斬新なメイクを披露したリック・ベイカー。
 そして主演は、グウィネス・バトルロワ、ケイト・ベッキンセール、ジェニファー・コネリーの名が上がり、一旦ジュリア・ロバーツに決定したものの、「我々が作りたいのはスター映画ではない。本当に恐ろしい映画だ」とドリームワークスが一蹴し、最終的に『マルホランド・ドライブ』の演技で2001年度女優賞の台風の目となったナオミ・ワッツに白羽の矢が立った。

 巨大に膨れ上がる謎は、想像を絶する戦慄となって世界中を恐怖のどん底に陥れる!

ストーリー


 アメリカ。ある都市。一本のビデオテープを見た少年少女が同日同時刻に死亡した。その不可解な死の謎を追うジャーナリスト、レイチェルは<不吉な噂>が広がりつつあるのを少女たちから聞いた。
「見たら一週間後に必ず死ぬの」
「噂でしょ。ビデオが原因じゃないよ。見たけど無事な人もいる」
「でも、彼女は確かに見たって…」
この忌わしいビデオの中には、一体どんなメッセージが込められているのか?

スタッフ

監督:ゴア・ヴァービンスキー
製作:ローリー・マクドナルド、ウォルター・F・パークス
製作総指揮:ロイ・リー、マイク・マキャリ、マイケル・ワイズラー
原作:鈴木光司
脚本:スコット・フランク、アーレン・クルーガー
撮影:ボジャン・バゼリ

キャスト

ナオミ・ワッツ
マーティン・ヘンダーソン
ブライアン・コックス
デヴィッド・ドーフマン
リンゼイ・フロスト
アンバー・タンブリン
レイチェル・ベラ
デイヴィー・チェイス
シャノン・コクラン
リチャード・ラインバック

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