原題:Return of Dragon 重振精武門

ブルース・リー生誕60周年記念映画 〜復活!ドラゴン怒りの鉄拳〜 考えるな、感じろ!

2002年/中国(香港)/カラー35mm/ビスタサイズ/モノラル/92min 配給:ベンテンエンタテインメント/配給協力:東北新社

2002年11月20日よりDVDレンタル開始 2002年4月20日よりシネリーブル池袋ほか、全国先行ロードショー公開

ビデオ時に変わった場合の題名 復活 ドラゴン怒りの鉄拳

公開初日 2002/04/20

配給会社名 0277

公開日メモ ブルース・リー生誕60周年を記念したスーパー・アクションが"ブルース・リー生誕60周年公式記念映画

解説



32才の生涯を駆け抜けた不世出のスーパースター!ブルース・リー。20世紀最大のヒーローとも言えるブルース・リーの生誕60周年を記念したハードコア・アクションが、『フィスト・オブ・フューリー〜復活!ドラゴン怒りの鉄拳〜』なのである。
1900年頃、上海に実在した武術道場の最高峰、精武門。その門下生・陳真(チェン・チェン)が愛と理想の為、無法な外国勢力に対して闘いを挑み、精武門・道揚を守る為、自ら銃弾の中へ身を投じた陳真。故ブルース・リー主演『ドラゴン怒りの鉄拳』(1972)のラストシーンである。
しかし、陳真は生きていた!そんな信じられない設定から幕を開ける本件品。彼は、上毎を離れ生まれ故郷の雲南省へ身を隠し、来るべき精武門の復興を目指していたのだ。執拗に追跡する日本人武術家や軍関係者、さらに愛する人の復讐のために、再び陳真の怒りの鉄拳が爆発する。
ブルース・リー主演作中、最も人気の高い『ドラゴン怒りの鉄拳』を題材とした本映画でスクリーン・デビューを果たすのは、故ブルース・リーが創設した拳法「截拳道」(ジークンドー)の後継者、石天龍(セキ・テンリュウ)。彼は、「中国国際ジークンドー連盟」の、設立者で門下生は20万人を越えるという本格派。さらに北京警察特殊部隊出身という経歴は、実践で鍛え上げられた格闘家であることを物語る。ついにンベールを脱いだ最後の“ブルース・リー・ファイター”、石天龍。香港映画界からの度重なるラブコールと始祖ブルー・スリーの生誕60周年に応えてその秘技がいよいよ大スクリーンに竹裂する!
共演は、陳真の妹弟子役役阿英(ア・ユン)に香港アクション女優NO.1のシンシア・カーン。他にジャッキ・チェン映画の常連、ウー・マやラム・ウェイなど豪華配役陣が脇を固める。
精武門が実在した本場上海、風光明媚な雲南省に長期ロケを敢行。凄まじいまでのマーシャル・アクションと情感を豊かに描いた監督はアメリカ在住のハワード・チョウ。ショウブラザース時代に数々のカンフーアクションを監督した。更にブルース・リーが活躍した70年代初頭のテイストをスクリーンに甦らせる為、演出も当時の手法を忠実に再現。ワイヤーアクンヨンやCGによる処理を極力廃したアクションシーンは新鮮でもある。プロデューサーは『水滸伝』『三国志・諸葛孔明』など中国本土との合作で日本でも知ら蒋傑。武術指導にジャッキー・チェン『ナイスガイ』で台湾金馬奨受賞、ハリウッド進出もウワサされる曹宋。
日本版主題歌「ドラゴン怒りの鉄拳のメインテーマ」を格闘家であり、ブルース・リーの大ファンてもある角田信郎(K1ファイター)が熱唱しているのも話題。最高の布陣による大いなるブルース・リーへのオマージュが本作品なのである。

ストーリー



20世紀初頭の上海。辛亥革命の直後、乱世に乗じて中国の権益を狙う外国勢力が我が物顔にふるまっていた。武術界においても例外ではなく「精武門」を設立した中国最大の武術家・元甲(ホウ・ユンチャン)の謎の死によっていっそう混迷を増していた。
元甲の弟子・陳真(石天龍)は死の原因を追求し主犯者である虹口道場主・鈴木太郎を殺害する。この事件を機に日本軍は武力を持って「精武門」の閉鎖を迫る。しかし、陳真の捨て身の迫力で何とか死守に成功する。この事件で陳真は故郷の雲南省へ逃れ、盲目の針灸師と偽って妹弟子の阿英(シンシア・カーン)と共に身を伏せることになる。一方陳真を仇と狙っていた日本の武術家・故鈴木太郎の弟、鈴木次郎はかつての陳真の同門・雲泰を取込んでいた。さらに日本の結社・黒龍会の師範代・岡本と合流、陳真の殺害と内政干渉を画策する。
岡本と鈴木は陳真をおびき出す為、盗品の国宝仏像をネタに挑発を繰り返す。陳真は拳法の達人であるイギリス人考古学者とその助手から激闘の末、仏像を奪回することに成功。その頃、民族祭“水掛祭り”の人込みの中、雲泰の姿を追って郊外にやってきた阿英を待ち伏せしていたのは鈴木であった。阿英の抵抗も空しく駆けつけた陳真の腕の中で彼女は絶命してしまう。愛する妹弟子まで殺害された陳真は、ついに怒りの鉄拳を爆発させる!

スタッフ

製作:新東山電影電視制作有限公司
製作協力:染野企業電影工作室、吉星影片公司
製作総指揮:呉建中
プロデューサー:叢子貴、染野行雄、呉家駒、蒋傑
脚本・監督:ハワード・チョウ
撮影:林清雄
武術指導:曹栄
音楽:曽廣華

キャスト

石天龍
シンシア・カーン
ウー・マ
ラム・ウェイ

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