原題:KAUN/STORMY NIGHT

“発狂寸前” 嵐の夜、閉ざされた密室で男女3人が恐るべき体験をする。 カルトムービーの鬼才ラム・ゴパル・ヴァルマ監督が放つサイコ・スリラーの傑作! 迫り来る男たち。恐怖におののく美女!!

2000年第13回東京国際映画祭出品

1999年/インド/99分/ 配給:D.V.D LTD.

2002年07月03日よりDVD発売&レンタル開始 2002年07月03日よりビデオ発売&レンタル開始 2002年1月26日より新宿武蔵野館にてロードショー公開

公開初日 2002/01/26

配給会社名 0274

解説

インド映画と言えば、現在世界で最も製作本数(700〜800)の多い国と言われ、それも言葉が約10言語に分かれるという特異性を持っている。また、その上映時間の長さは、ハリウッド映画の超大作並みの約3時間というのが普通になっている。さらに、そのインド映画特有のエンタテインメント性の歌と踊りが必ずといっていいほどインサートされることが多い。
この『ストーミー・ナイト』は、『ボンベイ』『ディル・セ/心から』のマニ・ラトラム、『エリザベス』『女盗賊プーラン』のシェカール・カブールら現代インド映画界のリーダー的存在の、ギャング映画『サティヤ』の大ヒット、作品評価も高く、賞を総ナメにした鬼才ラム・ゴパル・ヴァルマ監督がメガホンをとった異色の衝撃サイコ・スリラーの快作である。
この映画は、今までのインド映画にインサートされていた歌や踊りはまったくない。ヴァルマ監督の演出意図は、スタイリッシュでユニークなサウンドと、斬新な映像美、そしてドラマ展開である。
出演者もたった3人というのもユニークだが、まったくの密室という状況設定で、次々と展開される恐怖のドラマは、まさに“発狂寸前!!”なのである。
ヒロインを演じるウルミラー・マートーンドカルは、ムンバイ生まれで、デビュー作で『エリザベス』のシェカール・カブール監督に見い出された。ヴァルマ監督との出会いは1989年から。95年、やはりヴァルマ監督でトップスターとなり、98年のギャング映画『サテイヤ』で主演をし、『インドの仕置人』で知られる演技派の美人女優である。
第一番目のビジネスマン風の男に扮するマノージ・バージパイは、99年に『サティヤ』で<フィルムフェア>誌・評論家賞・最優秀助演男優賞に輝き、インドの最も高い評価を受ける俳優に与えられる国民賞を得ている若手名優である。また、2000年には<フィルムフェア>誌・評論家賞・最優秀男優賞を再びとり、全インド映画<フィルムゴアー>賞で評論家賞・最優秀男優賞を得ている。第二番目の凶悪犯らしい男に扮するスシャント・クマール。この三つ巴の3人の俳優たちの大演技合戦が大いに見どころの一つだ。なお、スタッフは『サティヤ』のクルーが再び多く参加している。原題は「誰?」の意。

ストーリー

土砂降りの夜、大きな屋敷でひとり留守番をしている、ある若い女性。TVのニュースで逃走中の凶悪殺人鬼のことを知る。ニュースによるとその殺人鬼は、家に上がり込み、殺人を犯しているという。その美しい女性は、ひとりさみしい思いをしている時、突然、ビジネスマン風の男が現れる。雨の中、窓をたたきながら、雨宿りを懇願する。なんとか彼女は追い払おうとするが、しつこいこの男に根負けして、結局、彼に押し切られて屋敷の中に入れてしまう。だが、彼の挙動不信な態度を見て、凶悪殺人犯だと確信する彼女。さらに、いかにも悪党らしい風体をした別の男が現れる。どちらも信用できないでいる彼女は、身を守るため、包丁を握り締め、不審な男2人に壮絶な闘いを挑む。
果たしてどちらの男が凶悪殺人鬼なのだろうか——!!
意外な結末が…!

スタッフ

監督:ラム・ゴパル・ヴァルマ
製作:ムケーシュ・ウデシー
脚本:アヌラーグ・ガシャップ
撮影:マザール・カムラン
音楽:サンディープ・チョータ
衣装:マニーシュ・マルホトラ
配給:D.V.D.LTD.

キャスト

女性:ウルミラー・マートーンドカル
第1の男:マノージ・バージパイ
第2の男:スシャント・クマール

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