原題:GIRLS ON TOP

あのコだってイケるに、なんでわたしはイケないの?

2001年/ドイツ/カラー/89分/ドルビーSRD/ビスタサイズ/字幕翻訳:稲田嵯裕里 配給:ギャガ・コミュニケーションズ ヨーロッパ映画グループ

2002年09月27日よりビデオレンタル開始 2002年3月30日より渋谷シネ・アミューズにてロードショー

(C)OLGA-Film Gmbh 2001

ビデオ題名が変わって再発された場合の題名 過激GIRLS★GIRLS

公開初日 2002/03/30

配給会社名 0025

公開日メモ イクことを人生の目標にした女の子たちが、あの手この手の奮闘を重ねつつ、本物の恋とめぐりあうまでを描いたスーパー・キュートな物語。めげない、落ち込まない&人生をめいつぱい楽しむことをモットーに生きる3人娘が体当たりで繰り広げる恋とセックスの冒険に、爽快な気分が味わえる元気印のロマンティック・コメディだ。

解説


ドイツで150万人を動員する大ヒット!
ハリウッドメジャー大作を抑え
4週連続NO.3の記録樹立。
『バンディッツ』、『ノッキング・オン・ヘブンズ・ドア』の
辣腕プロデューサーが手掛けた、
プリティ&キュートで底抜けに明るい
新感覚のガールズ・ムービーがやって来た!

いつもオレ様的なボーイフレンドに物足りなさを感じているインケン。男経験が豊富なことが自慢のビッキー。シャイな性格が災いして今だにバージンを捨てられないレーナ。好奇心ではちきれまくった3人のハイスクール・ガールが主人公の『GIRLS★GIRLS』は、〈イクこと〉を人生の目標にした女の子たちが、あの手この手の奮闘を重ねつつ、本物の恋とめぐりあうまでを描いたスーパー・キュートな物語。めげない、落ち込まない&人生をめいつぱい楽しむことをモットーに生きる3人娘が体当たりで繰り広げる恋とセックスの冒険に、爽快な気分が味わえる元気印のロマンティック・コメディだ。
事の起こりは、ビッキーのイケイケなママがインケンの誕生日にプレゼントした1本のビデオ。そこに映し出された熟女たちの告白から〈イケば人生バラ色〉の啓示を受けた3人は、いっせいに絶頂体験を求めて走り出す。イカせてくれないボーイフレンドを見限り、インターネットの出会いサイトで恋人を募集するインケン。ロック少年ニックとの出会いに、ロスト・バージンを予感するレーナ。“量より質”に方針を切り替え、バーチャル・セックスにハマっていくビッキー。それぞれスリリングな体験をする3人だが、行く手に待ち受けていたのは、思いがけない顛末…。とはいえ、どこまでも前向きな彼女たちは、〈イクこと〉に振り回されていた自分たちを思いきりよく吹っ切り、ハートフルな恋をゲットしていく。
そんな少女たちの大胆&豪快なアドベンチャーを彩るのは、『メリーに首ったけ』も顔負けのHで愉快なエピソード。サドルで感じようと自転車漕ぎに熱中したり、ムカつく男にオッタチ薬を盛ったり。3人組が仕掛けるチャーミングな下ネタは、どれもカラッと明るく笑い飛ばせるものばかり。女の子の本音がビッシリ詰まったハジけた笑いは、小気味いい快感が得られること請け合いだ。
映画のもうひとつの魅力は、全編に溢れるポップなおしゃれ感覚。3人組のセクシー&キュートなファッションやヘアメイクはもちろん、劇中でインケンの恋人ティムが着るおちゃめなメッセージTシャツ〈“精子はビタミンC”など〉がドイツの若者たちの間で大流行するなど、トレンディな話題性も満点だ。
インケン役のディアーナ・アムフト、ビッキー役のフェリシタス・ヴォル、レーナ役のカロリーネ・ヘルフルトをはじめ、高校生役で出演している俳優は、いずれもドイツ映画界期待の新星たち。なかでも、ちょっと陰のあるニックを演じたアンドレアス・クリストは、美形スターに目ざとい日本のティーンのあいだで人気が出そうだ。
監督は28歳の新鋭デニス・ガンゼル。絶頂体験に遭進するギャルの行動を生き生きと描写するかたわら、健気にがんばる彼女たちの愛らしさを最大限に引き出して共感のツボを捉えた演出は、いかにも20代の監督らしいフレッシュさが満ち満ちている。また、プロデューサーとして、『バンディッツ』のハラート・キューゲルとモリー・フォン・フュルステンベルク、『ノッキング・オン・へブンズ・ドア』のフォーラ・イェーゲルが名を連ねているのも、見逃せないポイントだ。

ストーリー


インケン(ディアーナ・アムフト)、ビッキー(フェリシタス・ヴォル)、レーナ(カロリーネ・ヘルフルト)は、同じ高校に通う仲良し三人組。インケンが18歳の誕生日を迎えた日、3人はバレーボールの試合に出場するが、ロッカールームで3回イッたことを自慢するイヤミ女のいるチームにボロ負けしてしまう。その帰り道、彼女たちが見たのは、ビッキーのママがインケンにプレゼントしたあやしげなビデオ。そこには、絶頂体験を自慢気に語る熟女たちの姿が映っていた。
イケば人生バラ色になるの!?目からウロコの3人は、イクイク作戦を胸にユリア宅のパーティヘ。さっそく恋人のティム(フレデリック・ヴェルター)からベッドルームに誘われたインケンは、「誕生日プレゼントにイカせてやる」と豪語するティムとメイクラブにおよぶが、結果は自分だけイッたティムに枕で窒息させられそうになっただけ。一方、まだバージンのレーナは、ロック・バンドのボーカリスト、ニック(アンドレアス・クリスト)にひと目惚れ。だが、同じバンドのシェーデルの挑発に乗ってコンドームを鼻でふくらませている姿を、恥ずかしくもニックに見られてしまう。
結局、作戦は不発に終わった3人組。しかし翌日、思いがけない事件が起こる。自転車のサドルで、インケンがイッたのだ!再びやる気を取り戻した3人は、イカせてくれる男を求めて新たな作戦をスタートさせる。
“サドル以下”のティムに三行半をつきつけたインケンが目をつけたのは、インターネットの出会いサイト。ビッキーの協力を得て過激な恋人募集の告知を出した彼女は、赤いバラを持って現れたキザ男とデートにおよぶ。その様子を、心配そうに見つめる隣家の少年フリン(マックス・リーメルト)。
同じ頃、ニックからデートに誘われたレーナは、とろけるようなファースト・キスに、ロスト・バージンの時が近づいてきたことを予感する。
かたやインターネットにすっかりハマってしまったビッキーは、チャットによるバーチャル・セックスを体験。実はその相手は、フリンの友人でビッキーに思いを寄せているダーク(マルチィン・ラインホルト)だったが、彼を女とカン違いしたビッキーは、自分が同性愛に開眼したと思い込む。
そんな3人の前に待ちうける思いがけない落とし穴。果たして彼女たちの人生が、バラ色に輝く日はめぐって来るのか!?

スタッフ

監督:デニス・ガンゼル
製作:モリー・フォン・フュルステンベルク、ハラート・キューゲル、フオーラ・イエーゲル
脚本:マギー・ぺーレン、クリスチアン・チューベルト
撮影:アクセル・ザント
衣装:ナターシャ・クルチウス・ノス
ヘア&メイク:マルチーネ・フレーネル、メヒトヒルト・シュミント
編集:アンナ・レーヴェル

キャスト

インケン:ディアーナ・アムフト
ビッキー:フェリシタス・ヴォル
レーナ:カロリーネ・ヘルフルト
ティム:フレデリック・ヴェルタ一
二ック:アンドレアス・クリスト
フリン:マックス・リーメルト
ダーク:マルティン・ラインホルト
シェーデル:マックス・リヒター

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