原題:HARRY POTTER AND THE PRIZONER OF AZKABAN

僕らは、変わる。

2004年6月4日全米公開

2004年/アメリ力カ/上映時間:2時間22分、8巻、3891m/シネマスコープ・サイズ/SRD/DTS/SDDS/字幕翻訳:戸田奈津子/吹き替え翻訳:岸田恵子/字幕監修:松岡佑子 オリジナル・サントラ盤:ワーナーミュージック・ジャパン 配給:ワーナー・ブラザース映画

2014年07月16日よりDVDリリース 2010年08月06日よりDVDリリース 2007年11月21日よりDVDリリース 2007年06月29日よりDVDリリース 2004年12月17日よりビデオレンタル開始 2004年12月17日よりDVD発売開始 2004年6月26日(土)、丸の内ピカデリー1+渋谷東急ほか全国松竹・東急系にて公開

(C) 2004 Warner Bros. Ent. Harry Potter Publishing Rights cJ.K.R.

公開初日 2004/06/26

配給会社名 0085

解説





『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』
2004年6月26日、映画界最大のメガヒット・シリーズ、ついに第3章

 ホグワーツ魔法魔術学校の3年生となったハリー・ポッターと親友のロン、ハーマイオニー。しかし、ホグワーツに戻った3人に、かつてない邪悪な恐怖が待ち受けていたーー恐ろしい脱獄囚の魔の手と、それに匹敵する危険な吸魂鬼の一団である。一団は脱獄囚から生徒たちを守るため、このホグワーツに派遣されてきたのだった。
 13歳になったハリー・ポッターは今年の夏休みも、あの陰険なダーズリー一家と過ごすはめになった。「おとなしく」するよう命じられ、魔法も使わせてもらえない。そんなある日、バーノンおじさんの意地悪な妹マージがダーズリー家を訪ねてくる。伯母のマージはハリーにことさら辛く当たってきたが、今度ばかりは度が過ぎたようだ。あまりの仕打ちに耐えかねたハリーは、ほんの“はずみで”マージを風船のように膨らませ、空のかなたへ追いやってしまう。
 おじとおばからのお仕置き(そして、魔法界以外で魔法を使うことを学生に厳しく禁じているホグワーツと魔法省からのお咎め)を恐れたハリーは、闇に乗じてダーズリー家から脱走、“夜の騎士バス”に首尾よく拾ってもらう。ハリーは、この派手な紫色の3階だてバスに乗り、居酒屋の“漏れ鍋”に到着。すると、そこには魔法省の大臣コーネリウス・ファッジがいた。ファッジは規則を破ったハリーをなぜかとがめることもせず、ホグワーツに戻るまで、この居酒屋で一夜を明かすよう説得する。
 ファッジがハリーを引き止めた背景には、魔界の要注意人物シリウス・ブラックの存在があった。謎の魔法使いブラックはアズカバン監獄から脱走し、ハリーの居所を探しているという(噂によると、ブラックはヴォルデモート卿をハリーの両親に引き合わせ、ひいては両親を死に追いやった張本人。今度はハリーを殺そうとしているらしい)。もはやハリーにとって安住の地はホグワーツしかない。
 ところが運悪く、ホグワーツにはアズカバンの看守“吸魂鬼”が駐在していた。彼らはハリーをはじめとする全校生徒をブラックから守るためにやってきたのだが、狙った相手の魂を吸い取るという恐ろしい集団。その吸魂鬼たちが、あろうことか、ハリーに興味津々の様子だ。不気味な看守に恐れおののくハリーだったが、なすすべは何もない。そこへ、闇の魔術の防衛術の新任教師ルービンが“守護霊の呪文”を教えてくれる。この呪文を使えば、生きる屍にされずにすむのだ。
 一方で3年目に入ったホグワーツでの生活は、新しい仲間と冒険に満ち溢れていた。ハリーは鳥と馬のあいのこ“ヒッポグリフ”の”バックビーク”と出会い、死を予告する“死神犬(グリム)”と不吉な対面を果たし、魔法の村“ホグズミード”をこっそり探検し、“忍びの地図”の謎を読み解き、イギリスで最も呪われた建造物と言われる“叫びの屋敷”で恐怖を体験する。それにしても気がかりなのは、ハーマイオニーの姿が消えたり現れたりするようになったことだ。ハリーはこの謎を解くため、ロンとハグリッドの協力を仰ぐ。大男のハグリッドは、いまや魔法生物飼育学の教師となっていた。
 ハリーと危険な脱獄囚シリウス・ブラックとの対決は避けられそうもない。だが、ルービン先生とブラックはどんな間柄なのか。スネイプ先生が明かしたくてウズウズしている恐ろしい秘密とは何なのか。ロンが飼っているネズミのスキャバーズは、なぜロンから逃げようとするのだろう。ハリーはその真相を解明すべく、勇気と魔術と仲間の応援を総動員する。そして、シリウス・ブラックにまつわる数々の謎と、シリウスと自分との接点を突き止めようとするのだが……。

ストーリー



スタッフ

監督:アルフォンソ・キュアロン
脚色:スティーブ・クローブス
製作:デイビッド・ヘイマン、クリス・コロンバス
J.K.ローリングの原作に基づく
製作総指揮:マーク・ラドクリフ、マイケル・バーナサン、
      カラム・マクドゥーガル、ターニャ・セガーチェン
撮影:マイケル・セレシン
美術:スチュアート・クレイグ
編集:スティーブン・ワイスバーグ
音楽:ジョン・ウィリアムズ
視覚効果監修:ティム・パーク
特殊効果監修:スティーブ・ハミルトン

キャスト

ハリー・ポッター:ダニエル・ラドクリフ
ロン・ウィーズリー:ルパート・グリント
ハーマイオニー・グレンジャー:エマ・ワトソン
ドラコ・マルフォイ:トム・フェルトン
ルビウス・ハグリッド:ロビー・コルトレーン
アルパス・ダンブルドア:マイケル・ガンボン
バーノンおじさん:リチャード・グリフィス
シリウス・ブラック:ゲイリー・オールドマン
セブルス・スネイブ先生:アラン・リックマン
ペチュニアおばさん:フィオナ・ショー
ミネルバ・マクゴナガル先生:マギー・スミス
ピーター・ペティグリュー:ティモシー・スポール
ルーピン先生:デイビッド・シューリス
シビル・トレローニー先生:エマ・トンプソン
ミセス・モリー・ウィーズリー:ジュリー・ウォルターズ

LINK

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