原題:Spy Kids 2: The Island of Lost Dreams

史上最強・最小のスパイキッズが、少しだけ大きくなって帰ってきた!

2002年8月7日全米初公開

2002年/アメリカ/ 配給:アスミック・エースエンタテインメント

2003年03月14日よりDVD発売&レンタル開始 2002年9月7日より丸の内プラゼールほか全国松竹系にてロードショー公開

公開初日 2002/09/07

配給会社名 0007

解説



またも緊急事態発生、極秘ミッション発動!!

2001年3月に全米で公開されて、週末興行収入3週連続ベスト1、最終興収1億1千万ドル突破と2001年を代表する映画となった『スパイキッズ』。その面白さに世界中が待望したシリーズ第2作が早くも登場!アメリカではサマーシーズンのど真中8月7日に、日本でもその1ヵ月後の9月7日に公開が決定。しかもスパイキッズの活躍がストレートに楽しめる日本語吹替版も制作。ますます、スビード加速で面白さ倍増となった『スパイキッズ2/失われた夢の島』が日本上陸する。
世界の危機を救った功績で、正真正銘のスパイキッズとして活躍しているカルメンとジョニ。大統領の娘を救出したのも束の間、今度は全世界の武器を無力化してしまう秘密兵器トランスムッカーが敵に奪われてしまった!名誉挽回のために、トラスムッ力ーを取り戻そうと謎の島に向うカルメンとジュにだったが、彼らの前に立ちはだかるのは、何とライバルのスパイキッズ、ゲイリーとガーティだった。子供たちの危機に父グレゴリオと母イングリッドも島に駆けつける。この島に潜む謎とはいったい何なのか?果たして、スパイキッズフミリーは無事に秘密兵器を取り戻せるのだろうか!?奇妙な生物が闊歩する謎の島の秘密とは?!

ライバルのスパイキッズ登場!

『スパイキッズ』では、優秀なスパイである両親が敵に掴まり、親がスパイであることを知らなかった姉弟が敵地に乗り込み救出に行くという、あっと驚く逆転発想が冴え渡る面白さ爆発映画だった。
本作ではそのお手柄によってOSS(戦略事務局)には正式に“スパイキッズ”部門が設置されて、カルメン&ジュニ姉弟は“大統領に直接電話が出来る”レベル2を認定されている。そこに、ライバルのスパイキッズ、ゲイリーとガーティのギグルス兄妹の出現で名誉挽回の活躍をしなければならないことになってしまう。おまけに、そのギグルス兄妹の父ダナゴンと我らがグレゴリオのOSS次期局長争いまで絡んで、親子ともども対決ムード。そして、クライマックスは奇妙な生物満載の謎の島で、究極の装置トランスムッカー争奪戦が繰り広げられる。前作がスパイアクションなら、本作はSFXの魅力あふれる21世紀型アドヴェンチュア・ロマンに仕上がっている。

充実のレギュラーに加え、“インディの帝王”ブシェミ、スペシャル・ゲスト登場!

『スパイキッズ2/失われた夢の島』には1作目で活躍したメンバーが勢ぞろい。父グレゴリオには『デスペラード』、『ポワゾン』のアントニオ・バンデラス。母イングリッドには『スネーク・アイズ』『ザ・ワン』のカーラ・グギノ。カルメンのアレクサ・ヴェカとジュニのダリル・サヴァラがまたも大活躍。叔父マチェティは『フロム・ダスク・ティル・ドーン』『コン・エアー』のダニートレホ。前作では偽叔父で実はエージェントだったフェリックス・ガムに『デスペラード』フロム・ダスク・ティル・ドーン』のチーチ・マリン、グレゴリオと次期OSS局長を争うダナゴンにTVアニメシリーズ“ビーバス&バットヘッド”の産みの親マイク・ジャッジ、加えて前作で悪役を演じた『タイタス』のアラン・カミングと『メン・インブラック2』のトニー・シャルーブが特別出演している。
そして、『スパイキッズ2/失われた夢の島』で新たに登場するキャストが面白い。謎の島に君臨する科学者を演ずるのは『コンエアー』『ファーゴ』の“インディの帝王”スティーヴ・プシェミ。カルメン&ジュニのライパルスパイキッズ、兄ゲイリーには『ドメスティック・フィアー』で売り出し中のマシュウ・オリアリー、妹ガーティには名子役ハーレー・ジョエル・オズメントの実妹エミリー・オズメントが新鮮な才能を披露している。カルメン&ジュニの祖父、祖母にはハリウッドで“ラテンの恋人”と呼ばれ一世を風靡した『スタートレック2/カーンの逆襲』のリカルド・モンタルバンと、『トゥルーマン・ショー』での母親役が印象的だったホランド・テイラー。また、テーマパークのオーナー役でピル・パクストンが特別出演している。
監督・脚本のロバート・ロドリゲスは前作以上に本作に力を注ぎ、監督、脚本、製作、デジタル撮影、プロダクションデザイナー、編集、音楽と一人で7役をこなして、自らのイマジネーション世界を具現化している。ほかに、ロドリゲス夫人でもあるエリザベス・エイヴェランが前作に続いて製作を担当、衣装に『デスペラード』、『マスク・オブ・ゾロ』のグラシエラ・マゾン、共同音楽に『スコービオン・キング』のジョン・デブニーなど旬の才能が支えている。
パワーアップたシリーズ第2作がいよいよ日本上陸!

ストーリー




PROLOGUE

カルメン&ジュニの活躍によって拉致されたOSS(戦略事務局)エージェントが無事に救出され、スピアキッズはその後正式にOSSの一部門として設立された。もちろん、カルメン&ジュニもレベル2として採用されている。

SCENE 1

今日はアメリカ大統領の11歳の娘アレクサンドラの警備のため、カルメン&ジュニはトラプルメイカー・スタジオのテーマパークに来ていた。本当は父親と一緒に来たかったアレクサンドラは椴嫌が悪く、新しいアトラクションに乗り込む前に、わざと制御装置を外し、最も高い、地点に止まって降りてこない。しかも彼女は大統領執務室にあったトップシークレットの装置トランスムッカーを持って来ていた。
警備陣はアレクサンドラとトランスムッカーどちらも無事に確保したい。しかし、身体の大きな彼らにはアトラクションからアレクサンドラを降ろすことは出来なった。それが出来るのはOSS最強最小のスパイ、カルメン&ジュニをおいてほかにない。
カルメン&ジュニは救出を開始するが、彼らをライバル視するスパイキッズ、ゲイリーとガーティのギグルズ兄妹が横槍を入れてきた。ジュニはトラスムッカーをゲイリーにまかせて、無事にアレクサンドラを助け降ろす。しかし、大統領の娘を助けたのはジュニなのにギグルス兄妹の手柄になってしまう。

SCENE 2

その晩、大統領と娘主催のOSSパーティが開かれた。そこにはギグルズ兄妹と彼らの父親ダナゴンも来ていた。パーティでは次期OSS局長が発表されることになっており、カルメン&ジュニの父親にして偉大なスパイ、クレゴリオと、ダナゴンとの争いになっていた。いよいよOSS局長を大統領が発表しようとすると、ガーティがプロンプターに細工をして名前をグレゴリオから父親のダナゴンに変えてしまう。そして局長になったばかりのダナゴンは今日の手柄をたてに、子供であるゲイリーとガーティにレベル1を与えてしまう。ぶつぶつと立句を言うジュニをよそに、パーティは最高潮を迎え、ダナゴンが乾杯の発声をした。その瞬間、会場内の大人は皿の上に顔を落とし意識を失ってしまう。カルメンはシャンパングラスの匂いを嗅いで睡眠薬と確認する。
部屋にいたウェイター達は、気を失った大統領の持っているトランスムッカーに駈けつける。しかし、スパイキッズ達は一丸となって偽ウェイターに突進する。ジュニとゲイリーはトランスムッカーを奪った敵へと急ぐ。戦いの果てに、ジュニはトランスムッカーを一度は手にするが、またもやゲイリーに奪い取られてしまう!ジュニはゲイリーの後を追うが、トランスムッカーはゲイリーから敵の手へと移ってしまった。そして、敵の乗ったマグネット船はトランスムッカーと共に行ってしまう。
ゲイリーは目を覚ました大人たらにトランスムッカーが奪われたのはジュニのせいだと主張し、ジュニはスパイキッズの視覚を剥奪されてしまう。

SCENE 3

家に戻ったジュニはカルメンに解雇されたことを告げる。しかし、カルメンはOSS機密情報ファイルにハッキングし、そのニュースを知っていた。その上、トップシークレットに辿り着き、ジュニをレベル2で復職させてしまう。そして二人は、ダナゴンとゲィリー&ガーティの打合せを盗み聞きする。それこモカルメンが望んでいた“ウカタ任務”の説明だった。一年間にわたって貨物船が消失しているマダガスカル沖の地域に、変わった生き物の暮らす謎の島があり、その辺りでトランスムッカーを乗せたマグネット船が消えている。ゲイリー&ガーディにそれを探索させようというのだ。しかし、カルメンは再びハッキングして、ゲイリー&ガーティに辺即な地区の任務を、自分とジュニにはウカタ任務を割り当てた。カルメン&ジュニは船で島へと向う。
カルメンがOSSウカタフイルからより群細な情報を得ようとすると、ダナゴンと怪しい男がトランスムッカーを調べている写真を見つける。ダナゴンに対し疑念を持ったカルメンは、OSSを裏切ったミニオンに連絡をとり、ダナゴンの背景を聞き出すのだった。その時突然船が揺れ始め、コンピュータはシャットダウンし、船は沈み始めた。二人は装備室へ急ぐが電気系統は全く使用できない。カルメン&ジュニはスーパーボディスーツを掴む。スーツは空気でいっぱいになり、水面まで一気に突き上げられた。二人は大きく膨らんだ巨大なボディスーツで島まで漕ごうとする。背後に巨大な海のモンスターが□を聞けて現れたことにも気がつかなかった。モンスターの牙が穴を聞けた瞬間、スーツは風船のように吹き飛ばされ、島に着地する。

SCENE 4

二人は島を探検し、火山を登っていると、火口から落ちてしまう。ゆっくりと目を開くと、火山の底からわずか数センチのところに止まっていた。突然、溶岩の後ろに謎の人物がいることに気づく。彼こそが、写真に写っていたドクター・ロメロだった。子供たちのためにミニ動物園を造ろうとして、異常な動物…馬蝿、魚猫、トカゲ蛇…などを造ってしまい、その上、巨大化させてしまったのだった。しかも、自らの創造造物に恐れをなして島の奥深くにこっそりと潜み暮していた。そして、好奇の目から守ろうとするために島を覆い隠し、存在を消す装置“トランスムッカー”を開発した。
それこそがダナゴンの狙いだった。カルメン&ジュニは世界平和を守るために、島の反対側に設置された超巨大トランスムッカーを破壊しようと決意する。その時、カルメン&ジュニを追って島にゲイリー&ガーティがやってきた。そして、カルメン&ジュニの両親グレコリオ&イングリット、ダナゴン自身も島に向っていた。
果たして、カルメン&ジュニはトランスムッカーを取り戻し、無事帰れるのだろうか?

スタッフ

監督・脚本・製作・デジタル撮影・音楽・プロダクション・デザイナー・編集:ロバート・ロドリゲス
製作総指揮:ボブ・ワインスタイン、ハーヴイ・ワインスタイン
製作:エリザベス・エイヴェラン
音楽:ジョン・デブニー
衣装:グラシエラ・マゾン
キャスティング:メアリ・ヴァーニュ

キャスト

グレゴリオ・コルテス:アントニオ・バンデラス
イングリッド・コルテス:カーラ・グギノ
カルメン・コルテス:アレクサ・ヴェガ
ジュニ・コルテス:ダリル・サバラ
ロメロ:スティーヴ・ブシェミ
ダナゴン:マイク・ジャッジ
フィリックス・ガム:チーチ・マリン
グランパ:リカルド・モンタルバン
グランマ:ホランド・テイラー
大統領:クリストファー・マクドナルド
イサドール・マチュティ:ダニー・トレホ
ゲイリー・ギグルズ:マシュウ・オリアリー
ガーティ・ギグルズ:エミリー・オズメント
フェーガン・フルーブ:アラン・カミング
ミニオン:トニー・シャループ
テーマ・パークのオーナー:ビル・パクストン

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