原題:The Scorpion King

『ハムナプトラ』の謎と伝説はここから始まった…

2002年4月19日全米初公開

2002年/アメリカ/カラー/89分/ 配給:UIP映画

2010年12月02日よりDVDリリース 2002年12月20日よりDVD発売&レンタル開始 2002年12月20日よりビデオ発売&レンタル開始 2002年6月8日より日劇3他全国東宝洋画系にて公開 2002年6月1日先行オールナイト決定!

公開初日 2002/06/08

配給会社名 0081

公開日メモ 全世界で興行収入4億1900万ドルのメガ・ヒットを飛ばした『ハムナプトラ2/黄金のピラミッド』の強烈なキャラクター“スコーピオン・キング”が、新たなスーパー/ヒーローとして鮮烈に登場!

解説


闘いの舞台が古代エジプトへ移る時、
『ハムナプトラ』シリーズの興奮はクライマックスを迎える!!

全世界で興行収入4億1900万ドルのメガ・ヒットを飛ばした『ハムナプトラ2/黄金のピラミッド』の強烈なキャラクター“スコーピオン・キング”が、新たなスーパー・ヒーローとして帰って来た!!
本作品でタイトルロールを演じるザ・ロックは、底知れぬ正義のパワーを秘め、スクリーンに鮮烈、に登場する。

先頃、4月19日に全米で公開された『スコーピオン・キング』は、ティーンを中心に熱狂的な支持を受け、3日間で興行収入3600万ドルを記録!他を圧倒する驚異的な数字でNo.1大ヒット作となった。そしていよいよ、全米大ヒットの熱気をそのままに巨大な興奮が遂に日本に上陸する!!
本作品は、『ハムナプトラ2/黄金のピラミッド』からスピン・オフ企画として誕生した、新しいエンターテインメントである。そこには、古代エジプト伝説に満ちた『ハムナプトラ』シリーズの見所に加え、最強の戦士“スコーピオン・キング”の冒険と活躍が、目を見張るCGI映像と共に描かれる。『ハムナプトラ』の番外編、或いはエピソード1ともいうべき『スコーピオン・キング』は、よりアクションに比重を置いた一大スペクタクル巨編なのである。

5000年前の古代エジプト。戦乱に明け暮れるゴモラの都を舞台に、予言者の力を駆使して多民族のせん滅を図る支配者メムノーンの前に、“マサイアス”と呼ばれる一人の戦士が立ちはだかった。彼は、暗殺種族の最後の生き残りで、敵対する民族がメムノーンを滅ぼすために結束して雇った伝説の暗殺戦士だった。だか、マサイアスには、様々な妨害が襲い掛かる。広大な砂漠の中て、砂埃を高く上げ迫る刺客集団、恐るべき巨大殺人軍隊アリの群れ、刻一刻と近づく古代エシプト最大の決戦。そして、敵か味方か、マサイアスの死を予言する謎の美女カサンドラ。
だが、マサイアスは強大な力を誇る軍勢が待つ、メムノーンの神殿での決戦に真っ向から挑んだ。それこそか、やがて世界の覇者となる“スコーピオン・キング”伝説の始まりだった…。

WWFを制したザ・ロックが、
今、ハリウッドの頂点に立つ!

主演のマサイアス=スコーピオン・キングに扮するのは、全米を制覇し、今やWWF史上最高のスーパー・スターとなった“ザ・ロック”。初主演作で、その強靭な肉体から底知れぬパワーを脹らせ、その圧倒的な存在感で観る者を釘付けにする。
共演は、『グリーンマイル』でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされたマイケル・クラーク・ダンカンがマサイアスに反発しつつも協力するベルタサル役で出演。謎の美女カサンドラ役には『ドアーズ』『ストレンジ・デイズ』のケリー・ヒューが、魅力的かつパワフルに演じている。またザ・ロックの宿敵となる狡猾で邪悪な指導者メムノーン役には、本作で映画デビューを飾ったスティーヴン・ブランドが好演。その他、『タイタニック』『トゥルー・クライム』のバーナード・ヒル、『ダンテズ・ピーク』『エネミー・オブ・アメリカ』のグラント・ヘスロフ、『ス一パーノヴァ』のピーター・ファシネリ、『グラディエーター』のラルフ・モーラー、『恋のゆくえ/ファビュラス・ベイカー・ボーイズ』のシェリ・ハワードが脇を固めている。
スタッフは、『ハムナプトラ』シリーズの監督を手掛け、ハリウッドのヒットメイカーの仲間入りを果たしたスティーブン・ソマーズが本作では脚本と製作を担当。彼が『ハムナプトラ2/黄金のピラミッド』で自ら生み出したキャラクター“スコーピオン・キング”をスピン・オフとしてスクリーンに登場させた。監督には、『マスク』『イレイザー』を手掛けたチャック・ラッセルがソマーズとタッグを組み、新たな魅力に満ちたエンターテインメント作品に仕上げている。製作は『ハムナプトラ』シリースのショーン・ダニエルとシェームス・シャツクス、そして新鋭のケヴィン・ミシャー。そして製作総指揮には、サ・ロックか所属をしているWWFのオーナーてもあるヴィンス・マクマホンか務め、ハリウッド進出を果たしている。脚本は、ソマーズとジョナサン・ヘイルズ(『スター・ウォーズエピソード2/クローンの攻撃』)の原案を基に、『ツインズ』のウィリアム・オズボーンと『X−メン』のデヴィッド・ヘイターが、ソマーズと共同て手掛けている。撮影は『マスク』のジョン・R・レオネッティ、編集は『イレイザー』『ジョー・ブラックをよろしく』のマイケル・トロニック、プロダクション・デザイナーは『コンタクト』『ジュラシック・パークⅢ』のエド・バリュー、音楽は『スパイ・キッズ』のジョン・デブニーが担当し、壮大なスケール感とインパクトのある力強いサウンドを提供している。衣装デザインは『ハムナプトラ』シリーズのジョン・ブルームフィールドが担当した。また、最新のVFXで『ハムナプトラ』を上回る最新のテクノロジーを駆使した特殊効果を『インビジブル』『パールハーバー』を手掛けたウィリアム・オルドリッジが、視覚効果は『タイタニック』『グリンチ』のクリス・デル・コンテが手掛けるなど、このパワフルでエキサイティングなアクション・アドベンチャーにふさわしいスタッフとキャストが結集している。

ストーリー



「自由に生き、誇り高く死ね!」
暗殺戦士アカディン族の伝承——

5千年前の古代エジプト——。
凄まじい野心を持った邪悪な王、メムノーン(スティーウンヴラント)は砂漠に住む全ての人々を自分が支配できると信じ、野蛮な軍を率いて山や平原の住民を襲撃し、生き残った人々を奴隷にしていた。彼は非情で巧妙な戦いを次々としかけ、人々を恐怖に陥れてきた。しかも彼には預言者のお告げという味方が存在し、その力を借り、戦いの時や場所・作戦をうまく設定できたのだ。つまり、彼に敗北の言葉は無縁で、領土を拡張し続けるのだった。メムノーンに従うことを反発した民族たちは、迫り来る支配力の前に動揺していた。そして、メムノーンの最終的な襲撃を予感し恐れた彼らは、これまで敵だった民族同士が手を組むことに同意する。そして、彼らは凄腕の暗殺戦士の血族、アカディアンの生き残りであるマサイアス(ザ・ロック)を雇った。メムノーンに指示を与える預言者とメムノーンを倒し、メムノーンが手にいれた領土を奪い戻すために。
こうして、マサイアスは持てる力と勇気と知恵を全身から振り絞り、メムノーンに戦いを挑むことになった。だが、マサイアスには、メムノーンに寝返った裏切り者が手引きする襲撃、恐るべき巨大殺人軍隊アリの群れなど、様々な妨害が待っていた。やがて、ゴモラにある悪名高きメムノーンの宮殿にたどり着いたマサイアスは、そこへ侵入することに成功した。不意な邪魔が入ったため、メムノーンの暗殺にこそ失敗するが、そこで彼は悪の預言者を見つけだした。その正体は、なんと美しい女性のカサンドラ(ケリー・ヒュー)だった。そこでマサイアスは、彼女を殺さず身代わりとして捕らえ、荒涼とした“死の谷”へと突き進む。だが、その広大な砂漠では、メムノーンが放った追っ手の刺客集団や、想像を絶するデザート・ストームが彼らに襲い掛かるのだった。危機を脱したマサイアスだったが、メムノーンとの闘いの前に彼に立ちはだかった一人の男がいた。それはヌビア人の王ベルタサル(マイケル・クラーク・ダンカン)であった。大男の彼はマサイアスとの一対一の対決を挑んできた。だが、闘いの後にマサイアスの生き様に感銘を受けたベルタサルは、マサイアスと同行することになり、いつしか二人は互いに固い絆を築き上げていくのだった。しかし、マサイアスの兵は人数では勝ち目がなく、メムノーンとの一騎打ち以外に、生き残る道は残されていないことを、マサイアス自身が一番悟っていた。
カサンドラの予言によれば、マサイアスはその戦いで死ぬという。しかし、マサイアスの種族には、これまで守り続けてきた思慮深くも、純真な主義があった。“自由に生き、誇り高く死ね!”この言葉を胸に、強大な力を誇る軍勢が待ち受けるという絶望的な状況下、死の宣告をされた運命に逆らうべく、ベルタサルら仲間と共にマサイアスは敢然とメムノーンに立ち向かうのだった…。

スタッフ

監督:チャック・ラッセル
製作総指揮:ヴィンス・マクマホーン
製作:ショーン・ダニエル、ジェームズ・ジャックス、スティーブン・ソマーズ、ケヴィン・ミシャー
原案:ジョナサン・ヘイルズ、スティーブン・ソマーズ
脚本:スティーヴン・ソマーズ、ウィル・オズボーン、デヴィッド・ヘイター
撮影:ジョン・R・レオネッティ
音楽:ジョン・デブニー
プロダクション・デザイナー:エド・バリュー
編集:マイケル・トロニック、グレッグ・パーソンズ
衣装:ジョン・ブルームフィールド

キャスト

スコーピオン・キング:ザ・ロック
バルザバール:マイケル・クラーク・ダンカン
カサンドラ:ケリー・ヒュー
メムノン:スティーブン・ブランド
フィロス:バーナード・ヒル
アーピッド:グラント・ヘスロフ
ゾラック:ラルフ・モーラー
プリンス・タクメット:ピーター・ファシネリ

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