原題:SHAOLIN SOCCER/少林足球

君はまだ、究極のサッカ—を知らない。

2002年ゆうばり国際ファンタスティック映画祭出品::http://www.nifty.ne.jp/fanta/yubari/index.htm

2001年7月5日香港初公開

2001年/香港/カラー/35mm/109分/85ビスタ/ドルビーデジタル/ 提供:クロックワークス/ギャガ・ヒューマックス/ヒューマックスピクチャーズ/ぴあ 配給:クロックワークス/ギャガ・ヒューマックス

2010年05月26日よりDVDリリース 2006年11月22日よりDVDリリース 2002年11月22日よりDVD発売開始 2002年11月22日よりビデオ発売&レンタル開始 2002年6月1日より渋谷東急他、全国松竹・東急系にてロードショー公開

チャウ・シンチー来日記者会見::http://www.cinematopics.com/cinema/topics/topics.php?number=427 プレミア試写会舞台挨拶レポート::http://www.cinematopics.com/cinema/c_report/index3.php?number=153

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公開初日 2002/06/01

配給会社名 0033/0025/0145

公開日メモ 香港映画歴代NO.1ヒット!!!興収60,000,000香港ドルを記録した超ド級サッカーエンターテイメント、日本上陸!

解説




香港映画歴代NO.1ヒット!!!
興収60,000,000香港ドルを記録した超ド級サッカーエンターテイメント、
日本上陸!

2002年。ワールドカップの開催を控えた日本に、いまだかつて誰も観たことのない究極のサッカーが上陸する。『少林サッカー』——それは中国拳法とサッカーのダイナミックな融合。空間を自由自在にあやつり、超人的なスピードで展開されるプレイの数々。サッカーはもはやフィールドだけの戦いではない!
この驚異的な映画を作り上げたのは、俳優や映像作家としてマルチな活躍を見せるチャウ・シンチー。日本ではまだ馴染みがないが、香港の人々にとっては、チャウ・シンチーとジャッキー・チェンの映画は公開されれば観に行くのが当たり前、というほどのメジャーな存在である。今まで主演した映画のうち4本が香港映画歴代ベストテンにランクインしており、香港でもっとも観客を動員できるスーパースターとしてその名を欲しいままにしている。90年代半ばからは映像作家としても活動をはじめ、96年に『食神』、99年に『喜劇王』をリリース。そして2001年に自身が培ってきたノウハウを総結集させて作り上げたのが『少林サッカー』である。
少林拳を世界に広めるために、かつて少林寺で学んだ6人の仲間たちが結集してサッカーチームを作り、ハイテクトレーニングや筋肉増強剤で人間サイボーと化した“ビルチーム”と対戦する——サッカーと少林拳という意表をついた組み合わせを香港伝統のワイヤーアタションと最新のCGI技術で見事に映像化した『少林サッカー』。中国の国民的アイドル、ヴィッキー・チャオがシンチーにほのかな恋心をいだく太極拳の名手を演じているのも大きなポイントである。
2001年7月5日に香港で公開された『少林サッカー』は世代を問わず圧倒的な支持を受け、1週間の興行収入が『パールハーバー』の2倍の1269万香港ドル。当時世界中でヒットし、香港でも1位を独走していた『ハムナプトラ2』が2ヶ月かけて到達した興行記録をわずか1ヶ月で抜き去り、公開50日で香港映画史上最多となる6000万香港ドルの興収を打ち立てた。
6人に1人が観ている計算となる香港では「何回観た?」が合い言葉となる社会現象を巻き起こし、あまりのヒットぶりにミラマックス社が4月5日に全米公開を決めるなど、香港を飛び出して世界へと昇華した『少林サッカー』。人々を励ます映画を作りたかったというチャウ・シンチーの意図は海を越え、夢と希望をもたせる超ド級サッカーエンターテイメントとして、この5月に日本上陸を果たす。

ストーリー




“黄金の右”と呼ばれるサッカー選手のファン(ブー・イエドン)は、チームメイトのハン(ジャン・ミンミン)が持ちかけた八百長試合に荷担したことがきっかけで、自慢の脚を折られてしまう。20年後、かつての立場は逆転していた。サッカー界の首領として君臨するハン(パトリック・ツェー)と、ハンの雑用係に身を落としてしまったファン(ン・マンタ)。ふとしたことからハンと口論になったファンは、あの八百長試合がハンが仕掛けた罠だったというショッキングな事実を聞かされる。
ハンヘの怒りを胸に、ふらふらと街にさまよい出たファンは不思議な青年シン(チャウ・シンチー)と出会う。少林拳を信奉するシンは、くず拾いをしながら少林拳を熱心に説いて回っていた。不自由な脚のことを指摘されたファンはかっとなり、手にしていた缶を投げつける。シンはそれをいともたやすく空のかなたに蹴り飛ばした。
ファンと別れたシンは、たまたま通りかかった饅頭頭屋の店頭で、太極拳を使って絶品の饅頭を作るムイ(ヴィッキー・チャオ)と出会う。同じ中国拳法の使い手としてシンは彼女に好意をもつが、ムイは顔中にできている吹き出物のせいで心を閉ざしてしまっていた。しかし、何かとかまってくれるシンの優しさに気づき、ムイは少しずつ心を開いていく。
一方ファンは、ひよんなことから、以前シンが蹴り飛ばした缶がレンガ塀にめりこんでいるのを発見し、シンの恐るべき脚カに気づく。プレイすることはできないけど、サッカーへの想いでは誰にも負けない…。サッカーへの情熱を取り戻したファンは、サッカーチームをつくることをシンに持ちかける。敬愛する少林拳を広める良いきっかけだと考えたシンは、かつて共に少林寺で修行した兄弟をスカウトして回った。しかし、辛い修行の末に“鉄頭功”を会得したはずの一番上の兄弟子(ウォン・ヤッフェイ)は目的のない日々を送り、“旋風脚”の持ち主である二番目の兄弟子(モー・メイリン)は食堂の皿洗い。“鎧の肌”を身につけた三番目の兄弟子(ティン・カイマン)は金儲けに目のないサラリーマン。なんでもはねかえせる“魔の手”をもつ四番目の兄弟子(チェン・グォクン)は失業中で、どこまでも浮かび上Lがれる“軽功”を身につけたはずの六番目の弟子(リン・ツーソォン)は100キロの巨漢になっていた。
案の定、はじめての練習試合では暴カ的なチームにボコボコにされ、屈辱的な仕打ちを受ける弟子たち。しかし、ファンがあきらめかけたその時、信じられないことが起こった。雲の流れが変わり、どこからともなくお経が聞こえてきたかと思うと、炎につつまれて六人が目覚めたのだ!覚醒した彼らは今までがウソのように、鮮やかなプレイであっという間に勝利を手にする。“少林チーム”の誕生である!
圧倒的な威力を持つシンの“鋼鉄の脚”を中心とし、それぞれ得意技を生かしてぐんぐん勝ち進む少林チームはついに、サッカーの全国大会に出場を果たす。決勝戦の相手は、ハン率いるデビルチーム。ファンにとってはどうしても負けることはできない因縁の相手。過去に断ち切られたサッカーへの夢を託すように、彼は少林チームをフィールド上に送り出す。しかしハイテク・トレーニングや筋肉増強剤の投与で不死身と化したチームを前に、少林チームは一人また一人と倒されていく。もう代わりの選手がいない。少林チームが負けを覚悟したそのとき、驚くべき人物がフィールドに現れる。果たして少林チームの運命は?そして勝利の行方は…。

スタッフ

監督:チャウ・シンチー
共同監督リー・リクチー
製作:ヤン・グオフイ
プロダクション・スーパーバイザー(企画・構想):リー・リクチー、ティン・カイマン
脚本:チャウ・シンチー、ツァン・カンチョング
アクション指導:チン・シウトン
音楽:レイモンド・ウォン
CG:セントロ・デジタル・ピクチャーズ
提供:ユニバーサル・エンターテイメント・リミテッド
   (寰宇娯楽有限公司/UNIVERSE ENTERTAINMENT LIMITED)
   ザ・スター・オーバーシーズ・リミテッド作品
   (星輝海外有限公司/THE STAR OVERSEAS LIMITED)

キャスト

FW/鋼鉄の脚:チャウ・シンチー
MF/鉄の頭:ウォン・ヤッフェイ
DF/旋風脚:モー・メイリン
DF/鎧の肌:テイン・カイマン
GK/魔の手:チェン・グォクン
FW/水渡り(軽功):リン・ツーソォン
ムイ:ヴィッキー・チャオ
少林チーム監督ファン:ン・マンタ
少年時代のファン:ブー・イエドン
デビルチーム監督ハン:パトリック・ツェー
少年時代のハン:ジャン・ミンミン
デビルチーム主将:スー・ツーユン
<友情出演>
カレン・モク
セシリア・チャン
ピンセント・コク

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