銀の男・六本木伝説
2001年/日本/カラー/90分 配給:シー・アイ・エー
2005年07月25日よりDVDリリース 2002年4月25日ビデオ発売 2001年1月19日より俳優座トーキナイトにてロードショー公開 (2001年1月29日〜2月4日の1週間は全日上映予定以後、21:30からのレイトショー)
ビデオ時に変わった場合の題名 銀の男・六本木ホスト伝説
公開初日 2002/01/19
公開終了日 2002/02/15
配給会社名 0224
解説
日本民俗学の権威、薬師寺一生(麿赤児)の研究室に勤務する研究者、鈴野倫子(有森也実)はある時フィールドワークを命じられる。
ホストクラブ「Dios」。通常のホストクラブとは違い、俳優という夢を追い求めるの若者達が働いてゆけるクラブ・・・、プレイヤーズクラブである。
もともと化粧気もなく、論文の推敲に没頭する理性型人間、女性らしからぬ生活を送る倫子にとって、そのプレイヤーズクラブ「Dios」での蕩尽する女達や、それを稼ぎにするためには誇りも捨てるような男達の姿に癖々する。そんな時、倫子はある伝説の男の話を耳にする。「銀の男」。ある風俗嬢をホストではなく1人の男として幸せに導く童話のような伝説。しかもその話が有名な漫画家「本宮ひろ志」によって単行本化されている事を知る。それ以降、倫子は意欲的にホスト業界、「銀の男伝説」の取材を始める。やがて倫子は店で出会った赤石俊也(袴田吉彦)に示唆されて女性の美しさを身に付けてゆく。倫子はそれまで見た事のなかった世界での自意識の変化に対して静かな葛藤を続けながら、不条理の世界を拠り所に生きる人間の現実を知る。
そんな中、カリスマホストである江口康平(上野潤)が自宅にて死体で発見される。
倫子は、康平の友人でありライバルであった俊也と共に、康平の殺人事件を追う。事件を追う事により1人の女性が浮かび上がる。その女性は菅野朋絵(小野砂織)。倫子が始めて店に来た時に出会った女性だった。朋絵も「銀の男の伝説」に翻弄される1人だった。倫子や俊也、それに警察が取り囲む中、朋絵は「銀の男」などいないと自殺を図ろうとする。そんな中倫子は朋絵に驚愕の真実を告白する。
「銀の男」は実在する・・・・・と。
「銀の男」を目指す男達・・・
「銀の男」を探す女達・・・
この伝説を通して、複雑な現代社会に生きる人々の想いを描いた物語である。
ストーリー
スタッフ
監督:高橋玄
原作:本宮ひろ志
製作総指揮:高橋紀成
製作:プロフェッショナル・マネージメント株式会社
制作協力・配給:株式会社シー・アイ・エー
プロデューサー:大橋章路
音楽プロデューサー:小比類巻かほる
脚本:青島武/高橋玄 撮影監督:今泉尚亮 照明:小川満
録音:菊地進平 美術:池田大威 主題歌:山崎理奈 音楽:高井麗
監督補:中久保修 製作担当:橋内敬二
音楽協力:株式会社ディスカバリー・エンターテインメント
撮影協力:プレイヤーズクラブ「Dios」
企画協力:本宮プロダクション
キャスト
袴田吉彦
小野沙織
上野潤
青山知佳
古尾谷雅人
零士
阿部薫
ルー大柴
なべおさみ
渡辺哲
磨赤兒
有森也実
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