原題:THE BLEEP BROTHERS

君は、オ×コと叫べるか?! 放送禁止用語、炸裂!究極の下ネタ漫才!

2001年 サンダンス映画祭公式出品作品 2002年ゆうばり国際ファンタスティック映画祭南俊子批評家賞受賞::http://www.nifty.ne.jp/fanta/yubari/index.htm

2001年/日本/102分/カラー/DTSステレオ/1:1.85/R-15指定/ 製作:ピーピー・ブラザーズ 配給:シネカノン

2003年11月21日よりDVD発売&レンタル開始 2003年11月21日よりビデオ発売&レンタル開始 2002年3月30日(土)より渋谷シネ・アミューズにてレイトショー公開

公開初日 2002/03/30

配給会社名 0034

公開日メモ 君は、オ×コと叫べるか?!放送禁止用語、炸裂!究極の下ネタ漫才!なぜ放送禁止映画か?

解説



君は、オ×コと叫べるか?!
放送禁止用語、炸裂!究極の下ネタ漫才!
なぜ放送禁止映画か?
それは、この映画にテレビの放送コードにモロに引っかかるあの言葉「オ×コ」が何十回も出てくるから。
日本映画史上、最多記録。いや世界の映画史の中でも、こんなにも堂々と、アッケラカンとあの言葉が叫ばれる作品は恐らくなかったと言えるだろう。
とは言っても『ピーピー兄弟』は、その「オ×コ」回数を誇るだけの映画ではない。
この映画が本当にめざしているのは、現代のマスメディアに対する諷刺。視聴率のためなら平気で女のコのオッパイを見せたり、パンツを脱がせたりする癖に、どうしてあの言葉を言っちゃいけないの?
ヤバイ言葉を駆使することによって、テレビ局の矛盾だらけの体制や、建前と本音を都合よく使い分けるテレビマンの体質に鋭いメスを入れるのが、この映画の狙いである。
兄弟、家族、夫婦…心を打つヒューマンな物語と同時に、社会性あるテーマを訴えているところが『ピーピー兄弟』の新しさなのだ。

ストーリー

テレビに出た瞬間、運命が変わる。
殴り合い、抱きしめ会う兄弟の悲喜劇!
兄のイクオ(ぜんじろう)はチビでメガネ。弟のタツオ(剣太郎セガール)はノッポで男前。
日本一の漫才師になる!とコンビを組んだ兄弟だっだが、イクオの頑固さとタツオの短気な性格が災いして、どこの劇場でもうまくいかない。金がなくなると、嫌々ながら両親(岸部一徳・田中裕子)が経営する葬儀屋でバイトしている二人だったが、ある日の葬式で文江(みれいゆ)という名の美しい女と出会うことになる。
母を亡くし、借金まで抱えた哀しい横顔。子供の頃から彼女に憧れていたイクオは、二十年ぶりの再会に激しく胸をときめかせる。
タツオとイクオが漫才を演じている舞台は、大阪・十三のストリップ劇場。客に合わせた下品なネタを一生懸命ふりまいているが、所詮は踊り子たちの添え物、拍手の代わりに野次が飛んでくるだけの毎日だった。そんな折、兄弟の前に突然有沢(香川照之)というTVディレクターが現われた。
「テレビに出ないか?」その一言から兄弟の運命が嵐のように渦巻き、めまぐるしく変化していく…。

スタッフ

監督・脚本:藤田芳康
エグゼクティブプロデューサー:山田晴規、横濱豊行、藤田芳康
プロデューサー:井出秋人、秋津晶子
クリエイティブプロデューサー:万見亮一、向井潤一
撮影:清家正信
照明:内野泰宏
美術:平田逸郎
録音:島袋保光
音楽:大井秀紀、藤田芳康、吉良知彦
衣裳:宮本まさ江
メイク:石田伸

キャスト

タツオ:剣太郎セガール
イクオ:ぜんじろう
文江:みれいゆ
有沢:香川照之
豊子:田中裕子
徳三:岸部一徳
小柳:キダ・タロー
美紀:小林麻子
文吉:笑福亭松之助
絹子:北川さおり
市田ひろみ(特別出演)

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