ココロってあるの?

2001年/日本/47分/ 配給:キュームービー

2002年05月25日よりDVD発売&レンタル開始 2002年05月25日よりビデオ発売&レンタル開始 2002年1月1日より14日まで渋谷QFRONT・5Fe−styleにて2週間の限定イベント上映

(C)キューフロント/バンダイビジュアル/テンカラット/電通/キュームービー

公開初日 2002/01/01

公開終了日 2002/01/14

配給会社名 0264

公開日メモ 原作(角川書店刊)は期待の作家、小林泰三氏。単行本で15万部を超えるヒットを出し、現在も増刷を続け、さらにファン層を広げています。 主演は数々の映画賞に輝く、若手映画女優NO.1、田中麗奈。

解説

ココロ、ってなぁに?
人の存在は、何をもって人とみなすのでしょうか?
人にあって、モノにないもの。
心?言葉?
でもモノに心があれば、それは人になるのでしょうか?心のない人はモノ?
本当の意味でその境界線を知る人はいないかもしれません
もしも、この世の全てのものが何者かによって組み立てられたモノだったら…。

原作(角川書店刊)は期待の作家、小林泰三氏。単行本で15万部を超えるヒットを出し、現在も増刷を続け、さらにファン層を広げています。
主演は数々の映画賞に輝く、若手映画女優NO.1、田中麗奈。
監督は第1回QFRONT MOVIE・セレクションで人気投票第1位に輝いたはくぶん氏
撮影、美術などにも、期待の若手が集結。
斬新な感性で、原作とは異なった独自の「玩具修理者」を創り出します。

ストーリー

アンティック・トイが並ぶおもちゃ屋で働く少年は、その中でも、古いブリキのおもちゃに強い愛着を持っていた。
その店にサングラスをかけた若い女性が現れる。
少年はいつものように、大好きなブリキのおもちゃの説明を彼女に始めた。
「このスモーキング・ロボットには特に愛着があるんです。」
彼女はそれを聞いた後、おもちゃにまつわる自分の不思議な思い出を静かに語り始めた。
小さな時に、子供たちだけが知っていた、何でも直してくれる玩具修理者の話。

森の奥にいたその人を、子供達は「ようぐそうとほうとふ」と呼んでいた。
男なのか女なのか、日本人なのかそうでないのか、姿を見た者は誰もいない。
一つだけ確かなのは、「ようぐそうとほうとふ」のところに壊れたものを持っていくと、必ず何でもなおしてくれるということ。
ブリキのおもちゃ、テレビゲーム、ぬいぐるみ、飼っていた猫さえも…

子供達はみんな「ようぐそうとほうとふ」の所へ行った。
自分の大切なモノをなおしてもらうために。自分の大切なものを、より大事にするために。

夢とも現実ともつかない、その話は幻想にすぎないのだろうか。
機械なら直せても、生き物はなおせない?機械と生き物の境界はナニ?

少年に問いかける女性。少年は人間には「ココロ」がある、と答えた。

女性はさらに話を続けた。それは少年にとって意外な展開をみせていくのであった…

スタッフ

製作総指揮:奥山和由
監督:はくぶん
撮影:福本淳
美術:佐々木尚
音楽:神津裕之
衣装デザイン:スズキタカユキ

キャスト

田中麗奈
忍成修吾
麿赤兒
姿月あさと

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