鉄道員
原題:IL FERROVIERE
1956年カンヌ国際映画祭■国際カトリック映画事務局賞(ピエトロ・ジェルミ)
1953年/イタリア/白黒//1時間55分
2004年10月20日よりDVD発売開始
解説
第二次世界大戦後のイタリアの都会に生きる庶民の喜怒哀楽を詩情豊かな演出で描いた、頑固一徹の鉄道機関士の物語。呑んだくれて家族から孤立し、スト破りと誤解され仕事仲間からも孤立したマルコッチ。やがて誤解が解け以前のように飲み語らい歌い、楽しい時間を持つが、それも束の間、病魔に倒れ闘病生活を送る。久々に気分の良いクリスマスの夜、集まった仲間との楽しい時間の後、ギターを片手に、心穏やかに安らかに息を引き取る。物語は幼い末息子サンドリノの視点から語られていく。監督自身の名演に加え、サンドリノ少年がとても愛らしい! 哀感を帯びた音楽も秀逸。
ストーリー
スタッフ
監督・脚本:ピエトロ・ジェルミ
脚本:アルフレード・ジャンネッティ、ルチアーノ・ヴィンチェンツォーニ
撮影:レオニーダ・バルボーニ
音楽:カルロ・ルスティケリ
キャスト
ピエトロ・ジェルミ
エドアルド・ネボラ
ルイザ・デラ・ノーチェ
シルヴァ・コシナ
サロ・ウルツイ
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