原題:SEE SPOT RUN

パパ、ママついてこれる? 全米の子どもが夢中になった爆笑キッズ・コメディ ブチャイク犬と一緒に無敵のこどもパワー炸裂!!

2001年/アメリカ/97min/ビスタ/SRD/DTS/SDDS 配給:ワーナー・ブラザース

2005年01月21日よりDVD発売開始 2002年5月15日よりビデオ&DVD発売 2001年11月10日よりワーナーマイカル系にて公開

(C)2001 Warner Bros.All Rights Reserved.

公開初日 2001/11/10

公開終了日 2001/12/07

配給会社名 0085

公開日メモ 『スポット』は、子供のツボにハマるギャグが満載。「クレヨンしんちゃん」が子供たちに大ウケしたのと同様、他愛もないシモネタが子供の笑いを誘う。まず〜い健康フードを口からベロベロっと吐き出したかと思えば、ブチャイクドッグのウ○チを踏んづけたり、くっさいオナラに顔をしかめたり……。

解説


★キッズの字幕映画初体験にビッタリ!★
子供を持つ映画ファンが心待ちにするのが、〈吹き替え版〉の卒業。「家族で見る映画も、字幕版で見たい」というのは映画ファン共通の願い。観たちがオリジナル音声で映画をじっくり楽しめるのはもちろん、自分と同じ目線で映画を楽しむ仲間に我が子が加わった喜びは、子供を持つ映画ファンならではのもの。
そんな映画ファン・ファミリーのために、ワーナーブラザース映画とワーナーマイカルが贈る、本邦初、字幕デビュー用映画が、『スポット』だ。小学校低学年なら十分に読みこなせるやさしい漢字使いや、ルビ使用、読みやすい大きな文字など随所に工夫を凝らした、キッズ対応「はじめて字幕」は、子供の字幕映画デビューにぴったりな仕上がり。
もちろん内容も、子供が夢中になれるユカイなギャグ・コメディー。大笑いして映画を楽しむうちに、字幕がすんなり目に入ってくるので「ボクもオトナの映画が楽しめた!」と、大きな満足感が味わえるという仕組み。この映画できっかけを作ってあげることで、本格字幕映画にも楽しくなじんでいくことだろう。

★子供が大好きな「クレコンしんちゃん」ノリのギャグ炸裂!★
『スポット』は、子供のツボにハマるギャグが満載。「クレヨンしんちゃん」が子供たちに大ウケしたのと同様、他愛もないシモネタが子供の笑いを誘う。まず〜い健康フードを口からベロベロっと吐き出したかと思えば、ブチャイクドッグのウ○チを踏んづけたり、くっさいオナラに顔をしかめたり……。
この手のギャグにウケるのは、子供だけじゃない。ドリフの「8時だよ、全員集合!」やシムケンを見て育ったパパ・ママ世代も、スクリーンに引き込まれるうちにすっかり気分は少年少女。家族で大爆笑することうけあいだ。

★もちろん子供たちに教えたい「大切なモノ」もしっかり押さえてる!★
「でもせっかく映画を見せるなら、ただ笑って終わりなだけじゃなく、スクリーンでしか味わえない迫力や感動を教えたい」という親心にも、『スポット』は、ばっちり応えてくれている。
仕事一筋の捜査犬だったスポット(別名・11号)と教育ママにスケジュールを管理されたジェイムズ君(アンガス・T・ジョーンズ)は、あるハプニングからお気楽お兄さんの郵便配達人・ゴードン(デイビッド・アークエット)に預けられる。ギャングたちと戦いながらのゴードンとの共同生活は、お行儀は少々よくない環境だけれど、ひとりと一匹が規則やガマン以上に大切な友情や愛を知り、成長していく絶好のターニング・ポイントになったのだった。
トフブルをいっしょに乗り越えながら、子供らしい(犬らしい)生き生きした表情を取り戻していくジェイムズ君とブチャイク犬・スポット。彼らに感情移入して、大笑いしながら応援しているうちに、観ている子供たちも必ずや、なにかをつかんでくれるはず。

★エンターテイナー揃いの俳優たちにも注目!★
脇を固める大人の俳優陣は、みなクセモノぞろい。超脳天気で真剣に犬たちとバトルする・犬大嫌いのゴードンには、大ヒット・ホラー『スクリ一ム』シリーズ、『25年目のキス』のデイビッド・アークェツト。ロザンナ、パトリシア、アレクシスという姉弟も俳優一家であることは有名。ゴードンが片思いしているジェイムズ君のシングルママ・ステファニーには、モデル上がりの美人女優、レスリー・ビブ。ゴードンの親友・デブのペニーを演じるのは、『ロミオ・マスト・ダイ』、『DENGEKl/電撃』の怪演(?)も記憶に新しいアンソニー・アンダーソン。特筆すべきは、FBIでスポットを相棒にしているコワモテの訓練士・マードック。厳しさと意外な優しさの二面性を併せ持つ難しい役柄を見事演じているのは、『グリーンマイル』でアカデミー助演男優賞にノミネートされた、マイケル・クラーク・ダンカン。
ドタバタ、ズッコケ連発で、懐かしのコメディ・スタイルを存分に取り入れた本作は、これらの名優たちの活躍でとてもクォリティの高い娯楽映画に仕上がっている。子どもと一緒に楽しめるだけではなく、映画ファンの両親にはたまらない魅力を備えたエンターテインメント性特大のおいしい映画というわけだ。

ストーリー



ジェイムズ君は、シングルマザー・ステファニーのひとり息子。息子に完璧な人生を送って欲しいと切に願っている彼は、彼を思うあまり禁止事項ばかりを押しつけている。そのひとつが「ペット厳禁」。一方、ブチャイク犬のスポット〈FBlでは“11号・イレブン”と呼ばれている〉は、FBIの敏腕捜査犬。子犬のころから蔵しい訓練を受けて育った彼は普遍の犬のように飼い主に甘えたりボールで遊ぶことも許されない生活を送っていた。
ところがそんなひとりと一匹それぞれに大事件が起こる。ジェイムズ君はママの出張に合わせてやってくるはずだったベヒーシッターが食中奉でダウン。ママのステファニーに片思いをしている、脳天気で犬嫌い(自分の配達区域の猛犬たちと日々バトルをくり広げている)な郵便配達人のゴートンに急遽預けられることに。スポットはといえば、その優秀さのあまりギャングのボスに恨みを買い、命を狙われたことから、緊急避難することになるのだが、その移送中にギャングが送り込んだ殺し屋に襲われ、危櫛一髪のところを、ゴードンが運転する郵便配達車に逃げ込んでくる。これがひとりと一匹の運命の出会いだった。
規則とガマンづくめの生活を送ってきたひとりと一匹は、お気楽でルール無用のゴードンと暮らすうちに、本来の悪ガキ&おちゃめ犬の素顔を取り戻しはじめる。ひとりと一匹を預かったゴードンはも、今まで知らなかった(彼は孤児で両親ともいない)家族愛に目覚める。しかしギャングのボスは執念深かった。なんとしても、スポットを亡きものにしようと、殺し屋二人を雇って、彼らを執拗に追いつめる。
一方、FBIの捜査犬の訓錬士・マードックは相棒スポットと引き誕されたことで、食事もとれないほどのウツ状態に。スポットが行方不明になったと知るや、全カを挙げて探し回る。トラブルが起こって戻れなくなったママ・ステファニ一も、なんとかジェイムズ君の待つ家に帰ろうと、必死。隙なくキメたキャリアスーツやヘアスタイルがどんどんみすぽらしくなっていくのにもお構いなしで、文字通り髪を振り乱しアクシデントだらけの帰途を急ぐ。
さまざまな出来事を経験しながら、友情や絆を深め合っていくふたりと一匹の行く末はいかに……。
爆笑しつつもふっと心が温まる、ハッピーなファミリー映画の決定版!

スタッフ

監督:ジョン・ホワイトセル
脚色:スチュアート・ギブズ、クレイグ・ティトリー
脚本:ジョージ・ガ一ロ、グレゴリー・ポワリエ、ダ二一・バロン、クリス・フェイバー
原案:アンドリューディーン、マイケル・アンドリュー・ミラー、ジョージ・ガ一ロ
製作:ロバート・サイモンズ、トレイシー・トレンチ、アンドリュー・ディーン
製作総指揮:マイケル・アレクサンダー・ミラー、ブルース・バーマン
撮影:ジョン・バートリー、A.S.C,C.S.C.
美術:マーク・フリーボーン
編集:力一ラ・シルバーマン
共同製作:ジョン・ピ一夕ー・クーサキス、アイラ・シューマン
音楽:ジョン・デブ二一
衣装:ダイアン・M・ウィダス

キャスト

ゴードン:デイビッド・アークエット
マードック:マイケル・クラーク・ダンカン
ステファニー:レスリー・ビブ
ジーノ:ジョー・ビテレリー
ジェイムズ:アンガス・T・ジョーンズ
アーリス:スティーブン・R・シリーパ
ベニー:アンソニ一・アンダーソン
ソニー・タリア:ポール・ソルビーノ
カサベテス:キム・ホーソーン
リッキー:ケイバン・スミス

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