原題:Замри, умри, воскресни!(Zamri, umri, voskresni!)

『ロシア映画の全貌2001』ソヴィエト連邦が解体して10年、激動の世紀を歩んだ映画大国ロシアの名作群を共和国の作品も含め一挙69作品上映!

1990年カンヌ国際映画祭カメラ・ドール賞受賞作

1989年/ロシア映画/レンフイルム/105min配給・宣伝:エスパース・サロウ

10月7日(土)渋谷ユーロスペース他全国順次公開 2010年08月28日よりDVDリリース2009年11月7日(土)よりユーロースペースほか全国順次ロードショー!三百人劇場“ロシア映画の全貌3部作同時初DVD化記念!2001・戦後篇”として上映9月13日2:30〜、9月16日3:45〜、9月20日4:45

公開初日 2001/09/13

配給会社名 0082

公開日メモ カネフスキーが53歳にして完成した長編第一作。12歳の少年少女が引き起こす事件と運命

解説


≪“天性の才”をもつヴィターリー・カネフスキー≫今から20年前、54歳で彗星のごとく映画界に出現し、長編2作目『動くな、死ね、甦れ!』でカンヌ国際映画祭・カメラドール賞を受賞したヴィターリー・カネフスキー。一躍映画界の世界的な寵児となった彼はその後、続編となる『ひとりで生きる』でカンヌ国際映画祭・審査員賞を受賞、更に映画出演後全く別の人生を歩むことになった主演2人のその後を追った貴重なドキュメンタリー映画『ぼくら、20世紀の子供たち』を撮りあげ、世界中の映画人を驚嘆させた。しかし、彼はその後、忽然として映画界から姿を消してしまう・・・・・。日本初公開時、一館で公開15週、驚異の2万人を動員し、大きな衝撃を残したこの3部作。今や、伝説と化したカネフスキーの傑作たちが15年ぶりにスクリーンに甦る!!

ストーリー

『大人は判ってくれない』『小さな恋のメロディ』を超える傑作
第二次大戦直後のロシア。収容所地帯と化した小さな炭鉱町に生きる12歳の少年ワレルカ(パーヴェル・ナザーロフ)と少女ガリーヤ(ディナーラ・ドルカーロワ)。スケート靴の盗難事件、学校のトイレにイースト菌を溢れさせる、機関車の転覆・・・ワレルカの引き起こす無垢な、しかし、やってはならない悪戯は、唯一の家族である母親とその愛人の濃密な抱擁を否定するかのようにエスカレートしていく。同時に、守護天使のごとく現れるガリーヤとの間には淡い気持ちが芽生えていた。無垢な二人の想いは次第に呼応していくが、やがて運命はとんでもない方向へ転じていく・・・。

スタッフ

監督:ウィターリー・カネフスキー

キャスト

パーヴェル・ナザーロフ(ワレルカ役)
ディナーラ・ドルカーロフ(ガリーヤ&ワーリャ役)

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https://youtu.be/ha8uq4mw0_w
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