原題:The Fast And The Furious

『A.I.』の170%! 驚異のスーパーヒット、公開2週間で早くも1億ドル突破! 全米が熱狂した、究極の“ワイルド”カー・アクション、この秋日本上陸!!

2001年6月22日全米初公開

2001年/シネマスコープ/6巻/2,933m/DTS,SRD,SDDS/1時間47分/翻訳:戸田奈津子 提供:ユニバーサル映画 配給:UIP

2010年11月26日よりDVDリリース 2003年08月27日よりDVDリリース 2002年4月26日DVD発売&レンタル開始 2002年4月26日ビデオ発売&レンタル開始 2001年10月13日より先行オールナイト決定!日比谷映画にて 2001年10月20日より日比谷映画他全国東宝洋画系

公開初日 2001/10/20

公開終了日 2001/11/09

配給会社名 0081

公開日メモ 『A.I.』の170%! 驚異のスーパーヒット、公開2週間で早くも1億ドル突破! 全米が熱狂した、究極の“ワイルド”カー・アクション、この秋日本上陸!!

解説


《究極のワイルド・アクション誕生、そして炸裂!!》
かつて誰も目にした事のない、バイオレント・力ー・アクションが誕生した。全米で、6月22日に公開されるや、僅か3日間で40,OOO,OOOドルという、あの『A.I.』以上の大ヒットを記録した話題沸騰のストリート・カー・アクション『ワイルド・スピード』は、若者を中心に話題と興奮で全米中を騒然とさせ、そして、今秋、待望の日本公開が決定した!!
この映画は、アメリカのストリート・レース発祥の地、ロサンゼルスを舞台に、スピードの限界に命を賭ける若者たちを、スーパー・ハイスピードによる疾走感と、激しく躍動するエンジンを最新のCGを駆使した斬新な映像感覚で描いた作品。その、あまりにも刺激的な映像と、反社会的な若者達の描写が、LAの劇場前にパトカーが出動する厳戒態勢を敷いた初日を迎える事態に及ぶなど、全米中に一大センセーショナルを巻き起こした。
今、インポート・カーとして日本のスポーツ・カーが”ライス・ロケット”と呼ばれ、全米で熱い注目を集めているが、この『ワイルド・スピード』に登場するスープラ、RX-7、スカイライン、インテグラ、エクリプスといった数々のマシーンは極限までチューンナップ(=改造)され、地を這う究極のモンスター・マシーンとして、火を噴き爆走する!!
NOS(ニトロ噴射装置)のインジェクション(コンピュータ制御による噴射)スイッチが押された時、観客はストリートを時速270kmという視覚限界速度を優に超えた、想像を絶する世界を体験する!
それは、座席にしがみ付くという生易しいものでなく、シートベルト無しではスクリーンを正視できない驚異のレベルなのだ。

アメリカ、ロサンゼルス。
一晩で1万ドルを簡単に稼ぎ出すストリート・カー・レースの世界。法の制限を優に越えるハイスピードで繰り広げられるこのレースは、常に警察の無線を傍受し、かいくぐって行われ、直線の続く一方通行を舞台に変え、ギャラリーのアドレナリンが沸騰するほどの興奮へと導くショーとなる。そして、その中で、ドミニクは頂点に君臨し続けるスターだった。
一方、毎夜のように起きるトラック・ジャック事件が、警察関係者を悩まし続けていた。それは、高級品の積荷のトラックが深夜の走行中に、数台の改造スポーツ・カーに囲まれ、ハイスピード状態のままジャックされてしまうという、想像を絶する事件だった。そして、ある時、ドミニクが仕切るストリート・レースに乗り込んだ一人の男がいた。ブライアンと名乗るその男は、自らの車を賭けてドミニクに挑戦状を叩きつけた。最高のマシーンに乗り込み、しかも、かなりの腕を誇る彼は一体何者なのか?そしてその目的は?
観る者のアドレナリンをかきたてるレース・シーンを、本物以上の迫力ある映像と臨場感でスクリーンに再現した監督は、『デイライト』『ドラゴンハート』等のエンターテイメント巨編を製作する一方で、『ドラゴン/ブルース・リー物語』『ザ・スカルズ/髑髏の誓い』といった実話に基づくストーリーのドラマ化も得意とするロブ・コーエン。本作においては、現実のストリート・カー・レースの世界を取材しつつ、最新の視覚効果と本物のカースタントを融合させた一級のエンターテイメントとして仕上げるなど、彼の斬新な着眼点と大胆な演出が共に発揮された、まさにコーエンの集大成と呼ぶべき作品である。

製作は、『ボルケーノ』『ラスト・サマー』を手掛けた他、ロブ・コーエンとは『ザ・スカルズ/髑髏の誓い』でチームを組んだニール・H・モリッツ。”ヴァイブ”誌に載ったケン・リーの記事に基づいた脚本は、ゲイリー・スコット・トンプソン、エリック・バーグキスト、そして、『U-571』のデヴィッド・エイヤーという3人の脚本家が、トンプソンの原案から共同執筆した。
製作総指揮を務めるのは、『地獄の黙示録』を始めとするフランシス・コッポラ監督作品の殆どに携わる一方、『マスク・オブ・ゾロ』等を手掛けたダグ・クレイボーンと、『追跡者』『ザ・スカルズ/髑髏の誓い』のジョン・ポーグ。その他、撮影には『ペイバック』のエリクソン・コア、プロダクション・デザイナーは『リービング・ラスベガス』のウォルドマー・カリノウスキー、編集は『LAコンフィデンシャル』のピーター・ホネス、音楽はレコーディング・アーティストであり作曲家のBT(彼とジャ・ルール、そして『M:1-2』のテーマ曲を手掛けたリンプ・ビスキット等をフィーチャーした、クールなサントラが注目を集めている)、衣裳は『ミッション・トゥ・マーズ』のサニャ・ミルコヴィッチ・ヘイズといった一流の顔ぶれが、プロダクション・チームに参加している。また、『リーサル・ウェポン』シリーズや、『ツイスター』『ブレイブハート』を手掛けたミック・ロジャースが、第2班監督とスタント・コーディネーターを兼任。さらに、NlRA(ナショナル・インポート・レーシング・アソシエーション)のクレイグ・リーバーマンと、インポート・カー企業家のRJ・デ・ヴェラが、オンセット・カー・コンサルタントを務め、レース・シーンに一層のリアリティと迫力を提供している。
主演のブライアンに扮するのは、『バーシティ・ブルース』『ザ・スカルズ/髑髏の誓い』で注目を集め、”トム・クルーズ以来の逸材”と、今、最も将来性を高く評価され、人気急上昇中のポール・ウォーカー、そして伝説のレーサー、ドミニク役には『プライベート・ライアン』や『ピッチブラック』でタフガイぶりを発揮した他、『アイアン・ジャイアント』の主演のロボットの声役でも知られるヴィン・ディーゼル。共演は、『ガールファイト』のミシェル・ロドリゲスがドミニクの恋人レティに、『パラサイト』のジョーダナ・ブリュースターがドミニクの妹役にそれぞれ扮している。また、ドミニクと敵対関係にあるチャイニーズ系グループのボス、ジョニー・トラン役には『ヒマラヤ杉に降る雪』のリック・ユーンが、そして、『遠い空の向こうに』『マーキュリー・ライジング』のチャド・リンドバーグ、『グリマーマン』のジョニー・ストロング、『ブレイド』の続編に出演しているマット・シュルツといったメンバーが、ドミニクの仲間に各々扮する。その他、『羊たちの沈黙』『ヒート』のテッド・レヴィン、『クリフハンガー』『ブロークン・アロー』のヴィトー・ルギニスといったベテランが脇を固めている。そして、忘れてはならない出演者が、100台以上にも及ぶ、レーシング・カーへと改造された世界で最もホットなスポーツ・カーの数々である。

2001年10月、全米を制覇した『ワイルド・スピード』旋風が、次は日本に巻き起こる!

ストーリー



《太陽が沈むと、もう一つの世界が目覚める・・・》
ドミニク・トレット(ヴィン・ディーゼル)は、ロスの街をまるで自分の庭のように車で自由自在に走り回る。恋人のレティ(ミシェル・ロドリゲス)やエンジニアのジェシー(チャド・リンドバーグ)を始め、レオン(ジョニー・ストロング)やヴィンセント(マット・シュルツ)など彼の仲間たちはドミニクを崇拝している。彼は高性能マシーンヘとチューニングしたレーシング・カーに全精力を注ぎ込んでいた。車の派手なメイクも、改造された斬新なモデルも、飛ぶようにスピードをあげるNOSを搭載したインジェクションに比べれば、大した問題ではない。夜には、ドミニクは地上を飛ぶロケットを操縦して、レースを挑んでくる無謀な連中を相手に、1度のレースで1万ドルを稼ぎだす。レースが始まると街の通りは舞台と化し、戦場となる。アドレナリンが沸き立ち、テンションが高まり、荒々しい制御不能のスピードで活気が舐る。普段は人気のない通りはレースに熱狂する人々で溢れかえり、ドミニクはこのファンの間をさっそうと歩き、極限に挑もうと身構えながら、高く吠えるエンジン音に負けじと声を張り上げ指揮をとる。一方、謎めいた一人の男、ブライアン(ポール・ウォーカー)も、レースの限界に挑もうとしていた。集まったギャラリーには無関心の彼だが、彼自身も無名の存在だ。自身の車を賭けたブライアンは無敵のマシーンに乗り込んでドミニクの許可を求め、彼はGOサインを出す。ドミニクの妹ミア(ジョーダナ・ブリュースター)も自分の目で見たブライアンを気に入った。ただし、まだこの時、誰もブライアンが警官だとは知らなかった…。
ブライアンは、ハイスピードのままトラックをジャックするという、センセーショナルで大掛かりな連続ハイジャック事件の極秘捜査に関わっていた。容疑者は、腕の立つストリート・レーサーたちで、警察とFBlはトラック運転手たちが騒ぎ出す前にハイジャックを防止しなければならない。その為、高度な運転テクニックを持ち、しかも面の割れていない若い警官のブライアンを囮捜査官として抜擢し、潜入捜査を行っていたのだ。
ストリート・レースでは現金が自由に飛び交い、警察も、それらが決してきれいな金ではないことを知っている。ブライアンが近づいたドミニクも、彼と対立関係にあるチャイニーズ系の無情なジョニー・トラン(リック・ユーン)も、共に容疑者以外の何者でもない。ドミニクとジョニーの2大組織間における緊張が、危険なレベルを越えるほど高まりつつある一方で、ブライアンは、ストリート・レース界の教祖ドミニクと、ミアとの絆を共に深めていた。ドミニクには兄のような親しみを、そしてミアとは、互いに、否定できないほど強く惹かれ合っている。だが、ブライアンは警官の身分であり、ハイジャック事件の一刻を争う解決を迫られるプレッシャーを絶えず受けていた。そして今、ブライアンは真犯人の追求こそが、自分自身の限界に挑むことであることに気付くのだった…

スタッフ

監督:ロブ・コーエン
脚本:ゲイリー・スコット・トンプソン/エリック・バーグキスト/デビッド・エイヤー
原案:ゲイリー・スコット・トンプソン
製作:ニール・H・モリッツ
製作総指揮:ダグ・クレイボーン/ジョン・ポーグ
撮影:エリクソン・コア
プロダクション・デザイナー:ウォルドマー・カリノウスキー
編集:ピーター・ホネスA.C.E.
衣装:サニャ・ミルコビッチ・ヘイズ
音楽:BT
音楽スーパーバイザー:ゲイリー・ジョーンズ/ハッピー・ウォルターズ
スタント・コーディネーター:ミック・ロジャース

キャスト

ブライアン・オコナー:ポール・ウォーカー
ドミニク・トレット:ヴィン・ディーゼル
レティ:ミシェル・ロドリゲス
ミア・トレット:ジョーダナ・ブリュースター
ジョニー・トラン:リック・ユーン
ジェシー:チャド・リンドバーグ
レオン:ジョニー・ストロング
ヴィンス:マット・シュルツ
タナー:テッド・レヴィン
エドウィン:ジャ・ルール

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