原題:with or without you

結婚5年目のふたりの前に、突然、妻の初恋の人が現れた。 彼はとびきりロマンティックなフランス人。 妻「夫を愛してるけど、ものたりない…」夫「君といつまでも1緒にいたいよ』かもく、男と女はすれ違う。

1999年ベニス国際映画祭出品

(初公開:イタリア1999年07月03日公開)

1999年イギリス=アメリカ チャンネル・フォア・フィルムズ=ミラマックス・フィルムズ提供 リヴォリューション・フィルムズ作品 カラー/1時間30分/ドルビー・デジタル 日本語版字幕:松浦美奈 提供=アスミック・エースエンタテインメント、東京テアトル 配給:アスミック・エース

2001年9月28日DVD発売/2001年9月28日ビデオ発売&レンタル開始 2000年11月3日より銀座テアトルシネマにて公開

公開初日 2000/11/03

配給会社名 0007

公開日メモ U2の不滅のラブソング'WITHORWITHOUTYOU'に乗せて大人の男と女のゆれる想いを繊細に描いた、笑いと涙でいっぱいのイギリス式ロマンティック・コメディ。

解説

U2の不滅のラブソング’WITHORWITHOUTYOU’に乗せて大人の男と女のゆれる想いを繊細に描いた、笑いと涙でいっぱいのイギリス式ロマンティック・コメディ。
『ひかりのまち』に続きマイケル・ウィンターボトムが贈るハートフルな世界。

究極の選択。実直な夫か、ロマンティックな初恋のひとか!
イギリス、北アイルランドの町ベルファスト。
ロージーは29歳、夫ヴィンセントは34歳、結婚して5年目。
子供ができないのが悩みだけど、まずまず幸福。
夫は警官を辞め、父のガラス工場を継いでくれ、たよりになる。
そんなところに突然、初恋のひとブノワが現れた。
彼は情熱的でロマンティックなフランス人。
趣味はクラリネット吹き。
料理が得意で、ダンスが大好き。
いっしょにいると楽しい。
やがて、夫が色褪せて見えてきた。
夫の趣味は車の修理。
仲間とゴルフして、パブで騒ぐのが大好き。
でも愛してる、失いたくはない。
ロージーの心はゆれながら、ブノワと家を飛び出す。
カーステレオからU2の’WITH OR WITHOUTYOU’が聞こえてきた。
きみがいないと僕はいきていけない……

心の琴線にふれるラブストーリー
ヒロインのロージーはいま、ストレスいっぱいの日々を送っている。
子供がほしいのにできないのだ。
「子供のいない人にはわからないのよ!」との一言に傷つく。
そんな、女として自信を失っていたところに、突然すてきな男性にやさしくされたら?ロージーは29歳、りっぱな大人だ。
しかし女性はいくつになってもロマンスを夢見ている。
たとえ愛する夫がいても。
<女は愛情をそそがれないと生きていけない。水をやり続けないと枯れてしまう花のように。>
「なぜだにんなに愛してるのに」と夫ヴィンセントが当惑するのは当然のことだ。
<男は(口ベタだけど)女のために仕事と家庭を大切にしている。
それが愛だと思っている>結婚していても、一緒に暮らしていても、ちょっとしたすれ違いで愛情は枯れてしまう。
でもそばにいるひとが、一番大切なひとなのに、なぜみんな気づかないのか…男と女はすれ違う。
だからこそ惹かれあう。
その「永遠の謎」をコミカルタッチで描く、多くの人が共感する、心の琴線にふれるラブストーリー。
おもいつきり笑って泣けて、見終わった後、さわやかな気持ちにさせてくれるだろう。

俊英ウィンターボトム初めてのロマンティックコメディ
『バタフライ・キス』『ウエルカム・トゥ・サラエボ』『アイ ウォント ユー』とその斬新な映像感覚でつねに観客を驚かせてきたイギリス映画界の俊英マイケル・ウィンターボトム。
この夏公開の、叙情的な愛の物語『ひかりのまち』では、映像作家としてのさらなる成熟を見せ、ファンの心を熱くさせた。
続く本作では初めてラブ・コメディに挑戦。
「シンプルでユーモアあふれる、ラブストーリーを作ってみたかった」と言うウィンターボトム監督。
この秋、私たちに極上のラブストーリー『いつまでも二人で』を届けてくれる。
ヒロインのロージーにイギリスBBCテレビの人気スター、デヴラ・カーワン。
誰もが共感を寄せる、29歳の女性を好演。
夫ヴィンセントを『日蔭のふたり』のクリストファー・エクルストンが演じ、まじめで頑固な元警官をさわやかに演じている。
大胆で魅力的なフランス人ブノワ役に、『愛さずにいられない』のイヴァン・アタル。
美少女アイドルだった、シャルロット・ゲンズブールのハートを射止めた男としても有名。
脚本は「軽やかで洗練され、トリュフォーを思わせる。
多くの人の心の琴線にふれるストーリー」とウィンターボトム監督が絶賛する、新鋭ジョン・ワォートの処女作。
撮影はセドリック・クラピッシュ監督作『猫が行方不明』、トラン・アン・ユン監督作『青いパパイヤの香り』などフランス映画界で活躍中のブノワ・デローム。
その他、製作アンドリュー・イートン、編集トレヴァー・ウェイト、音楽エイドリアン・ジョンストン、衣装ジャンティ・イエイツらウィンターボトム組が集結。
撮影は、1998年の夏に6週間にわたってベルファスト、北ロンドン、リヴァプールの近くのフォームビー・ビーチ、そしてパインウッド・スタジオで行った。

ストーリー

ロージーとヴィンセントは結婚5年目のカップル。
二人で幸せな生活を送っていたけれど、子供ができないことが悩みの種だ。
鉄分の多い野菜は精子を増やす。
精子は熱に弱いので暖めてはいけない。
家具の配置の仕方で妊娠しやすくなる…などなど研究熱心にいろいろやってはみたけれど、1年間の子づくり努力も空しく、29歳の妻と34歳の夫はとうとう病院に通うことにした。
そんな折、ロージーの文通相手で密かな初恋の男性、知的でロマンティックなフランス人のブノワがベルファストに現れた。
今まで誰も泊めたことのない二人の愛の巣に新鮮な風を吹き込むブノワ。
車は運転できないけれど、クラリネットを吹き、料理が得意、踊りも得意でロージーを喜ばせる。
そんなふたりとの関係を勘繰り、ヴィンセントは不機嫌である。
平穏だった二人の生活は不意の訪問者の登場でにわかに「愛の三角地帯」が発生してしまった。
ヴィンセントはロージーのために警官を辞め、今はロージーの父親が経営するガラス屋を手伝っている。
警官時代の仲間に言わせると「今の仕事になって暗くなった」「昔は陽気な奴だった」とのこと。
ロージーは劇場の受付で、イヤミな上司に毎日ちくちく言われながらストレスな日々を送っている。
クラシックのコンサートに感動し、涙してしまう感受性豊かなブノワ。
いっぽう夫の趣味といったらゴルフに車に仲間たちと飲むビール…。
ブノワと比較すると夫が色褪せて見えて仕方がない。
ああ、私の運命の人は誰なのかしら、とロージーの心は揺れる。
医者の指導のもと、妊娠のタイミングを逃すまいと必死の二人は、チャンスとあらば仕事中でも抜け出して、こつこつ子づくりに励む。
「子供のいない人にはわからない」という姉のことばや自分に対する家族の同情に反発する気持ちもある。
しかしそんな生活も肝心の子供ができないと次第に虚しいものになってきた。
ついにロージーはすべてに嫌気がして、ついにあのむかつく仕事を辞めてしまった。
しかも同じ日、夫が昔の恋人キャシーと浮気したことを知ったロージーは、ブノワを連れて車で家を飛び出してしまう。
海に向かうロージーとブノワ。
二人が乗った車の中には、U2の”WITH OR WITHOUT YOU”が流れている。

嵐を抜けて海辺にたどり着く
僕は君を待っている
君と一緒それとも君なしで
君と一緒それとも君なしで
本当の気持ちをさらけだす

僕は君のすべてが欲しい
君と一緒それとも君なしで
僕は生きていけない
でも君は本心をあらわにする

ロージーの心はゆれる…

スタッフ

監督……マイケル・ウィンターボトム
脚本……ジョン・フォート
撮影……ブノワ・デローム
音楽……エイドリアン・ジョンストン
編集……トレヴァー・ウェイト
プロダクション・デザイン……マーク・ティルデスリー
キャスティング……ウェンディ・プレイジントン
衣装……ジャンティ・イェイツ
製作……アンドリュー・イートン

キャスト

ヴィンセント……クリストファー・エクルストン
ロージー……デヴラ・カーワン
ブノワ……イヴァン・アタル
キャシー……ジュリー・グレアム
サミー……アラン・アームストロング
ニール……ロイド・ハッチンスン
ブライアン……マイケル・リーブマン
ディアドリ……ドゥーン・マッキチャン
オーモンド……ゴードン・ケネディ
イレーネ……フィオヌラ・フラナガン

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