原題:Joesomebody

働く“リーマン”リベンジ・コメディ! 文句言わずに早10年。だけど会社は認めてくれない!

(アメリカ劇場公開2001年12月21日)

2002年/アメリカ映画/98分/ 配給:20世紀フォックス

2007年12月21日よりDVDリリース 2003年04月04日よりビデオ発売&レンタル開始 2003年04月11日よりDVD発売&レンタル開始 2002年11月16日より銀座シネパトスほか全国ロードショー公開

(C)2002 TWENTIETH CENTURY FOX

公開初日 2002/11/16

配給会社名 0057

公開日メモ 働く“リーマン”リベンジ・コメディ! 文句言わずに早10年。だけど会社は認めてくれない!

解説



真面目に働いてリーマン生活10ウン年。出世の見込みもなく、妻には逃げられ、挙句の果てに愛する娘の目の前で生意気な後輩にノックアウト!だがそんな負け犬人生のどん底で出会った美しい同僚の一言が彼を目覚めさせた。一発逆転を賭けてスーパー・リーマンに大変身する男の涙ぐましいリベンジと、恋と親子愛の物語——それが『リーマン・ジョー!』。全米では2001年クリスマス・シーズンに『ロード・オブ・ザ・リング』『マジェスティック』とともに公開され、ハートフル・コメディでは唯一興行成績トップ10入りを果たした注目作である。
主演は“ネバー・ギブアップ!ネバー・サレンダー!”の掛け声で世界中のハートをキャッチした『ギャラクシー・クエスト』のティム・アレン。何の取柄も無い無名の一社員がヒーローになろうと一所懸命に頑張るコミカルな姿は、タガート艦長になりきろうと必死のTV俳優ネズミスをちょっぴり彷彿させてファン心理を鷲づかみにする。にじむ男の哀感で俳優としての円熟を証明してみせた48歳・元気者!
ジョーのリベンジの行方とともに気になるのが、美しい同僚メグとの恋。健康事業主任、と言うより実質、社内生活向上係の彼女が、サイテーな上司のセコい陰謀からジョーを守ろうと奔走するあたり、オフィス・コメディとしての楽しさも一流。メグ役はTVシリーズ『エド〜ボーリング弁護士』で人気沸騰の注目株ジュリー・ボウエン。上司役に『アリー・マイ・ラブ』のリチャード役でお馴染みグレッグ・ジャーマン。
メグとともに、ジョーの決断に重要な影響を与えるのが最愛の娘ナタリー、12歳・劇作家志望。時に親の哀しみを優しく受け止め、時に親の暴走を冷静になだめるデキた娘を、『タイタンズを忘れない』『マリー・アントワネットの首飾り』などで活躍目覚しい子役スター、ヘイデン・パネッティーアが達者に演じて涙を誘う。
アレンとの絶妙の掛け合いで笑いを取るのはジム・ベルーシー。元B級アクション映画スターの道場主を、落ちぶれたステイーヴン・セガール風に好演し、批評家から絶賛を浴びている。
他に『ドラッグストア・カウボーイ』『チャーリーズ・エンジェル』のケリー・リンチ、『隣のサインフェルド』『月のひつじ』のパトリック・ウォーバートンが共演。
監督はアレン主演作『サンタクローズ』を大ヒットさせたジョン・パスキン。脚本は20世紀FOXのアンジェリーナ・ジョリー主演最新作『ライフ/未来への想い』のジョン・スコット・シェパード。撮影監督に『アンナ・カレーニナ』『ドクター・ドリトル2』のダリン・オ力ダ。プロダクション・デザインに『ダイ・ハード』『スピード』のジャクソン・デ・ゴヴィア。編集は『逃亡者』でアカデミー賞候補になったデイヴィッド・フィンファー。音楽は『オースティン・パワーズ』シリーズのジョージ・S・クリントンが担当。製作はアカデミー賞作品賞を受賞した『プラトーン』のアーノルド・コペルソン他。製作総指揮は『JFK』『シティ・オブ・エンジェル』のアーノン・ミルチャン他が携わっている。

ストーリー


ジョー・シェファー(ティム・アレン)はミネアポリスの製薬会社でCMビデオを製作している中堅社員。それなりにいい仕事をしているが、ことさら評価されることもなく、昇進の話は半永久的にペンディング状態。私生活でも妻のカリー(ケリー・リンチ)に最近逃げられ、人生諦めムードの今日この頃であった。だがそんな平凡人生を平凡以下に突き落とすような出来事が起きる。
それはカリーと暮らしている12歳の愛娘ナタリー(へイデン・パネッティーア)を職場見学に連れて行った日のこと。いつものように勤続10年以上社員専用の駐車場に入ろうとすると、一台のド派手なスポーツカーが割り込んできた。見れば入社7年目のマーク・マッキニー(パトリック・ウォーバートン)である。小心者のジョーも娘の手前、さすがに抗議。だが反対にマークのパンチを食らってすごすご退散するハメに!
同僚たちや娘の目の前で無様な姿を演じたジョーの落ち込みは激しかった。上司のジェレミー(グレッグ・ジャーマン)はジョーが会社を訴えるのではないかと恐れ、健康事業主任のメグ・ハーパー(ジュリー・ボウエン)を欠勤中の彼のもとへ送り込む。だが“あなたの望みは何?”という彼女の問いがきっかけで勝手に自己改革意識に目覚めてしまったジョーは、マークヘのリベンジを決意!3週間後の再対決を目指し、元B級アクション映画俳優チャック・スカーレット(ジム・ベルーシー)の道場で格闘術の会得に励み始めた。
出勤したジョーはヒーローと化していた。リベンジの噂を聞いた同僚たちが次々に声援を送ってくる。メグとのデートの約束もとりつけて、ジョーはちょっとばかり自信を持つ。
スーツも車も新品に買い替え、チャックの厳しい特訓に耐え、プロテイン飲料で肉体改造に励むジョー。だが以前とは別人のようになっていくジョーに、メグは不安を抱く。ナタリーもパパの決闘には反対だった。そんな中、遂にマークと決着をつける日がやってくる。どうする、ジョー!?

スタッフ

監督:ジョン・パスキン
脚本:ジョン・スコット・シェパード
製作:アーノルド・コペルソン、アン・コペルソン、マシュー・グロス
   ケン・アチティ、ブライアン・レイリー
製作総指揮:アーノン・ミルチャン、チー=リー・ウォン
      ウィリアム・W.ウィルソンⅢ世
撮影監督:ダリン・オ力ダ
プロダクション・デザイン:ジャクソン・デ・ゴヴィア
編集:デイヴィッド・フィンファー
音楽スーパーヴァイザー:フランキー・パイン
音楽:ジョージ・S・クリントン
キャスティング:リサ・ブラモン・ガルシア
衣装デザイン:ルー・アイリッチ、キャシー・オリア

キャスト

ジョー・シェファー:ティム・アレン
メグ・ハーバー:ジュリー・ボウエン
カリー・シェファー:ケリー・リンチ
ナタリー・シェファー:ヘイデン・パネッティーア
チャック・スカーレット:ジム・ベルーシー
ジェレミー:グレッグ・ジャーマン
パット・チルカット:ロバート・ジョイ
マーク・マッキニー:パトリック・ウォーバートン

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