宇宙飛行
原題:Kosmicheskii Reis
ソビエト時代の知られざる傑作カルトSF
1935年/70分/35mm/ 配給:ロシア映画社 モスフイルム製作
8月4日(土)〜9月24日(祝)、 『ロシア映画の全貌2001』三百人劇場にて特別ロードショー
公開初日 2001/08/04
公開終了日 2001/09/24
配給会社名 0082
公開日メモ 世界中でSF映画製作の起爆剤となった1950年ジョージ・パル製作の『月世界征服』をさかのぼること15年前に作られた世界初科学的宇宙映画。
解説
世界中でSF映画製作の起爆剤となった1950年ジョージ・パル製作の『月世界征服』をさかのぼること15年前に作られた世界初科学的宇宙映画。
セドゥイフ博士達が乗り込む宇宙船C・C・C・P1号にはイォシフ・スターリンの名が記されているが、C・C・C・P2号に記されているのは当時の国防人民委員クリメント・ヴォロシーロフ。
ストーリー
《ソピエト最初のスペース・ファンタジー映画》
1946年、ツィオルコフスキー記念ソ連邦惑星間飛行研究所では、天体物理学者セドゥイフ博士が最初の月旅行を計画していた。一方、研究所のカーリン教授は有人飛行にはまだ反対で動物実験による安全性の確認作業を行い、博士と同行予定の大学院生ヴィクトルをまきこんで月旅行を阻止しようとしていた。
カーリン教授の打ち上げたロケット128号の行方がわからない中、セドゥイフ博士とカーリン教授の助手マリーナ、そしてかろうじてまぎれ込んだヴィクトルの弟で若き発明家アンドリューシャの3人を乗せたロケットは宇宙へ出発する。
博士のロケットは月の裏側に着陸した上、ほどなく酸素維持装置に異常が発生するが、3人は何とか地球に信号を送り、ロケット128号の乗組員の猫を回収し、月の大気を集め地球へ帰還する。
スタッフ
監督:ヴァシリー・ジュラヴリョフ
脚本:アレクサンドル・フィリモーノフ
撮影:アレクサンドル・ガリペリン
音楽:V・クルチーニン
録音:A・ザパデンスキー
美術:A・ウトキン、M・チウモフ、Yu・シヴェツ
顧問:コンスタンチン・ツィオルコフスキー
キャスト
バーヴェル・セドゥイフ博士:セルゲイ・コマロフ
カーリン教授:ヴァシリー・コヴリギン
ヴィクトル・オルロフ:ニコライ・フェオクチストフ
アンドリューシャ・オルロフ:V・ガポネンコ
マリーナ:K・モスカレンコ
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