原題:akusuat

カザフスタンの新鋭セリック・アプリモフ監督作品

1998年ユーラシア国際映画祭:審査員特別賞 1999年ナント3大陸国際映画祭:審査員特別賞、観客賞、主演男優賞 1999年ベルリン国際映画祭公式招待

1999年/カザフスタン・日本/94分/35mm/ 配給:スタジオD

8月4日(土)〜9月24日(祝)、 『ロシア映画の全貌2001』三百人劇場にて特別ロードショー

公開初日 2001/08/04

公開終了日 2001/09/24

配給会社名 0082

公開日メモ アクスアットは大陸の片隅にある遊牧民と羊の群れが行き交う小さな忘れられた村。そこに都会からユダヤ人の女性を連れた男が戻ってくる。そのことがこの小さな村に大きな波紋を巻き起こす。中でも男の兄は、彼女の登場によって運命が大きく別れてしまう。冷徹な現実を奇妙なユーモアで描いたこの作品は世界各国の映画祭で絶賛された。

解説

アクスアットは大陸の片隅にある遊牧民と羊の群れが行き交う小さな忘れられた村。そこに都会からユダヤ人の女性を連れた男が戻ってくる。そのことがこの小さな村に大きな波紋を巻き起こす。中でも男の兄は、彼女の登場によって運命が大きく別れてしまう。冷徹な現実を奇妙なユーモアで描いたこの作品は世界各国の映画祭で絶賛された。

《セリック・アプリモフ監督》
1960年生まれ。カザフスタンの東にあるアクスアットで生まれ1975年から1979年まで技術学校に学びその後兵役についた。モスクワ映画学校で、セルゲイ・ソロヴィヨフに師事し1989年に卒業している。

ストーリー

アクスアットにある日カナートという男がジャンヌという女性を連れて帰郷する。都会で事業に失敗したカナートは兄アマンに借金にきたのだった。アマンが弟に信用できないと言うと、ジャンヌを質草に置いていく。ジャンヌは子供を出産し、アマンはふたりの面倒をみるが、そのことによって村人たちのアマンを見る目が変わり、結婚の約束をしていた長老の娘からも疑われ、アマンは村での地位と仕事を失なってしまう。

スタッフ

監督・脚本・製作:セリック・アプリモフ
製作:佐野伸寿
撮影:ボリス・トロシェフ
音楽:カズペック・ウスパーノフ
編集:ディナ・ベルスグーロバ
録音:アンドレイ・ウラズネフ
美術:サビト・クルマンベコフ

キャスト

アマン:サビト・クルマンベコフ
ジャンナ:イネッサ・ラディオノバ
ボス:ヌルジュマン・イフティンバーエフ
警察署長:ムカンガリ・アブドラーエフ
カナート:エルジャン・アシム

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