世界的人気を誇る巨匠・大友克洋が初めて挑んだ実写作品！

1991年／日本映画／97min／発売：ＳＭＥ・ビジュアルワークス

2001年8月22日ＤＶＤ発売 1991年4月劇場公開作品

解説

膨大なイメージ、繊細なディテールをもって独自の世界を描き続け、劇場アニメーション作品『ＡＫＩＲＡ』『ＭＥＭＯＲＩＥＳ』監督、『スプリガン』総監修などで若い世代にカリスマ的人気を誇る大友克洋。劇場公開当時大きな話題を呼んだ本作は、表現の限界に挑む作家としての彼の記念すべき実写初監督作品。外国人と日本人のカルチャー・ギャップのすれ違いをアクションや笑い、さらにはオカルトまでを交えて描いた話題作。

ストーリー

アジアの人々が住むボロアパートに、ヤクザが地上げにやって来た！
日本−東京−新宿。アジアの中のニューヨークとも言えるような猥雑で混沌としたこの街に、アジア人達が住むボロアパート南海荘があった。すでに日本人住人は誰一人いないこのアパートから、彼らを追い出すために、一人のチンピラ一太がやってきた。立ち退きの起源は、１週間！ニュー世代インターナショナルヤクザ一太の立ち退き嫌がらせ作戦が始まる。日本語、英語、中国語、アジア各国の言葉が入り交じりカルチャー・ギャップのカオスとなるアパート。逆転する価値観、流転する感情、純粋培養されるアイデンティティー。「皆同ジアジア人デス。」「一緒ニ住ンデモ気ニシナイヨー」と言う人達に「日本人は、アジア人じゃなーい！」と、叫ぶ一太。
そのとき、アジアの封印が解かれ、アパートは恐怖の空間へと変貌していく…。

スタッフ

監督：大友克洋
原案：今敏
脚本：大友克洋、信本敬子

キャスト

一太：田中博樹（サブ）
日で：中村ゆうじ
国分：清水宏
和夫：出川哲郎
美咲：中川喜美子

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