「岸和田少年愚連隊」シリーズ第四弾!

2000年/日本映画/ビスタサイズ/上映時間94分/ 配給:ドラゴン・フイルム&セディックインターナショナル

2000年7月7日(金)より新宿ジョイシネマにてレイトロードショー公開 2000年8月25日よりビデオレンタル開始

公開初日 2000/07/07

配給会社名 0143/0198

公開日メモ 大阪・岸和田の悪ガキたちが、恋あり、乱闘あり、友情ありでグラウンドを駆けずり回る。主演はテレビのバラエティ番組で大活躍のココリコと人気アイドル・安西ひろこが映画初出演。“

解説

人気映画シリーズ「岸和田少年愚連隊」の第四作がついに完成!
 大阪・岸和田の悪ガキたちが、恋あり、乱闘あり、友情ありでグラウンドを駆けずり回る。主演はテレビのバラエティ番組で大活躍のココリコと人気アイドル・安西ひろこが映画初出演。“岸和田シリーズ”の悪ガキをナインティナイン、千原兄弟からバトンタッチされたココリコが演じる。特に、元甲子園球児の遠藤のキャッチボールシーンは感動的。名作「フィールド・オプ・ドリームス」を思わせる。マドンナ役には安西ひろこが熱演。少年たちの憧れのお姉さんを弾けんぱかりの魅力で見せてくれます。共演者には、“岸和田シリーズ”全作品に出演している笑福亭松之助、また「望郷」で主演した長田融季(りあるキッズ)を筆頭に少年たちが素晴らしい。
 ハードボイルドの旗手、「蘇える金狼」の渡辺武監督が初めて青春ドラマに挑戦、井筒和幸(第一作)、三池崇史(第二作、第三作)とは違ったオリジナルな岸和田ワールドを作り上げた。原作は「岸和田少年愚連隊」の中場利一、その切なくも怪しげな雰囲気を「中国の鳥人」、「岸和田少年愚連隊シリーズ「〜血煙り純情篇」「〜望郷」のNAKA雅MURAが脚本化。撮影は「岸和田愚連隊」で井筒監督とコンビを組んだ浜田毅。また、TORSTEN RASCH(トルステン・ラッシュ)の音楽がせつない。

ストーリー

1983年・冬。冴えない日々を過ごすガス(遠藤章造)は、新聞記事で海外の飛行機事故の死亡者に少年時代、一緒に野球をした隆二の名前を見つけた。何も知らないユウジ(田中直樹)は落ち込んでいるガスをからかうが、ガスの心は野球に夢中になっていた少年時代へ…。時は1970年、ガスはリイチ(長田融季)のジィやん(笑福亭松之助)が作った草野球チーム“岸和田ロマンズ”でユウジやリイチ、小鉄、憧れのマネージャーさま(安西ひろこ)と純粋に野球を楽しんでいた。ところが、ジイやんはリイチの叔父・カズオ(伊藤洋三郎)たちと共謀して岸和田ロマンズの試合で野球トバクをしていた。マネージャーさま1は怪しいと感じているが、少年たちは無邪気に試合の勝ち負けに一喜一憂している。そんな時、リイチの宿敵・定が野球で挑戦を申し込んできた。ガスが野球を教えてもらっていた隆二の大切なグローブを定のチームメイトが盗んでいたことから、乱闘になるが、野球で決着をつけることに…。ガスが熱心にチーム入りを勧誘していた隆二も“岸和田ロマンズ”入りする決心をした。隆ニは不治の病と言われ、母親からスポーツを禁じられていたが“悔いのない人生を送りたい”とエースとして登場。試合当日、定のチームにはとても小学生とは思えぬ選手(カズ山本)も含まれていた。マウンドに立つ隆二。すると、突然グランドの外へ走りはじめてしまった。どうなる岸和田ロマンズ!

スタッフ

製作:木村政雄、小林一公
企画:中沢敏明
原作:中場利一
プロデューサー:西村大志、木村俊樹、前田茂司、南雅史
監督:渡辺武
脚本:NAKA雅MURA
撮影:浜田毅(J.S.C.)
照明:松岡泰彦
美術:萩原勲
音楽:TORSTEN RASCH
録音:深田晃
編集:宮島竜治
音響効果:福島行朗
助監督:山村淳史
製作担当:向井達矢
製作:吉本興業株式会社、株式会社ネオ・クラフト、株式会社セディックインターナショナル
製作協力:エクセレントフィルム、楽映舎
配給:ドラゴン・フイルム&セディックインターナショナル

キャスト

ガス:遠藤章造(ココリコ)
ユウジ:田中直樹(ココリコ)
マネ一ジャーさま:安西ひろこ
カズオ:伊藤洋三郎
カズオの弟・好一:土平トンペイ
少年時代のガス:小野浩史
リイチ:長田融季(りあるキッズ)
隆ニ:辻本賢人
少年時代のユウジ:濱口和之
小鉄:鶴本崇文
喫茶店のマスター:中場利一
助っ人:カズ山本
ガスの兄:北村一輝(友情出演)
ジィやん:笑福亭松之助

©吉本興業株式会社/株式会社ネオ・クラフト/株式会社セディックインターナショナル

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