キムチが食べられない「在日コリアン」が描く愛すべき人たち

1999年韓日青少年映画祭・監督賞受賞 1999年山形国際ドキュメンタリー映画祭アジア千波万波・特別賞&NETPAC(最優秀アジア映画)特別賞受賞 1999年東京国際映画祭 ニッポン・シネマ・ナウ出品 1999年ソウルドキュメンタリー映画祭フォーカス・オン・ジャパン出品 2000年香港国際映画祭出品 2000年スイス・ニヨン国際ドキュメンタリー映画祭出品

1999年/日本映画/カラー/スタンダード/日本語・韓国語/52分 配給:ビターズ・エンド

2006年5月27日から6月2日まで、シネマアートン下北沢にてアンコールロードショー 2000年8月12日よりBOX東中野にて公開

公開初日 2000/08/12

配給会社名 0071

公開日メモ 哲明は、韓国人祖父母を持つ「在日コリアン」。家には”キムチ”が欠かさずあったが、彼はキムチが嫌いであった。

解説


哲明は、韓国人祖父母を持つ「在日コリアン」。家には”キムチ”が欠かさずあったが、彼はキムチが嫌いであった。しかも、哲明にとっては韓国のイメージは悪かった。小学生の社会科の授業で、教科書に「日本は過去に朝鮮半島を・・・」と書いてあり、なぜかビクビクしていた。国籍は日本だが何か気になる、考えると不安になる。そんな理由から、韓国のことは考えないようにしていた。ところが、日本映画学校に入ってから人が変わったように「ぼくは在日韓国人なんだ−−」などとカミングアウトするようになった。しまいに、大嫌いなキムチまで食べて吐き出す・・・。そして、これまで避け続けていた「在日コリアン」をテーマにした、本作を製作した。

 「アンニョンハセヨ」という言葉に「こんにちは」と「さようなら」の意味が込められている。それを皮肉ったタイトル『あんにょんキムチ』。松江哲明とって、「こんにちは韓国」なのか「さようなら韓国」なのか、結論はまだ見えていないけれど・・・。

ストーリー

スタッフ

企画・監督:松江哲明

キャスト

松江哲明

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