Amazon—アマゾン—
そこには神秘と伝説の世界が果てしなく広がる——。
1997年/アメリカ/カラー/38分/ 配給:株式会社さらい
2001年5月12日から東京アイマックスシアターにて特別公開 2001年6月2日より7月6日まで東京アイマックスシアターにて公開
(C)MCMXCVII OGDEN ENTERTAINMENT INC.
公開初日 2001/05/12
公開終了日 2001/07/06
配給会社名 0041/0132
公開日メモ 5千種類以上の魚類の生息地であり、川岸には何十万種類の植物が生息するアマゾン。「アマゾン」は美しい映像の紀行映画であると同時に、まったく異なる世界に属しながら、共通の事柄を追求する2人の"薬学専門家"の感動的なストーリー
解説
世界最大の川、全文明の源。
アマゾンの不思議を発見!
5千種類以上の魚類の生息地であり、川岸には何十万種類の植物が生息するアマゾン。「アマゾン」は美しい映像の紀行映画であると同時に、まったく異なる世界に属しながら、共通の事柄を追求する2人の”薬学専門家”の感動的なストーリーでもある。カメラは、ボリビアのシャーマン、ママニとアメリカ人の民族植物学者マーク・プロトゥキン博士が土地の植物の治癒性を追及する姿を追う。
熱帯雨林の頭上を覆う木々の枝の下で、西洋医学とインディアンのシャーマニズムが合体するのだこの二つの力が協力すれば、いまだに治療法のない病気の治療薬を見つけることも夢ではない!植物の治癒力は西洋医学にとって必ずしも新しいことではない。今日の処方薬の1/4は元々植物から作られたものだからだ。さらに、アマゾンやその他の熱帯雨林には、地球上に棲む動物の種類の半分が生息していることも忘れてはならない。映画は観客をアマゾンの全域に案内し、ユニークな動物達を紹介してくれる。バク(アマゾンに生息する最大の陸上動物)、ジャガー、一度もカメラに収められたことのない珍しい種類の猿、トカゲ、ナマケモノなどだ。魚類では、ピンクドルフィン、500ボルトの電気ウナギ、ピラニア、長さ1.8メートルを超すピラルクなども登場する。
「アマゾン」は観客を美と神秘の世界に誘う。そしてそれは、いつまでも観客の心に残ることだろう…。キース・メリル監督の9作目は、大型映像だけが成しうる教養と娯楽を提供してくれる。また、大型映像史上歴史に残るドキュメンタリー・ムービー遺産と言ってもいいだろう。
ストーリー
大河の活力と脅威。
アマゾンが伝えるメッセージとは!
美しい映像とドラマの間に、非常に明確な自然保護のメッセージと、その地域が失われる前に西洋文明がそこから学ぶチャンスはないのではないかという危惧が描かれている。熱帯雨林は1分間に100エーカーの割合で縮んでおり、今世紀の初めから現在までに、ブラジルだけで90部族以上が絶滅した。
また、世界中の植物の種類の10%が2千年までに絶滅すると予測されている。アマゾン川流域の主な蛋白源は魚類だが金採掘によって減少しているのも事実だ。無責任な伐採、公害、人口過剰などがアマゾンの熱帯雨林破壊を引き起こしている。
アマゾンの自然保護運動の熱心な支持者であるマーク・プロトゥキン博士は、アマゾン川流域で科学的利益と経済的利益は絶対に共存できると主張する。「…この映画は人々にアマゾンの熱帯雨林の治療術、科学、冒険、詩、医薬的可能性を伝えるために作られた最も重要なツールとなる可能性を秘めている。」
…マーク・プロトゥキン博士
スタッフ
監督:キース・メリル
脚本:キース・メリル、ローレン・マッキンタイア
音楽:アラン・ウィリアムズ
製作:ジョナサン・スターン、キース・メリル
キャスト
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