日本映画界の新しい息吹が生んだ空前の映像プロジェクト 少年アモンの愛と闘いのドラマが、 この夏、かつてない奇跡を呼び起こす。

2000年/日本映画/カラー/配給:ブエナビスタ

2001年3月7日DVD発売/2001年3月07日ビデオ発売&レンタル開始 2000年7月22日より渋谷東急系にて夏休みロードショー

製作発表記者会見::http://www.nifty.ne.jp/rforum/fanime/headline/9909/21windboy/index.htm 声優発表記者会見::http://www.nifty.ne.jp/rforum/fcinema/topics/200004/01kaze/index.htm

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公開初日 2000/07/22

配給会社名 0069

解説

 ここ数年、日本映画の観客数が増加の傾向にあります。それを支えているのは良質なアニメーションであるといっても過言ではありません。また、世界的にもハリウッドメジャーが続々と製作を開始するなど、アニメーション映画は多くの観客に受け入れられる最も注目されるジャンルのひとつになっています。そして、21世紀を目前に控えた今、新たなアニメーション大作がここに誕生しようとしています…

 永年に渡り世界各国において環境問題に取り組んできたC.W.ニコルの原作『風を見た少年』のファンタジー色溢れる世界を創作すべく、今回の映画化にあたって豪華なスタッフ陣が集結しました。
 マクセル会長佐藤東里みずからが製作を総指揮。『課長・島耕作』、『ラヂオの時間』など、多くの劇映画のみならず、劇場用長篇アニメーションとしてもヒット作『あしたのジョー』を手掛けた増田久雄がプロデュースを担当します。
 ファンタジー溢れるC.W.ニコルの小説の映画化に際しては、脚本に『恋極道』の成島出、アニメーション監督にテレビスペシャル「ルパン三世炎の記憶」、映画『アンパンマン勇気の花のひらくとき』で見事な演出力を発揮した篠原俊哉の両新鋭を起用し、『ゴジラ』シリーズを始め、多くのエンターテインメント大作を手掛けたベテラン大森一樹が総監督としてその作品統括に当たります。アニメーション映画に重要なキャラクターデザイン、作画監督は『Dr.スランプ』、『ドラゴンボール』、『タッチ』の前田実。録音監督は『写楽』、『ラヂオの時間』で2回に渡り日本アカデミー録音賞を獲得した瀬川徹夫が、世界へ向けての映画サウンドをプランニングします。
 劇場用長篇アニメーション『風を見た少年』は、新しい時代の幕開けに相応しい、エンターテイメント作品です。
 世代を超えた全ての人々にこの映画を贈ります。

ストーリー

アモンは天才物理学者の父フリッツと優しい母マーゴの愛に育まれ、ハンベルで幸せに暮らしていた。アモンは不思議なカを持つ少年だった。初めてその力を見せたのは、死にかけた子猫を助けた時だった。アモンの両手からはキラキラ輝く光と驚異的なエネルギーが誕生し、瀕死の子猫が父フリッツの目の前で生き返ったのだ。フリッツは息子が持つ特殊な能力に驚情すると共に、不吉な予感に青さめていく。
 その頃、黄金龍帝国を復活させ世界征服を目論むプラニックはフリッツ博士の開発した新エネルギーを大量殺裁兵器”微粒子爆弾”に利用しようとしていた。それを知った一家は国外脱出を計るが、その途中フリッツとマーゴは命を落としてしまう。
 「”光遊ぴ”をしてはいけない…」それが父の最期の言葉だった。
 奇跡的に助かったアモンは無気味なブラニックの飛行船に拉致されてしまう。そこでアモンを待ちかまえていたのはフリッツ博士の助手ルチア。彼女はブラニックのスパイとしてフリッツ博士のもとに送り込まれていたのだ。ルチアだけは、微粒子爆弾の誕生にアモンの不思議な力が必要不可欠であることを知っていた。

 闘うことを知らない無垢な少年は、いま、自らの力を解き放つ。愛する者たちを守るために。

スタッフ

総監督:大森一樹
原作・監修:C. W. ニコル「風を見た少年」講談社刊
製作総指揮:佐藤東里
製作:増田久雄
アニメーション監督:篠原俊哉
脚本:成島出
キャラクターデザイン:前田実
制作:日立マクセル、プルミエ・インターナショナル
配給:ブエナビスタ・インターナショナル

キャスト

安達祐実
前田亜季
内藤剛史
あおい輝彦

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