原題:SAVE THE LAST DANCE

少女は見知らぬ街で"恋"を知った。

2001年1月12日全米初公開

2001年/アメリカ/カラー/ヴィスタサイズ/ドルビーSRD・SDDS/113分 字幕スーパー翻訳:戸田奈津子/サントラ盤CD:ハリウッド・レコードカッティング・エッジ 配給:東宝東和

2002年4月25日よりビデオ&DVD発売 2001年8月11日より日比谷みゆき座ほか全国東宝洋画系にて公開

公開初日 2001/08/11

配給会社名 0002

公開日メモ 今年1月、アカデミー賞の呼び声も高かったトム・ハンクス主演作品『キャスト・アウェイ』の公開2週目を見事に破って2週連続全米No.1に輝き、アメリカ中を爽やかな感動で包んだ話題作がこの夏、いよいよ日本でも公開になる。『セイブ・ザ・ラストダンス』である。

解説



《この夏、さわやかな感動がついに日本へ!!》
今年1月、アカデミー賞の呼び声も高かったトム・ハンクス主演作品『キャスト・アウェイ』の公開2週目を見事に破って2週連続全米No.1に輝き、アメリカ中を爽やかな感動で包んだ話題作がこの夏、いよいよ日本でも公開になる。『セイブ・ザ・ラストダンス』である。

何よりもバレエを愛するサラは、名門ジュリアード音楽院への大事なオーディションの最中に母親を交通事故で失ってしまう。自分のせいで母を亡くしてしまったと思い込んだサラはバレエをあきらめ、幼い頃に別れたミュージシャンの父親ロイと共にシカゴで住み始めるが、そこで待っていたのはまったく新しい学校生活。数少ない白人生徒であり今までとは全く違う生活環境に戸惑うサラだったが、そんな彼女を地元のヒップホップ・クラブに連れ出したのは、同級生のシェニールと弟のデレクだった…。

主演のサラには、「ローリングストーン」誌が選ぶ2001年上半期”いま最高にクールなスター”のジュリア・スタイルズ(『ハムレット』”State&Main”)、ボーイフレンドのデレク役には舞台やテレビで活躍中の新星ショーン・パトリック・トーマス(『クルーエル・インテンションズ』『戦火の勇気』)。デレクの幼なじみで悪友のマラカイ役には、プラチナ・レコードを誇るラップ・ミュージシャンであり役者の仕事もこなすフレドロ・スター。
監督はテレビ映画界で活躍し、すでに3度のエミー賞受賞者であるトーマス・カーター(『スウィング・キッズ』『ネゴシエーター』)。製作スタッフチームは、撮影監督ロビー・グリーンバーグA.S.C.、編集ピーター・E・バーガーA.C.E.、美術監督ポール・イーズ、衣装デザインはサンドラ・ヘルナンデス。かつて『スウィング・キッズ』でダンスと音楽と融合させた経験のあるカーター監督は「ヒップホップが現代社会で際立ったポップ・カルチャーであるのは間違いない」と言い切る。
この若々しい躍動感を映画で表現するため熱心にキャストの指導に取り組んだのは、M.ジャクソン、バックストリート・ボーイズ、ウィル・スミスなどのビッグ・アーティストを手がけ数々の賞に輝いた振付師ファティマ。また、全米ではすでにミリオンセラーとなったサウンドトラックには、現在最もホットなR&B・ヒップホップ系ミュージシャン達=K-Ci&Jojo、ルーシー・パール・フューチャリング、スヌープ・ドッグ&Qティップ、アテナ・ケイジ、R&B界の歌姫ジル・スコットなどが収録され、このアルバムから4枚のシングルがリリースされている。日本での発売は、ハリウッド・レコード/カッティング・エッジより2001年6月6日予定。

パラマウントとMTVとの共同製作によるこの作品は、この冬日本でもスマッシュ・ヒットとなった『ダンサー・イン・ザ・ダーク』『リトル・ダンサー』同様、ダンスをモチーフに描かれたドラマであるが、1人の少女が”恋愛”を通じて困難を乗り越え成長していく様を描いたラブ・ストーリーなのである。

ストーリー



イリノイ州の小さな田舎町で生まれ育ったサラ(ジュリア・スタイルズ)は、バレエをこよなく愛し、名門ジュリアード音楽院への進学を夢見ている。ところが大事なオーディションの最中に唯一の身内である母親を交通事故で亡くしてしまう。自分のせいで母を失ってしまったと思い込んだ彼女は絶望のあまり夢をあきらめ、幼い頃に別れたミュージシャンの父親ロイ(テリー・キニー)とシカゴのサウスサイドに住むことになる。しかし、そこで始まった新しい学校生活は、これまでの彼女の生活とははるかに隔たっていた。
黒人がほとんどを占める高校の中で数少ない白人生徒のサラは、母親の死というまだ生々しい記憶と戦いながらも、校内でも人気のある女のコ、シェニール(ケリー・ワシントン)と親しくなる。シェニールは未婚の母で、ハンサムな弟デレク(ショーン・パトリック・トーマス)は医者を目指しているという。彼はダンスも上手く”ステップス・クラブ”という地元ヒップホップ・クラブの人気者だ。デレクはサラをヒップホップという新しい世界へと連れ出す。しかし、デレクのかつての恋人ニッキー(ビアンカ・ローソン)は怒りを隠さない。決して恵まれているとは言えない環境の中でも努力を続ける、そんな生真面目な一面を持つデレクとサラは、ヒップホップのスタイルや新しいステップの練習を通じて互いに惹かれていく。しかしデレクのこの新しい恋は、幼いときからの親友で、いまや暴力的な地元のギャング団の一員となったマラカイ(フレドロ・スター)からも猛烈な反対をうける。やがてサラは気がつき始める——彼への愛情と献身のせいで、デレクの大事な家族や友人との関係、明るい未来への希望が崩れ去ってしまうのでは!?白人の彼女との付き合いを周りから反対されながらもデレクはサラに、一度はあきらめたバレエヘの夢に再挑戦するよう説得するが、2人にはさらなる問題が待ち受けていた・・・。

スタッフ

製作:ロバート・W・コート、デビッド・マッデン
製作補:マリー・キャンティン
監督::トーマス・カーター
原案:デュエイン・アドラー
脚本:デュエイン・アドラー、シェリル・エドワーズ
撮影:ロビー・グリーンバーグA.S.C
編集:ピーター・E・バーガーA.C.E
プロダクション・デザイナー:ポール・イーズ
美術:ダイアン・ヒューズ
セット美術:トリシア・シュナイダー
衣装:サンドラ・ヘルナンデス
キャスティング:アビー・カフマン
プロダクション・マネージャー:ダニエル・デューガン
音楽スーパーバイザー:マイケル・マックアーン
音楽:マーク・アイシャム
ヒップホップ振り付け&演出:ファティマ
バレエ振り付け&演出:ランディー・ダンカン

キャスト

サラ:ジュリア・スタイルズ
デレク:ショーン・パトリック・トーマス
シェニール:ケリー・ワシントン
マラカイ:フレドロ・スター
ロイ:テリー・キニー
ニッキ:ビアンカ・ローソン
スヌーキー:ビンス・グリーン
ケニー:ガーランド・ウィット
デイジー:エリザベス・オアス
アーベル:アーテル・ジャロッドウォーカー
リップ:コーリー・スチュワート
グリン:ジェニファー・アングリン
ママ・ディーン:ドロシー・マーティン
リンジー:キム・トルスティ
列車の女性:フェリシア・フィールズ
グィン先生:オーラ・ジョーンズ
キャンペル婦人:タブ・ベイカー
ウォン:ケビン・レイド
スターン審査員:アンドリュー・ローゼンバーグ

LINK

□IMDb
□この作品のインタビューを見る
□この作品に関する情報をもっと探す
http://www.savethelastdance.com/
ご覧になるには Media Player が必要となります