ひかりのまち
原題:WONDERLAND
淋しさを ロンドンの音と光が包んでくれる
1999年第52回カンヌ国際映画祭正式出品 1999年イギリス・インデペンデント・フィルム・アウォード最優秀英国映画賞 2000年イギリス・アカデミー賞最優秀英国映画賞ノミネート
1999年イギリス/BBC=ポリグラム提供/キスメット・フィルム/リヴォリューション・フィルムズ作品/カラー 配給:アスミック・エース エンタテインメント
2010年08月27日よりDVDリリース 2001年3月9日DVD発売/2001年3月9日ビデオ発売&レンタル開始 2000年9月2日よりシネセゾン渋谷にて公開
公開初日 2000/09/02
配給会社名 0007
解説
「バタフライ・キス」では女の子の痛ましい性を、「ウェルカム・トゥ・サラエボ」ではテレビジャーナリズムの欺瞞(ぎまん)さを、「アイウォントユー」では狂気の愛の深みと、常に異色のテーマを追い、斬新な映像と鋭敏な音楽センスで世界中の若者を熱狂させてきたマイケル・ウィンターボトム。
その彼が最新作で挑戦したのが、ロンドンの街を舞台にしたありふれたラヴ・ストーリー「ひかりのまち」。手持ち16mmカメラでオール市内ロケを慣行したスタイリッシュな映像と、マイケル・ナイマンのエモーショナルな音楽。愛に満ちあふれた日常を優しいまなざしでリリカルに描きあげた恋愛映画の傑作です。
ストーリー
11月のロンドン、3人の姉妹の過ごすそれぞれの週末。
愛のない結婚生活を続け、家を出ていった息子ダレンのことでお互いなじりあってばかりの両親、もうすぐ待望の出産をひかえている三女のモリー、別れた夫ダンとの間に9歳の男の子がいるが、街で夜を過ごす長女のデビー。そして一人暮らしで恋に落ちる相手を待っている次女ナディア…。いつもと変わらないように思えた週末、それぞれの人生が交錯していく…。
マイケル・ナイマンの叙情的なピアノの旋律にのせて、マイケル・ウィンターボトムが映像に結実させた“ワンダーランド”。手持ち16mm撮影によるスタイリッシュな映像で、日常生活の偶然の出会いとふれあい、慈愛に満ちた再生の物語を、独特の空気感とリアリティで集大成として作りあげた傑作!
スタッフ
監督:マイケル・ウィンターボトム
脚本:ローレンス・コリアト
撮影:ショーン・ボビット
音楽:マイケル・ナイマン
編集:トレヴァー・ウェイト
プロダクション・デザイン:マーク・ティルデスリー
キャスト
シャーリー・ヘンダースン
ジナ・マッキー
モリー・パーカー
イアン・ハート
スチュワート・タウンゼント
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