原題:JEANNE ET LE GARCON FORMIDABLE

1998年ベルリン国際映画祭公式コンペティション部門正式出品作品 1998年パリ国際映画祭最優秀女優賞受賞(ヴィルジニー・ルドワイヤン) 1999年セザール賞ノミネート 第一回監督作品賞・音楽賞

1998年/フランス映画/98分/35mm/カラー/1:2.35 シネマスコープ/ドルビーDSR 配給:アルシネテラン

2000年4月22日よりキネカ大森にてレイトショー公開 2000年10月20日よりビデオ発売・レンタル開始

公開初日 2000/04/22

配給会社名 0013

解説

オリヴィエ・アサヤスやクロード・シャブロル、ブノワ・ジャコらの作品に出演し、その後も多くの監督から出演オファーの絶えない、人気と実力を兼ね備えたフランスの若手女優ヴィルジニー・ルドワイヤン。
エドワード・ヤンの「カップルズ」では、台北に舞い降りたフランス人少女役で、鮮烈に世界デビューを飾ったが、「トレインスポッティング」のダニー・ボイル監督最新作「ザ・ビーチ」では、レオナルド・ディカプリオと共演、ついにハリウッド進出を果たした。
まさに、今最も脚光を浴びている女優である。本作では初めてミュージカル映画に挑戦し、1998年パリ国際映画祭最優秀女優賞を獲得。
運命の恋人を求めて自由に恋愛を楽しむ等身大のジャンヌ役を、感受性豊かに生き生きと演じている。
キュートでセクシーなルドワイヤンの魅力が本作でも健在である。

新感覚の1990年代フレンチ・ミュージカル
フランスのミュージカル映画と言えば、今やフランスを代表する女優カトリーヌ・ドヌーヴの初々しさが印象的な、ジャック・ドゥミの「シェルブールの雨傘」や「ロシュフォールの恋人たち」がすぐに思い浮かぶが、本作は、従来のミュージカル映画のイメージを打ち破った、新感覚のフレンチ・ミュージカルである。

パリの街角にいるような今どきの女性ジャンヌが、ある日HIV感染者である男性と恋に落ちたことから生まれる様々な出来事を、歌とダンスを取り入れながら綴っていく。
時に明るく、時に切なく、登場人物たちの感情の機微をドラマティックかつリアルに描いており、1998年ベルリン国際映画祭公式コンペティション部門に正式出品された際には、その新鮮さで大喝采を浴びた。
今回が初共同監督作となるオリヴィエ・ドゥカステルとジャック・マルティノは、ジャンヌの軽やかさと2人の愛の情熱、そしてエイズというテーマを見事に融合させ、現代のミュージカル映画を完成させた。

ストーリー

スタッフ

監督:オリヴィエ・デュカステル、ジャック・マルティノ
脚本:ジャック・マルティノー
音楽:フィリップ・ミレール
美術:ルイ・スブリエ
衣装:ジュリエット・シャノ−

キャスト

ヴィルジニー・ルドワイヤン
マチュー・ドゥミ
ジャック・ボナフェ
ヴァレリー・ボヌトン
ドニ・ポダリデス

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