アイアン・ジャイアント

原題：Iron-Giant

☆ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2000出展作品::http://www.nifty.ne.jp/fanta/yubari/index.htm

(全米1999年8月6日公開)

1999年/アメリカ映画/86分/ワーナー・ブラザーズ配給

2007年12月07日よりDVDリリース 2007年07月17日よりDVDリリース 2000年4月15日よりワーナー・マイカル・グループにて公開 2000年7月20日よりDVD発売 2000年6月9日よりビデオレンタル発売

公開初日　2000/04/15

配給会社名 0085

解説

ストーリー

1957年10月、アメリカは沢山の頭痛を抱えてうめいていた。ロックン・ロールにテレビの台頭に、核開発。更に、10月4日、ソビエト連邦は世界ではじめて人工衛星スプートニク号を大気圏外の軌道に乗せることに成功していた。ついに宇宙を舞台にした大国間の競争が公式に開始されたのだ。冷戦はいやが上にも冷たさを増した。人々は自分進の隣人が信じるに足る人々かを疑う様になり、更には友人達まで不信の目で見る様になった。

しかし、ここメイン州のロックウエノレという小さな町に住むアニー・ヒューズ(声：ジェニファー・アニストン)にとって目下の頭痛は、９歳になる息子のホガース(声：イーライ・マリエンターノレ)と自分の夕食に何を作ったら良いかという事だけだった。地元の軽食堂で働いているシングル・マザーのアニーは、四六時中ミュータント・エイリアンや攻撃的侵略者達の地球侵入を油断なく見張っている、頭の良さも想像力も人一倍の息子の世話に手をやいていた。

ある日、アニーの食堂に地元の漁師が食事に来て、身体を金属で覆われた巨大な男が海に落ちるのを目撃したと興奮しながら語ったが、誰も本気でとりあわない。当然の事なカミらこの話はエイリアン侵入に警戒怠らないホガースの最大の関心事となり、ついに単身この巨大ロポット探索に出かけてゆくことになる。そこで彼が発見したのは、50フィートもある巨人で、驚く程の食欲で金属をムジャムジャ食べ、地球という未知の世界に子供の様に目を輝かせ何でもかんでも知りたがる”アイアン・ジャイアント”だった。

この巨大ロボットを目撃した人の口から噂は広まり、やれエイリアンの侵略だ、果てはロシア製秘密兵器でロックウェルの全滅も目前、と小さな町は大騒ぎになる。ついには政府のエージェント、ケント・マンスリー(声：クリストファー・マクドナルド)までがロックウェルに派遣されて来る事になった。しかし、気立ての良い”アイアン・ジャイアント”とすっかり仲良くなったホガースは、マンスリーの機先を制し、ビートニク調の少々イカれた友人ディーン(声：ハリー・コニックJr.)に頼み込んで、この”アイアン・ジャイアント”(声：ヴィン・ディーゼル)をディーンの鉄のスクラップ場に隠そうとする。

しかしすでにパニック状態に陥っていた小さな町は、全滅の恐怖にすくみあがっていた。ホガースは友人のアイアン・ジャイアントに事態の収拾を頼み、アイアン・ジャイアントはこの小さな友人を守る為、わが身を犠牲にして、町の人々の恐怖をとりさり、偏見をただす事になるのだ。

人間は何らかの危険にさらされた時、はじめて本当の友人とはどんな人なのか−−−たとえそれが金属で出来た人であろうと−−−を発見出来るものなのである。

スタッフ

監督・原案：ボラッド・バード
製作：アリソン・アベイト、デス・マッカナフ
脚色：ティム・マッカンリース
原作：テッド・ヒューズ
製作総指揮：ピート・タウンシェンド
音楽：マイケル・カーメン

キャスト

アニー・ヒューズ：ジェニファー・アニストン
ディーン・マクコッペン：ハリー・コニックJr.
アイアン・ジャイアント：ヴィン・ディーゼル
マーブ・ローチ／フロイド・タブロー：ジェームズ・ガモン
ミセス・テンセッジ：クロリス・リーチマン
ケント・マンスリー：クリストファー・マクドナルド
シャノン・ロガード大佐：ジョン・マホニー
ホガース・ヒューズ：イーライ・マリエンタール
アール・スタンツ：E.エメット・ウォルシュ

LINK

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http://irongiant.warnerbros.com/
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